記録ID: 7428823
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ハイキング
アジア
ヤズカル氷河(シムシャール・フンザ・パキスタン)
2024年11月02日(土) [日帰り]
![情報量の目安: B](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_B2.png)
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 04:27
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 338m
- 下り
- 356m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:28
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:28
距離 15.0km
登り 338m
下り 356m
9:32
268分
スタート地点
14:00
ゴール地点
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にないが、そこまではっきりした道があるわけでもない。電波はSCOのsimを買えばシムシャール村からでも不安定ではあるものの弱く入るようだが、基本的には電波もないと思った方がいい。私はガイドをつけて行ったが、もし一人で行くならばあらかじめGPSルートを入れた上で、時折ルートファインディングしながら進むことになると思う。 |
写真
感想
シムシャール村からヤズカル氷河への日帰りトレッキング。
泊まっていたシムシャール・ハイツホテルのオーナー、アサドさんにガイドをしてもらった。ガイド料は5000ルピー。
アサドさんはK2やブロードピークのガイドもしているすごい方。今年K2で中島さん・平出さんが滑落したという悲しいニュースがあったが、同じ時期にアサドさんは、カラコルム・エクスペディションというツアーをガイドしてブロードピークに登頂したとのこと。登る前、麓のベースキャンプで二人と会って会議をしたとの話を聞いた。伝説的な登山家二人を亡くしたと、悲しむ気持ちは私たちと一緒だった。
アサドさん曰く、平出さんは今後標高7884mのディスタギール・サールに、大変難しいシムシャール側北面からの未踏ルートで登頂する計画も立てていたという。もう登れないことが残念でならない。
トレッキング自体は美しいシムシャールの谷を進む平坦な道のりだが、最後のモレーンに登る部分が急登で、空気も薄いのでゆっくり登った。
モレーンの稜線に出ると、一気にヤズカル氷河の全貌が開ける。純白な氷河が見渡す限り広がり、思わず感嘆が漏れる。氷河の上流には2座の7000m峰が聳え、対岸にもかっこいい山が見えていた。
アサドさんが持ってきてくれたローカルブレッドをいただきながら、美しい光景を目に焼き付けた。
カラコルムハイウェイ上には人も多かったが、シムシャール、さらにその奥深くまでやってくると誰もいない。静寂の中に、ただ圧倒的な大自然が広がっている。フンザの奥深くまでやってきたという充実感に浸った。
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