記録ID: 7445833
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無雪期ピークハント/縦走
阿蘇・九重
岩と苔「高塚山・天狗岩」
2024年11月04日(月) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 10:17
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,557m
- 下り
- 1,575m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:06
- 休憩
- 2:17
- 合計
- 10:23
距離 17.9km
登り 1,557m
下り 1,575m
6:21
5分
スタート地点
16:44
ゴール地点
天候 | 晴れ 北の風1〜3m 吹いたのは10時頃まで 展望は良い 遠望は霞む 日射しは暖かい |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
6時に1〜2割の入り トイレ有り 道の駅は15km離れている au つながる 白水鉱泉の駐車場を利用するつもりだったが 未明にはトイレがわからなかったので 3km程離れた男池まで移動 そのままスタート位置を変更した 白水鉱泉の駐車場は 登山者無料と言う謎の記載が有ったが 現地で判明した 名水(400Lまで)を汲む人は有料になる 五年置いても腐らないとか |
コース状況/ 危険箇所等 |
男池駐車場から ソババッケ→風池→天狗岩→高塚山→黒岳→前岳→白水鉱泉登山口→男池駐車場と 反時計回りした 苔むした岩塊が印象に残るコースで 岩を縫って歩くところは 新旧のマークと控え目なケルンを追って歩いた ソババッケまで 大木の点在する原生林は 下藪が無くて 落ち葉が敷き詰められる 男池に寄るつもりだったが 引き返して来る家族連れが 倒木で通行止めだと言う 伏流の沢沿いを進むと 水場付近だけ水流有り 苔の岩塊が折り重なり それは果てしなく続く 干上がった沼みたいなところを通過すると そこがソババッケで 平治岳と高塚山の分岐 平治岳にいく人の方が多い 風穴まで 苔の岩塊はしだいに大きくなる 岩塊を渡り歩くところも有る 勾配が緩いのは救い 風穴では5mを超える岩がゴロゴロ 風穴を覗くと 垂直の滑る岩に囲まれた四角い穴で ロープが下がっているが 下りたら上がってこれそうにない 天狗岩まで 岩塊の固まりが点在する急斜面を登り 天狗別れから先で 岩と言うより ピークともいえる天狗岩に取り付く 苔は付いてないが 巨大な岩が折り重なり 足を滑らせたら チョックストーンならぬ チョックマンになりかねない 展望は抜群 高塚山が大きく見える 高塚山まで 大きく見えた割に 近い 展望は良い 周回するか?往復するか?先の方を偵察すると 緩やかな丘のようなピークが見えた 先に進んで周回することにしたけど これは とんだトラップだった 黒岳まで 歩く人が少ないようだ 地形もトリッキーで 落ち葉の道は ルートファインドと言うか?マークファインドしながら歩いた 遠目に緩やかに見える山も 岩塊を縫って歩く道だった 山名標の見当たらないピーク 前岳とその先の由布岳を見た 前岳まで 前岳周辺は岩も大きく 天狗岩と同じくらいシビアだと思う 展望は良い 白水鉱泉まで 苔の岩塊を縫って歩く 歩き易いのは最後の1kmくらい 男池駐車場まで 登りの車道歩き 尻の筋肉がいっぱいいっぱい 各ピークなどで展望有り au 各ピークでつながる |
その他周辺情報 | 長湯温泉の千寿温泉を利用した 薄い黄土色の濁り湯を掛け流す 石鹸・シャンプー・ドライヤー無し 一つだけ有るカランは冷水 まさかの100円 管理人不在なら 箱に入れる |
写真
撮影機器:
感想
九重山の近くまで来たので、ついでに登った高塚山は、なんで全国区にならないのか?と思うようなクリーンヒットだった。
歩き始めは、九重山唯一の原生林でなかなか 趣が良い。
そのうちに、苔むした岩塊が折り重なるようになり、幽玄境の佇まい。
これは、八ヶ岳のようだ!
違った。八ヶ岳を凌駕していた。
苔の岩塊は トラバースしながら 何kmも続き、進むほどに大きくなる。
風穴で 岩のサイズは5mを超えると、一旦ピークになる。
それで終わりではない。
岩塊群の点在する急斜面を登り、岩と言うより立派なピークの天狗岩に近付くと、再び岩は大きくなり、積み上がる岩の隙間に 落ちないように慎重に登り上げる。
日当たりの良い天狗岩は、苔は付かないが 展望抜群。
次ぎに登る高塚山が、大きく見えたけど 歩くと意外に近い。
高塚山も展望良し、天狗岩の余韻に浸った。
ここで、周回するか?往復するか?迷った。
偵察すると、黒岳方面になだらかな山が有る、なだらかならば、歩き易い道が続くのだろうと、周回することに。
多少の登り返しは有っても、下り基調だ。
甘かった、遠目に なだらかでも、岩岩の続く道だった。
前岳の前後などは、天狗岩に匹敵する険しさ。
今日のコースは 今の自分の限界かも?
でも、いい山だった。
大船山や平治岳などを 大迫力で眺め、変化に富んだ道は、十分に全国区で通用する。
ついでなどと言っては、失礼な山でした。
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