近鉄お得なきっぷで行く曽爾高原と倶留尊山

2024年11月04日(月) [日帰り]

• GPS: 04:54
• 距離: 10.7km
• 登り: 787m
• 下り: 972m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:34
• 休憩: 1:20
• 合計: 4:54

距離 10.7km 登り 787m 下り 972m

11:51 スタート地点
11:56 11:59 曽爾高原バス停
12:28 12:29 亀山峠
12:43 12:49 展望広場
12:56 12:58 二本ボソ
13:00 13:02 イワシの口
13:29 14:03 倶留尊山
14:24 14:29 イワシの口
14:30 14:31 二本ボソ
14:42 展望広場
14:58 14:59 亀山峠
15:11 亀山
15:48 15:50 曽爾高原バス停
16:03 16:26 お亀の湯
16:45 太良路バス停

ファームガーデン (お亀の湯) と曽爾高原バス停の間で駐車場待ちの渋滞につかまり途中下車スタート。俱留尊山頂上で昼食。ファームガーデンでお土産選び。

天候

晴れときどき曇り。気温高め。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き）
　鶴橋-名張 7:53-9:08 近鉄大阪線 1210円
　名張駅前(西口)-曽爾高原(途中下車) 10:35-11:50頃 三重交通バス[20] 950円
帰り）
　太良路-名張駅前(西口) 17:06-17:46 三重交通バス[21] 810円
　名張-鶴橋 19:30-20:45 近鉄大阪線 1210円

「曽爾高原すすき散策きっぷ」なら、この鉄道とバスの往復切符にクーポン数枚がついて3680円。当日購入可。自動券売機不可。

コース状況／危険箇所等

危険箇所なし。
二本ボソ〜俱留尊山は要入山料（大人500円）。倶留尊山の尾根道の東側は崖ながら、道幅は広く植生があって覗きこまない限り下は見えないので高度感はなし。急登の岩場が連続するものの手頃なステップがあって昇降しやすい。ただ当日は濡れていてやや滑りそうでした。

その他周辺情報

曽爾高原ファームガーデンに
・曽爾高原温泉「お亀の湯」
・レストラン兼お土産物屋「すすきの館」
・米粉パンの店「お米の館」
・屋台
あと向かいにある草餅やが有名らしいです。
名張駅前の居酒屋兼お土産物屋「賛急屋」

写真

11/4 9:17

名張駅東口にある江戸川乱歩像。名張は乱歩の生地です。なお曽爾高原行きのバスは西口なのでこっちに出たら間違い。

11/4 9:22

9:35発のバスの行列。40人くらいでしょうか。坐って行きたければ早めの電車が吉。

11/4 9:39

江戸川乱歩生誕地公園。

11/4 9:43

石碑の裏面。乱歩先生お馴染のフレーズ「うつし世はゆめ よるの夢こそまこと」が。

11/4 9:47

なかなか風情のある街並みでした。栗羊かん博物館というのが地図にあり気になったのですが見つからず。どうやら大和屋という羊羹屋さんがそうだったようです。

11/4 12:21

亀山峠への登路。アーチを描きながら高度を上げていくので景色が変わって楽しい。

11/4 12:43

ちょうど年に1回秋の山焼きの日でした。春のが有名ですが、秋の山焼きはどういう目的があるのでしょうか。

11/4 12:59

二本ボソまで登ってようやく倶留尊山が姿を現します。距離も高低差もあるように見えますが意外とすぐ。

11/4 13:31

倶留尊山頂上。着いた時は無人でしたが、その後さっき追い抜いたペアや、トレランのグループがやって来ました。

11/4 13:31

三等三角点「具留尊山」(1037.29m)

11/4 14:01

頂上の展望は南側だけ。中央に高見山、背後に大峰山脈。

11/4 14:27

二本ボソ近くのイワシの口から眺める東側。左が尼ヶ岳、右の緩やかな双耳峰が大洞山。

11/4 14:34

紅葉は色づき始め。

11/4 14:50

お亀池が光る。

11/4 15:00

綺麗に稜線の登山道沿いが焼かれていますね。

11/4 15:05

ススキの穂が陽光に輝いて綺麗です。この後雲が出てきたのでこれが最後でしたね。

11/4 16:50

夕焼けが真っ赤。

撮影機器：

SH-54D SHARP

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル

感想

Lunasa

　東海在住の知人を伴って山に行ってきました。事前に希望を聞いたところ、山のあとで温泉に浸かれるところがいいとのことだったのでお亀の湯がある曽爾高原と俱留尊山に。位置的にも概ね中間で標高差もさほどないので頃合いです。去年の同じ11/4に登ったばかりなのですが、この1年でヤマスタの日本百低山スタンプラリーのチェックポイントが追加されたので。日本百低山の関西エリア20座の内16座は登頂済みなのですが…こんな風に再訪する動機になるのでいいですね。

　さて連れとは近鉄名張駅で待ち合わせ。ところが朝連絡があって電車が遅れて予定の近鉄電車に乗れないとのこと。こちらもまだ近鉄のお得なきっぷを買う前だったので中止も含めてしばし相談の後、1時間後のバスに乗ることにして計画続行。今日は比較的時間に余裕があるのでね。とはいえ朝の鶴橋駅ですることもないので私は予定通りの電車に乗車。名張駅に1時間早く着いたので、駅近くの江戸川乱歩生誕地に行ってきました。途中の歴史のありそうな街並みも綺麗で、こんなことでもなければ来ることはなかったでしょう。昨年の倶留尊山行きには無かった要素が加わりました。

　さて予定よりおよそ1時間遅れて知人と合流。10時35分発のバスに乗るべく早めに列に並んだので余裕で坐れました。お客が多くて臨時便が出ましたがそれでもまだ立っている人はいました。早い方の9時35分発のバスに較べるとハイカーっぽい人が少ない印象。9時過ぎに着いた時はハイカーで溢れかえっていて、たまたま居合わせた普通のお客さんが「何これ？今日何かあるの？」と言っていましたが。

　バスは時おり細道で離合のために停まったりしつつそれでも順調に終点一つ手前のファームガーデンまでは来たのですが、そこで駐車場待ちの渋滞で足止め。バスは駐車スペースが空けてあるんだから先に行かせてくれればいいのにと思いつつノロノロと自家用車の列の後ろについて進みます。ファームガーデンで降りた乗客もいましたが、あの人たちはあそこから歩いたのでしょうか。だとしたら賢明な判断です。結局道半ばで無線で会社に確認して、降りたい人は途中下車OKとのアナウンスが運転手さんから出ました。ほとんどの人が歩きを選んでいました。むろん運転手さんはそのままバス駐車場まで…お疲れさまです。10時5分名張駅前発山粕西行きのバスもあったので太良路で降りてそこから歩いても良かったかもしれませんね。

　電車とバス両方の遅れのため1時間余り遅いスタートになりましたが、ともかく予定通りのコース、亀山峠、倶留尊山ピストン、亀山、お亀池と周回。前半の方が日が照っていてススキが映えました。歩いていると暑いくらいでしたが。ススキは去年よりは緑色が濃くまだこれからと言った感じ。すっかり穂を落としているのもありましたが、これは一昨日の大雨のせいかも。紅葉も色づき始めと言った感じでしたね。もっとも落葉ももう結構積もっていて紅葉する前に落ちたような雰囲気も。近年の猛暑のせいでしょうか。

　予定通りならファームガーデンのお亀の湯に浸かって締めとするところでしたが1時間遅れのためクーポンを飲み物に引き換えて、割引券でお土産を買うのがやっとでした。お向かいの草餅屋が人気らしいので少しのあいだ並びましたがこれも売切れだそうで…みんな電車が悪いんや。ファームガーデンを出るバスもとうに出てしまっているので太良路まで歩いてそこからバスに乗りました。もっともこれは遅れて良かった面で、やって来たバスはスカスカで、バス停に並んでいた10人近く全員着席できました。去年はファームガーデンから乗って1時間くらい立ちっぱなしだったので。名張駅から出る他の路線バスはどれも空いていたのでそうじゃないかと期待していました。

　駅に着いたらご飯時だったので駅前の賛急屋という店で夕食のあと解散。和菓子屋の奥が居酒屋になっているという珍しいお店でした。駅周辺に食事できそうな店は見当たりませんでした。居酒屋しか。そんなわけでリクエストの温泉は叶えられませんでしたが、ススキの原は気に入ってもらえたようでよかったです。私も1年前来たばかりですが、江戸川乱歩生誕地とヤマスタのスタンプ、山焼きの現場見物、前回なかった要素がプラスでき、ついでに太良路まで軌跡を伸ばしたので他と繋ぎやすくなったのも満足。

　ススキも紅葉も見頃はこれからと思うのでまだ今年も間に合いますよ。これから行く方には朝はとにかく早く、帰りはバスなら太良路から、をお勧めしたいと思います。

〇今日のヤマスタチェックポイント
●倶留尊山（日本百低山スタンプラリー〈関西エリア20山〉）