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記録ID: 7452870
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ハイキング
近畿

飯道山 / 近江大峰で行場巡り!

2024年11月06日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
03:04
距離
3.9km
登り
375m
下り
374m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:41
休憩
1:24
合計
3:05
距離 3.9km 登り 375m 下り 374m
9:11
29
宮町登山口
9:40
10:34
9
10:43
10:44
15
10:59
11:26
11
11:37
11:38
13
11:51
11:52
24
12:16
宮町登山口
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
飯道山宮町登山口に駐車可
コース状況/
危険箇所等
登山口〜山頂は特に危険箇所なし。
飯道神社裏の行場は自己責任で。
宮町登山口。10台ほどの駐車スペースがある。トイレはない。
2024年11月06日 09:12撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/6 9:12
宮町登山口。10台ほどの駐車スペースがある。トイレはない。
まずは飯道神社に向けて登って行く。
2024年11月06日 09:24撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/6 9:24
まずは飯道神社に向けて登って行く。
キレイな石段が現れたらもうすぐ神社。
2024年11月06日 09:33撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/6 9:33
キレイな石段が現れたらもうすぐ神社。
飯道神社の鳥居。右の石段は木食上人応其墓を経て山頂方面。
2024年11月06日 09:36撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/6 9:36
飯道神社の鳥居。右の石段は木食上人応其墓を経て山頂方面。
江戸時代の物らしい飯道山惣絵図。当時は山全体に神社仏閣がひしめいていたことがよくわかる。
2024年11月06日 09:39撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/6 9:39
江戸時代の物らしい飯道山惣絵図。当時は山全体に神社仏閣がひしめいていたことがよくわかる。
行場は左方向からの時計回り。逆回りは推奨されていない。
2024年11月06日 09:40撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/6 9:40
行場は左方向からの時計回り。逆回りは推奨されていない。
行場の略図。上には「修験道 忍の道」とある。
2024年11月06日 09:41撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/6 9:41
行場の略図。上には「修験道 忍の道」とある。
まずはガンガン下る。
2024年11月06日 09:48撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/6 9:48
まずはガンガン下る。
最初の関門・不動の押し分け岩。ちなみに体形的に通り抜けられない方はスルーして先へ進むこともできる。
2024年11月06日 09:51撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/6 9:51
最初の関門・不動の押し分け岩。ちなみに体形的に通り抜けられない方はスルーして先へ進むこともできる。
ゲッ、狭っま!!これは実にメタボチェッカー。
2024年11月06日 09:51撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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ゲッ、狭っま!!これは実にメタボチェッカー。
ザックを背負ったままでは無理なので空身で通り抜ける。それでもギリギリ。
2024年11月06日 09:52撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/6 9:52
ザックを背負ったままでは無理なので空身で通り抜ける。それでもギリギリ。
押し分け岩のすぐ横にある平等岩。ちなみにこれもスルーできる。
2024年11月06日 09:57撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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11/6 9:57
押し分け岩のすぐ横にある平等岩。ちなみにこれもスルーできる。
まず上に登る時点でかなり難易度高い。
2024年11月06日 09:56撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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11/6 9:56
まず上に登る時点でかなり難易度高い。
平等岩の上からの眺め。めっさ高度感ある。
2024年11月06日 10:02撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/6 10:02
平等岩の上からの眺め。めっさ高度感ある。
このワイヤーを足場に岩の周囲を一周するのが修行なのだそうだが・・・。いや、やめておこう。
2024年11月06日 10:04撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/6 10:04
このワイヤーを足場に岩の周囲を一周するのが修行なのだそうだが・・・。いや、やめておこう。
蟻の塔渡り。積み重なってる岩のバランスどないなっとんねん。
2024年11月06日 10:11撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/6 10:11
蟻の塔渡り。積み重なってる岩のバランスどないなっとんねん。
大岩の隙間に潜り込んでいく胎内くぐり。修験道的には死と新生の意味合いがあるのだろうか。
2024年11月06日 10:14撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/6 10:14
大岩の隙間に潜り込んでいく胎内くぐり。修験道的には死と新生の意味合いがあるのだろうか。
最後の難関・岩上。とはいえ三点支持を心掛けて慎重に登ればさほど難しくはない。
2024年11月06日 10:21撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/6 10:21
最後の難関・岩上。とはいえ三点支持を心掛けて慎重に登ればさほど難しくはない。
ようやく山頂の東の覗に到着。
2024年11月06日 10:29撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/6 10:29
ようやく山頂の東の覗に到着。
ご褒美的な眺望。
2024年11月06日 10:28撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/6 10:28
ご褒美的な眺望。
壮麗な飯道神社本殿。行場は一周1時間といったところか。楽しかった。
2024年11月06日 10:35撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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11/6 10:35
壮麗な飯道神社本殿。行場は一周1時間といったところか。楽しかった。
山頂に向かいます。
2024年11月06日 10:48撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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山頂に向かいます。
11:00、飯道山(664m)登頂。
2024年11月06日 11:01撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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11:00、飯道山(664m)登頂。
琵琶湖や比良山脈がよく見える。
2024年11月06日 11:21撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/6 11:21
琵琶湖や比良山脈がよく見える。
山頂で30分ほど休憩して下山開始。
2024年11月06日 11:34撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/6 11:34
山頂で30分ほど休憩して下山開始。
山頂から15分ほどで杖の権現休憩所に着く。立派な東屋だ。
2024年11月06日 11:39撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/6 11:39
山頂から15分ほどで杖の権現休憩所に着く。立派な東屋だ。
飯道神社まで戻ってきた。
2024年11月06日 11:53撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/6 11:53
飯道神社まで戻ってきた。
下山。いい山だった。
2024年11月06日 12:16撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/6 12:16
下山。いい山だった。
撮影機器:

感想

滋賀の信楽にある飯道山に行ってきた。
この山は近江の大峰山(ダジャレちゃうよ)とも呼ばれ、山上の飯道神社にはスリリングな行場があるという。戦国時代には甲賀忍者の修行の場でもあったらしく、それは是非行ってみたいではないか。

6時半に堺を出発、名阪国道を爆走し、伊賀から信楽に入ってタヌキたちに見送られながら宮町へ。9時に白髭神社下の登山口へ到着、装備を整えて登山開始。
まずは飯道神社に向かって階段の登山道を30分ほど登って行く。道が整備されたキレイな石段になるとすぐ上に神社の鳥居がある。
鳥居をくぐってしばらく行くと本殿へ登る階段と行場へ続く道に分かれる。行場は左の道を行って時計回りであり、逆回りは難易度が上がるのか推奨されていないようだ。
トラバースをガンガン下っていき、天狗岩をすぎると最初の難所である不動の押し分け岩と平等岩が見えてくる。押し分け岩は岩と岩の狭い隙間を潜り抜けるのだが、本当に狭いのでザックは置いて行かなければ通れず、それでもギリギリ。平等岩は縄梯子とクサリがかかってはいるが、スタンスもホールドも乏しくまず上に辿り着くのにかなり難儀する。岩の上からは眺めはいいがそれだけ高度感がものすごく、岩の周囲に張り渡されたワイヤーを足場にして頂上を掴んで一周するのが修行らしいが、ちょっとチャレンジする気にならなかった。ちなみに押し分け岩と平等岩はスルーしても先へ進める。
次の難所、蟻の塔渡りは実に不思議なバランスで積み重なった岩の間を抜ける高度感あるトラバース。うーん文章では説明が難しい。足元は不安定だが左右に岩があるので割と安心して通過できる。
続く胎内くぐりは巨大な岩の折り重なった下へ潜り込んで隙間を通り抜ける行場。縦の移動はあるが押し分け岩よりは幾分ゆとりを持って抜けられる。
最後に岩壁の登攀があり、フィックスロープやクサリを頼りながら垂直に近い岩場をよじ登る。とはいえ足元の花崗岩はグリップがよく効き、三点支持さえ心がけて慎重に登れば技術的にはさほど難しくはない。やはり一番の難所は平等岩だった。
最後に山頂部である東の覗の展望所に着くとご褒美的な眺望が待っている。ここで出会ったお父さんは塩ビパイプで自作したという縦笛をピーヒョロピーヒョロ吹いておられた。いいご趣味である。
約1時間の行場を巡りを楽しんで神社を後にし、飯道山へ向かう。林道から分岐を左に折れると道は本格的な登山道となり、急登や痩せ尾根を経て山頂へ至る。

11:00、飯道山(664m)登頂。
キレイなベンチやテーブルが整備されているのでここでランチにする。ラーメンを作って食い、コーヒーを淹れておやつにする。
山頂にはさわやかな風が吹き、琵琶湖やその向こうには比良山脈の眺望が素晴らしい。眺めを楽しみながら30分ほどゆっくりする。
下山は山頂の逆側へ降りる。西側は比較的緩やかであったのに対して東側は割と急である。粘土質の急坂をガンガン下らされ、こんなに下って大丈夫なのかと心配になりはじめたころに杖の権現休憩所に到着する。
休憩所から少し行くと舗装された林道に合流し、やはりというか登りかえす。やがて山頂部への分岐に戻り、木食上人応其墓を経て飯道神社へ戻る。
下山開始して50分ほどで白髭神社のある宮町登山口へと戻ってくる。登山口から山頂までの往復だけなら2時間もかからなそうだが、行場が楽しすぎた。山頂からの眺望も素晴らしいし、いずれまた来たいと思う程度にはいい山だった。

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