オハイ・頂山・鬼ヶ城・熊野古道（待望のオハイはやっぱり好天の日に！）

2024年11月07日(木) [日帰り]

• GPS: 07:33
• 距離: 14.7km
• 登り: 1,654m
• 下り: 1,651m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:21
• 休憩: 2:03
• 合計: 8:24

距離 14.7km 登り 1,654m 下り 1,651m

7:41 旧九鬼中学校舎前駐車地
7:45 7:49 頂山登山口
8:23 8:31 頂山林道出合い
8:38 8:39 A/Bコース分岐点
9:05 頂山
9:10 ハカリカケ岩分岐
9:15 9:24 はかりかけ岩
9:30 ハカリカケ岩分岐
10:01 10:03 古田キャンプ場
10:05 10:06 オハイ分岐
10:18 11:44 大配
11:53 11:54 オハイ分岐
12:23 展望ベンチ
12:32 殿浜分岐
12:39 網干場分岐
12:49 12:51 旧九鬼小学校跡
13:00 13:01 頂山登山口
14:15 鬼ヶ城センター
14:21 14:25 鬼の見晴台
14:26 鬼ヶ城城跡
14:46 松本峠
14:52 14:55 松本峠道展望台
15:51 鬼ヶ城千畳敷
15:55 15:56 鬼ヶ城センター
16:05 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

11/7 5:35

道の駅 花の窟（はなのいわや）の朝！
今日は今回の遠征で一番楽しみにしているオハイです！
三日間で一番天候が良い日になるように最後にしましたが好天は間違いないでしょう！

11/7 5:45

道の駅のすぐ前の防波堤からも日の出が拝めそうですが・・
ちょっと移動して・・

11/7 5:50

獅子岩に来ましたが・・
ありゃ・・ここは前にある鬼ヶ城が邪魔してしまいますねぇ・・

11/7 6:05

ならばと鬼ヶ城からの日の出！・・と思ってきましたが・・
あら〜ここも目の前の半島で隠れてしまうので邪魔にならない所まで移動します

11/7 6:11

鬼ヶ城は奇岩の連続する海岸で・・

11/7 6:12

そのスケールのデカさと・・

11/7 6:13

自然の造形の凄さを感じます

11/7 6:13

鬼ヶ城は約40年前に家族旅行で来ていて初めてではないのですが・・何故かこの圧巻さに初めて見るように感動してます！

11/7 6:14

まさに岩の回廊

11/7 6:15

ここは百畳敷・・日の出前の空と波の音・・メチャ良いですねぇ〜！

11/7 6:15

見上げればハチの巣・・ちょっと気持ち悪い・・

11/7 6:16

鬼ヶ城って・・こんなにスゴイとこやったっけ・・！
と先へ進むごとに出て来る造形に何度も驚いてます！

11/7 6:18

うひゃ〜これが猿戻しの難所！
日の出を追ってここまで来てしまいました。

11/7 6:20

元々オハイの後で鬼ヶ城を周回する予定なので、今は日の出が見える所までで良いんですが・・

11/7 6:22

観光客の居ない絶景を楽しんでます

11/7 6:23

肝心の日の出は・・もうすぐなので急がねば・・

11/7 6:23

・・と言いつつ楽しみながら歩いてます

11/7 6:25

あっ・・ギリギリ半島の端から太陽が出て来た〜〜！
合掌！
今日も一日無事で終わりますように！

11/7 6:27

神々しい・・

11/7 6:30

岩々も赤く染まってます

11/7 6:32

思っていた以上に楽しめましたので戻ります

11/7 6:35

・・と言いながらも写真を撮りまくりました。
駐車場に戻り、急ぎ移動して・・

11/7 7:41

遅ればせながら旧九鬼中学校舎前の観光駐車地に到着しました！
戦国時代の九鬼水軍の九鬼氏の発祥の地です！
急いで準備して出発し・・

11/7 7:42

まずは頂山を目指します！

11/7 7:45

石垣で段々になった間を登って行きます
住居跡なのか？段々畑の跡なのか？

11/7 7:54

奥へ進むと頂山原生林とあります！

11/7 7:55

確かに原生林感はいっぱいですねぇ〜！

11/7 7:56

山中には立派な石垣があちこちにありました。

11/7 8:04

立派な石垣が続いてますが・・

11/7 8:05

石垣を橋で渡ると・・石垣の内側は塹壕みたいになっとる〜！
これは山城なのか・・？

11/7 8:08

頂山は小さい山なのに結構沢が多いです。
伏流水にならず地表を流れる地質なんでしょうかね？

11/7 8:17

登山道も岩ゴロが増えて来ました

11/7 8:28

林道に出ました

11/7 8:31

気付かず通り過ぎてしまいましたが・・この伐採地の急登を登るようです

11/7 8:37

伐採地の上に上がるとAコースとBコースの分岐があり・・踏み跡のハッキリしてるAコースを選びました。

11/7 8:41

すると・・伐採地の急登の第二段でした。

11/7 8:46

振り返ると大展望が・・
尾鷲湾の方面ですね〜！

11/7 8:48

ズリ落ちそうな・・岩！
なんで落ちないの・・？

11/7 8:48

更に登って見通しも良くなりました

11/7 8:52

大きな島は桃頭島、小さい島は佐波留島らしい・・
銭湯の壁絵になりそうな良い景色！

11/7 8:54

大台ケ原方面は雲が掛かっています。
伐採地を登りきって、暫く稜線を進むと・・

11/7 9:01

そして・・ここが・・

11/7 9:02

頂山山頂〜！

11/7 9:02

二等三角点〜〜！
ここは展望も無いので・・そそくさと先へ急ぎます

11/7 9:10

少し下ってハカリカケ岩の分岐！
ここからピストンします。

11/7 9:16

5分程下って・・ハカリカケ岩に到着！

11/7 9:17

熊野灘の大展望！

11/7 9:17

目の前の谷の間にオハイがあるようですね！

11/7 9:18

すぐ下に木が生えているので高度感は和委で高所恐怖症の私でも先っぽまで行けます

11/7 9:22

北方面を見ると・・南伊勢までず〜〜と続く海岸線！

11/7 9:23

あの辺りは断崖の荒々しい海岸線ですね〜！
気持ちはもうオハイなので・・分岐へ登り返して先へ急ぎます

11/7 9:40

分岐から結構下ったところで振り返るとハカリカケ岩が見えました・

11/7 9:43

やっと大配（オハイ）の案内が出て来ましたよ〜！
ワクワクしますね〜！

11/7 9:45

更に下ると沢が出て来ました。
この流れもオハイを流れる沢の源流なんですね！

11/7 9:52

良くある・・つっかえ棒
私も一本追加しときました。

11/7 10:04

とうとう来ましたぁ〜！
オハイへの分岐です！
この20分はワクワクです！

11/7 10:09

今、海に向かっているとは思えないほどの密林と沢の流れ・・

11/7 10:14

沢が明るく輝きだすと・・

11/7 10:15

目の前に海〜〜！
そして・・

11/7 10:18

オハイ〜！
漢字（大配）だとインパクト弱いですが・・カタカナだとロゴも響きもエエですねぇ〜！

11/7 10:20

見渡す限り・・誰もいません！

11/7 10:20

ワオ〜〜こんな超人気パラダイスを貸し切りやぁ〜〜！

11/7 10:25

浮き輪・・
海への転落事故も多いと聞いているので、その時の救助用でしょうか？

11/7 10:27

オハイの見所のひとつ・・
先ほどの山中を流れていた沢がここに至り・・

11/7 10:27

岩の上を流れてそのまま海に流れ込んでます。
海から見たらスゴイ景色でしょうね！

11/7 10:30

そして・・オハイと言えば・・ここ！

11/7 10:31

これぞエメラルドグリーン！
しかも透明度もスゴイ！

11/7 10:31

岩の造形も素敵です！

11/7 10:32

誰か来たらテラスでの写真を撮ってもらおうと暫く待ってましたが、誰も来ないので・・仕方なく有名なあのテラスにチャレンジ！

11/7 10:32

高所恐怖症なのに先っぽまでチャレンジしています・・

11/7 10:33

先っぽに到達！
毎度ながら進むより戻りの方が私は怖い・・

11/7 10:33

取りあえずちょっと広い所まで戻って・・ホッと・・！

11/7 10:34

ホンマに溜息出るくらいのエメラルドグリーン！

11/7 10:41

時間はたっぷりあるのでここで食事しながら人待ちしましょう！

11/7 10:55

離れた所に人が時々見えるんですが、こちらまで来られません。ここがオハイのメインなのに・・

11/7 10:56

やっぱりこの水の透明度にはため息出ますね〜〜！

11/7 10:57

ホンマに誰も来ないなぁ〜とコーヒーとパンもいただいていると・・やっと青年二人が到着！

11/7 11:01

撮ってもらいました。

11/7 11:01

戻りが怖いので今回は先に行くのも、縁に座るのも止めときました。

11/7 11:06

青年の一人が行ったのでパチリ！
贅沢言うと私もこのアングルで撮って欲しかったかな・・

11/7 11:12

追加でこんなのも・・

11/7 11:18

スキューバダイビングの舟が近くまで来ていました。

11/7 11:22

一段上の岩から覗き込むと更に透明度が上がりますね！

11/7 11:22

もうオハイはスゴイ！

11/7 11:23

青年二人がラーメン作ってます。
ここで食うラーメンはどこの名店のラーメンよりも絶対旨いはず・・！
青年にお別れして私は先に出発します！

11/7 11:28

アチコチ岩を登ったり、下りたりして波打ち際まで来ました。
水際は藤壺がビッシリです。

11/7 11:30

沢水が岩の窪みに溜まりながら流れていきます

11/7 11:32

沢水が海に混ざる瞬間のところですねぇ〜！

11/7 11:34

所々流れが狭くなってるので渡ることが出来ます

11/7 11:34

谷から出たら幾筋かに分かれ流れていきます

11/7 11:39

このパラダイスは立ち去り難いですが・・

11/7 11:41

さらば〜！
オハイ〜〜！

11/7 11:54

オハイ分岐まで戻りました。
ここから海岸線沿いに九鬼漁港に戻りますが、断崖絶壁続きなので高巻道となり登り返しです

11/7 12:08

左側は結構急角度の斜面で転落注意です。

11/7 12:12

ちょっと不安げな橋・・

11/7 12:13

足元は怖いですが・・大丈夫でした！

11/7 12:18

綺麗に割れた大岩がありました

11/7 12:23

ベンチのある展望台から・・

11/7 12:45

民家（廃屋？）の屋根を数匹の猿が飛び回ってました

11/7 12:50

ひなびた漁村に良くある山手の狭い階段・・ええですねぇ〜!

11/7 12:56

湾内には熱帯魚みたいな魚がいっぱい泳いでました

11/7 13:02

駐車地に無事戻りました。
第二ラウンドに向かいます。

11/7 13:17

頂山を少し離れた所から見るとホントにどこにでもある裏山なんですよね〜！
入って見ると登りごたえもあり奥に楽園オハイを抱き込んでいるとは思えないですね！

11/7 14:04

朝に続いて再び鬼ヶ岩の駐車場に来ました。

11/7 14:07

今度はここから鬼ケ城跡→熊野古道の松本峠→鬼ヶ城西口から鬼ヶ城を周回してきます。

11/7 14:09

鬼ヶ城跡への桜の道は急登、急階段で・・ちょっとシンドイ！

11/7 14:21

大泊方面

11/7 14:22

鬼ヶ城城址に着きました。

11/7 14:23

展望台からは・・あまり展望がない・・

11/7 14:28

松本峠に向かいます
駐車場でもここでも熊野古道を歩いて来られた方、団体ツアーを多く見かけます。ホントに人気があるんですね〜！

11/7 14:39

東屋があり・・

11/7 14:39

東屋からは太地まで見渡せるよう・・

11/7 14:39

見えました！

11/7 14:40

獅子岩アップ！
熊野市は日本で一番長い砂礫海岸の七里御浜と点在する奇岩を持つ特異な町ですね！

11/7 14:43

熊野古道の松本峠に着きました。

11/7 14:44

ふむふむ・・

11/7 14:44

石畳が続きますが乾いていて歩き易いです。
以前に同じ熊野古道の馬越峠を歩いた時は濡れていてメチャ滑って危なかったです。

11/7 14:47

歴史を感じさせる古道ですね！

11/7 14:51

展望ポイントから七里御浜
木々が茂って展望はちょっと狭いかな・・

11/7 14:51

ふむふむ・・

11/7 15:06

鬼ヶ城の西口にやっと着きました。
ここから鬼ヶ城の全部を歩いて東口に戻ります

11/7 15:10

西口の方も早速の奇岩が出て来ました。

11/7 15:14

岩の回廊が続きます

11/7 15:15

朝も思いましたが・・やっぱり始めて見るような感動ですね〜〜！
・・ひょっとして来てない・・？

11/7 15:15

鬼の洗濯場！
所々ある岩壁の上からの水の流れも・・

11/7 15:16

水路に・・

11/7 15:17

趣向を凝らしてるようですね

11/7 15:17

奇岩の回廊ですね

11/7 15:18

水谷
水が空流れる昔の休憩場だったそうです

11/7 15:18

水谷を振り返り・・確かに休憩場になりますね！

11/7 15:19

ホンマに鬼が住んでそうな雰囲気

11/7 15:20

自然に出来た芸術品ですね

11/7 15:23

これは舞台みたい・・

11/7 15:26

犬戻し！
細くて高巻のところ・・
平日で観光客が少ないので助かります

11/7 15:34

さっさ先へ進むのは勿体ないので・・持ってきた缶コーヒーとお菓子で休憩します。

11/7 15:43

猿戻りの難所のところまで戻って来ました。

11/7 15:43

ここまで来ると観光客が増えて狭い回廊はすれ違い注意です

11/7 15:44

この辺りの足元はこんなんです！

11/7 15:45

向こうから来る人を良く見てでもこんなに楽しい所やったんや〜！

11/7 15:46

振り返ると絶壁の桟道に陽が沈みます

11/7 15:51

あのトンネルを抜けてお終いです

11/7 16:16

そして最後に世界遺産の花の窟（はなのいわや）神社！
日本書紀にも記されている日本最古の神社といわれているそうです。

11/7 16:17

お参りします！

11/7 16:20

この大岩がイザナミノミコト

11/7 16:20

こちらはカグツチノミコトだそうで両方にお参り！

11/7 16:46

温泉は熊野の宿 海ひかり　600円
露天、サウナはありませんが浴室からは熊野灘が見えます。
このまま自宅に向かうと大台のクネクネ山岳路を夜中に走ることになるので、道の駅花の窟でもう一泊し、未明に出発したら快走で朝8時過ぎに自宅到着しました。

撮影機器：

NIKON D5100 NIKON CORPORATION

感想

よしまい

今回の3日間の紀伊半島遠征で一番に思いついたのは、ずっと行きたいと思っていたオハイでした！

当然一番天気の良さそうな日をオハイにして山行計画を立てましたが、初日の靴擦れ対策漏れと二日目の林道の通行止め情報収集漏れ・・とミスが続いていましたが、日の出、オハイ、鬼ヶ城とも全て絶好のコンディションで問題も無く楽しめました。

オハイは想像してた以上に素晴らしく、到着時は贅沢にもあのパラダイスを貸し切りできたのはラッキーでいた。

鬼ヶ城は40年以上前に家族旅行で観光してますが、今回、入って見たら今初めて見るような感動を覚えました。あんなスゴイ岩の回廊と絶景なら絶対覚えていると思うのですが・・う〜ん不思議です！
入ったつもりですが、ホンマは中まで入っていない・・？
ただのボケ・・？

コメント

kojicoon

こんにちは　よしまいさん！

相変わらず精力的ですねぇ。
この日も終日楽しまれましたね。

オハイは初めて知りましたが、いいところですねぇ。奇岩というかテラスありスリリング感ありエメラルドグリーンの海ありと、まさに秘境ですね。

オハイという南国感🏝️漂った表記がいいですね。大配だと魅力感がなさそうですよね。

関東にもユーシン（幽神）渓谷とかヌガサス（糠指）山とかありますが、カタカナ表記の方が断線カッコいいし誘惑されますね。

短い秋ですが今後も晩秋を楽しみたいものですね。

今と昔では同じもの見ても感動がまた違うと考えるか単なる勘違いかあるものの、プチ遠征の最終日は絶景大逆転でそれはごわさんになった山行、大変お疲れ様でした！

よしまい

kojicoonさん こんにちは！

オハイ・・まずこの名前で惹かれますよね〜！
ハワイと似ているのも勝手に南国を感じて行くので更に感動しました。

関東の山も確かにカタカナ表記が多いですね！
中には名前の由来が全く判らないのもたまにありますが・・

最近は昔に家族旅行で行った観光地があれば思い出を楽しむために寄ることが多く、記憶も鮮明なんですが・・今回の鬼ヶ城だけは初めて見るような感動でちょっと戸惑いました。
ひょっとしたら近くまで来たものの仲間で見ていないのかも・・

秋はちょっと進んだり、戻ったりとややこしいですが、臨機応変に山を楽しみましょうね！