夜叉ヶ池は登山道の紅葉が見頃、三周ヶ岳1230ピークまで
- GPS
- 05:40
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 1,013m
- 下り
- 1,009m
コースタイム
- 山行
- 4:33
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 5:41
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■夜叉ヶ池までは一般登山道で紅葉が見頃。池より上は冬枯れ。 ■三周ヶ岳まで岩場も多いので三点支持で慎重に、笹藪が生繁っているので上りは逆目で歩きにくいが下りは比較的楽。 ■1230m峰から先は藪を掻き分けて進む。今の時期は見通しが利く。 |
その他周辺情報 | 今庄365温泉営業再開、露天風呂からは白山が望めます。水曜定休日 https://imajyo365.jp/yasuragi/ 南越前町 花はす温泉そまやま https://www.hanahasu.jp/spa/index.html |
写真
感想
偶々昨夜は遅くまで仕事だった。近場のホノケ山にでも行こうかと家を出たのが8時と遅かった。今庄の藤倉山は朝日に照らされているが全然紅くない。ここは夜叉ヶ池に登ろうとUターンする。岩谷林道を詰めると登山口の下方の道路余地に車が犇めいているではないか。車のナンバーは岐阜や愛知がヤケに多い。岐阜の揖斐川町は林道が通行止めだったことを思い出す。
下の方に駐車してスタートする。夜叉滝までは5人ほどの登山者を追い越して10人ぐらいとすれ違う。メタボな私は寒いぐらいが丁度いい。中腹のブナの葉は斑だ。池近くになるとカエデやリョウブ、タカノツメが見頃を迎えている。池の台地に上がると周りのサワフタギは冬枯れ状態だった。
稜線の灌木も完全に落葉している。池のひな壇には10人ほどの休憩者が居られる。休憩してひと思案、三周へは時間的に無理でしょう。行ける所までということで県境稜線を北上する。大勢の人が夜叉丸方面を往復しておられる。
いつも強風が吹き荒れている稜線は珍しく無風状態だ。灌木の細い稜線道を倒れ掛かった笹藪を掻き分けながら進んで行く。岩稜帯が二ヵ所あるので慎重に歩を進める。カップルの登山者とスレ違う。朝露の具合はどうですかと尋ねると全然大丈夫だとの返答をもらう。ソロの男性は笹に覆われて道が見えないので引き返して来たと言われる。この上のピークは平らで展望が良く乗鞍も見えますよとのこと。ならば自分もと登り上がることにした。
1230峰は小広いピークで360度の大展望が広がっていた。ここでゆっくりランチタイムと決め込む。能郷白山の右に乗鞍岳が見える。頭が白く見えるのは雪だろうか。東隣に奥美濃の最高峰・黒壁がドンと鎮座している。江美国境の三国山や冬季限定の上谷山もクッキリと手に取るように望める。驚いたことに双耳峰の青葉山まで見えている。こんなにコンディションが良い日なら三周ヶ岳も踏めたのだろうが。
下山は岩稜帯や崖っぷちの細い稜線道を慎重に進む。下りは笹や灌木が順目なので抵抗なく歩きやすい。夜叉ヶ池に戻ると数人の登山者が未だおられた。休憩することなくそのまま下山していく。下山の尾根道では西陽にライトアップされ、カエデやリョウブ・ブナ達が鮮やかな色合の紅/黄葉を見せてくれた。20人ほどの団体さんに道を譲ってもらいやや薄暗いカツラの巨樹がある登山口に下山した。今日は大満足の山行となりました。
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