巻機山 ヌクビ沢コース 〜命がけのトラバース〜

2015年10月21日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.2km
• 登り: 1,262m
• 下り: 1,262m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:15
• 休憩: 0:24
• 合計: 9:39

6:21 スタート地点
8:00 ヌクビ沢
9:30 ヌクビ沢出会
9:50 10:00 布干岩
10:20 行者の滝
10:46 問題の滝
13:00 稜線
13:26 13:40 巻機山山頂
16:00 登山口

ヌクビ沢に降りるまでにルートロストしたので時間がかかりました。

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

このコース最大の難所は、行者の滝を登った後に現れる問題の滝の高巻き(危険なトラバース)です。
この滝を直登できればよいのですが、踏み跡は巻いています。
この巻き道を少し登ると、沢床から一気に数十メートルも高巻いたトラバース道となります。
支点も不十分で、滑り落ちてくださいと言わんばかりに道は崖の方へと傾いています。
指先を土の中に突き刺しながら必死で通過しました。

このトラバースの後、踏み跡及びピンクテープは、渡渉して反対側の斜面を高巻いているのですが、そこも非常に危険です。
結局そこは高巻きでなく沢床を直登が楽でした。

このコースは雪渓が消えた10月の今頃が最も歩きやすいのではないでしょうか。

写真

10/21 6:21

古い地形図では井戸尾根分岐のすぐ後に沢に降りるルートになっていますが、現在は860m付近から沢に降ります。

10/21 6:23

10/21 6:26

10/21 6:32

巻き道分岐までは穏やかな登りです。

10/21 6:37

10/21 7:55

巻き道分岐

10/21 7:56

10/21 8:00

割引沢に到着

10/21 8:04

水量が少ないので沢床を歩きました。

10/21 8:08

10/21 8:09

10/21 8:10

10/21 8:10

10/21 8:14

10/21 8:20

巻き道

10/21 8:21

10/21 8:23

吹上の滝ですかね

10/21 8:23

10/21 8:25

10/21 8:27

10/21 8:30

10/21 8:31

10/21 8:32

10/21 8:32

10/21 8:36

10/21 8:38

10/21 8:38

10/21 8:40

足場を慎重に選んで歩きます

10/21 8:40

10/21 8:40

10/21 8:41

10/21 8:42

10/21 8:44

10/21 8:44

アイガメノ滝

10/21 8:45

ここはこの日一番の絶景でした。

10/21 8:49

10/21 8:54

10/21 8:54

10/21 9:03

アイガメノ滝は左手の巻き道を登ります。

10/21 9:05

10/21 9:05

10/21 9:05

10/21 9:13

10/21 9:13

ところどころにこんな感じの滑りやすい高巻きがあります。

10/21 9:14

10/21 9:15

10/21 9:19

10/21 9:23

10/21 9:25

割引沢分岐

10/21 9:30

右側を行きます。

10/21 9:30

10/21 9:38

10/21 9:45

10/21 9:47

しばらくは沢床を直登

10/21 9:51

布干岩。素晴らしいです。

10/21 10:06

10/21 10:06

布干岩を直登します。

10/21 10:08

10/21 10:08

10/21 10:18

行者の滝が見えてきました。

10/21 10:19

10/21 10:22

右側から登るのですが…

10/21 10:22

岩がもろいので安心してホールドできません。
ここも注意が必要です。

10/21 10:30

10/21 10:33

10/21 10:37

10/21 10:41

10/21 10:41

10/21 10:46

これが問題の滝。

10/21 10:47

左側を高巻くのですが…

10/21 10:53

10/21 10:53

10/21 10:57

一気に崖へ

10/21 10:59

ここをトラバースしていきます。

10/21 11:01

非常に危険なトラバースです。

10/21 11:23

ここは直登せず右の方へ

10/21 11:23

10/21 11:28

渡渉後二つ踏み跡がありますが、どちらも危険です。

10/21 11:29

10/21 11:37

10/21 11:37

ピンクリボンもありますが

10/21 11:38

10/21 11:39

ここは沢床を直登するのが正解でした。

10/21 11:42

10/21 11:46

10/21 11:52

10/21 11:57

10/21 11:59

10/21 12:02

10/21 12:04

上流に来た感じがします。

10/21 12:06

10/21 12:08

美しいスカイラインが見えてきます。

10/21 12:12

10/21 12:15

10/21 12:15

10/21 12:18

10/21 12:19

10/21 12:28

10/21 12:39

大休止する最後の場所ですね。水が豊富に流れています。

10/21 12:39

10/21 12:42

10/21 12:43

ここから尾根道へ

10/21 12:45

この登りも非常にキツかった

10/21 12:50

全身を使ってよじ登ります。

10/21 12:51

10/21 12:53

滑ったら危険です。

10/21 12:58

やっとのことで稜線へ

10/21 12:59

凄いですね。

10/21 13:04

10/21 13:35

井戸尾根から下ります。

10/21 13:35

10/21 13:43

水場も健在

10/21 14:14

10/21 14:14

10/21 14:16

国境稜線

10/21 14:23

大源太の鋭鋒。この山あと1000m高かったらもっと有名になっていたでしょうね

10/21 15:15

10/21 15:15

10/21 15:25

10/21 15:59

無事下山

10/21 16:15

清水から巻機山

10/21 16:31

金城山

10/21 16:32

撮影機器：

iPhone 4S Apple

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 着替え 靴 ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 時計 タオル ツェルト ナイフ ヘルメット

感想

mackhinder

危険なトラバースがあり、また自らの判断で安全なルートを見つけながら登るという点で、やはり上級者向けのコースでした。
崩落や洪水などで常に沢の様子が変化しているのでしょう。
しかしそこには、沢ならではの素晴らしい景色が広がっていました。

コメント

てるてる1号

お疲れさまでした
ずっと後ろを気にしてました。
山頂でお顔を見た時は無事だったと安堵しました。
それにしても凄い景色でしたよね!
沢コースも面白かったぁ
好きな山の一つになりました。またどこかでお会いしましょう

mackhinder

コメントありがとうございます！
滑落死の恐怖を感じた場所が何度もあり、非常に怖い思いをしました。
無事に登れた時は今までにない達成感を感じました。
ホントに素晴らしい山です。