巻機山BC-ほろ苦いシーズンイン-
- GPS
- 10:43
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,386m
- 下り
- 1,378m
コースタイム
- 山行
- 9:25
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 11:02
天候 | 曇り一時晴れ、稜線はガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山滑走にはかなり厳しい雪の少なさ |
写真
感想
今シーズンも昨シーズンに引き続いての巻機山でのシーズンイン。人柱になることを覚悟で挑んだ。
先行の2人がトレースを付けてくれたおかげで5合目上まではトレースを辿ってシートラ歩きで進むことができた。5合目半くらいから少し雪が深くなってきたためシール歩行に。段差や岩の通過に苦労させられたがこれもいいトレーニングと割り切った。8合目下でトレースのお二人が下ってきたので、トレースの礼を言う。ニセ巻機まで引き返してきたそうだ。トレッキングシューズにチェーンスパの装備で足が冷たそうであった。若いから大丈夫ということはないかと思うが、元気そうだったので大丈夫だろう。時間をかけてどうにかニセ巻の急登を終え、ニセ巻から避難小屋まで今シーズン初のシール滑走した。昨シーズンより幅はかなり狭かったがそれでも楽しい!避難小屋から御機屋までハイクしているうちにガスがかかり始め、御機屋に着くと真っ白。どうにか山頂を目指して歩きあともうわずかという所でいきなりヒドンホールに落ちた!しばし呆然としたが、気を取り直してマッキーの頂上をピクった。
復路は予定していた中央の尾根の滑走は視界不良により止め、安全に往路を滑走することにした。御機屋下の斜面は中斜面であるがスキーがそれなりに走ってくれて楽しめた。避難小屋でシールオンしニセ巻まで登り返す。ニセ巻直下の斜面もモナカ化してきたものの楽しめた。7合目への下りは登山道を下るか少し脇の開けた斜面を下るか悩むところであったが、敢えて登山道を外れて滑走すると、滑走を楽しんだ分だけ激藪の洗礼を受けることとなった!7合目下もハーフパイプ滑走ができればどうにかスキーで行けるところであるが、サイドの雪が解けてしまったため滑走できず、仕方なくシートラでしばらく歩くことにした。6合目が近づくと再びサイドにも雪がついていたためスキーで下った。楽しみにしていた6合目から5合目にかけてのブナ林の滑走は熊笹や蔓に引っかかって行く手を阻まれ、ちょっとほろ苦い滑走となった。それでもどうにか5合目下まで滑走することができた。井戸の壁はシートラで下り、日が暮れる前の16:16にどうにか桜坂の駐車場に戻ることができた。
少し少雪のほろ苦いシーズンインではあったが、それなりに充実感があり、今日も来て良かったと思う。
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