政次郎尾根 木ノ又小屋 塔ノ岳 鍋割山
- GPS
- 03:03
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 1,551m
- 下り
- 1,551m
コースタイム
- 山行
- 2:44
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 3:04
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
私が山を走り始めて間もない頃、同じく山に登り始めて間もないカミさんとそのママ友達御一行と、塔ノ岳山頂で待ち合わせて引率して下山したことがありました。
大倉尾根を登ってきた御一行は、違うルートで下山したいと申され、私とカミさんは少し前に烏尾尾根で下山したことがあると話すと、即そのルートが採用されました。
登山を始めたばかりの御一行は下りに大難儀する。とにかく遅い。それもびっくりするほど遅い。登山道の下りは恐怖感が先に立つ。登山に慣れていない時期なら尚のこと怖いはず。
烏尾山まではとても行けないと、手前の政次郎尾根で下山することに。スローペースで下山するといたずらに時間が経過する。これが山の恐ろしさなのだと思う。
なんとか戸沢の出合いにたどり着いた。まだ日の短い1月末、すでに薄暗く、戸沢林道を大倉に向けて歩き出す。ここまで来れば時間は掛かっても無事安全にたどり着けると心から安堵した。
戸沢林道は非常に長く大倉まで6kmほど続く。じきに真っ暗になった。その時林道を2台の車が下りてきた。心配して止まってくださったのだ。
その2台の車は木ノ又小屋のご主人さんと小屋番の方がそれぞれ運転されていた。御一行と私は車に乗せて頂いて戸川公園風の吊り橋のたもとまで送り届けてくださった。あの時の感謝は忘れない。
それから2年10ヶ月の月日が経ち、御一行の中から経験を積んで立派な登山者となられた方がいらっしゃる。その方が木ノ又小屋で時々お手伝いをされているという。
私が木ノ又小屋の横を通り過ぎるのを目撃されたことがあり、メッセージを頂いた。
今日がちょうどお手伝いをされている日ということで、立ち寄らせていただきました。
私が到着した時間帯、宿泊のお客様たちが続々と到着されて、さらに同時に大きなパーティーからコーヒーの注文が大量に入って、とても忙しそうでした。
木ノ又小屋はとてもホスピタリティに満ち溢れ、とても温かい場所であることが伝わってきました。いつも走ってるばかりの私には知り得ない世界でした。今頃、大勢の宿泊者と山小屋スタッフさんたちの楽しい山談義が繰り広げられていることでしょう。
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