北八甲田・小滝沢
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- GPS
- --:--
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 689m
- 下り
- 675m
コースタイム
※ルート図は、下段のファイルに保存しています。参照ください。
※また、去年晩秋にも行ったルートです。参考までに。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-55960.html
天候 | 晴れのち曇り・一時雨のち曇り時折日もさす |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
ファイル |
小滝沢コース図
(更新時刻:2010/08/23 15:34) |
写真
感想
今年初の沢登り、うきうきです。
足元は秀岳荘のフエルト足袋。軽いし、滑らないし、楽しいです。
県道からの入口がわかりにくい。あの辺は道路脇が草ぼうぼうで内側がわからないようになっている、前にガイドさんから、「この内側が楽しいんだよ」と聞いてはいたが、一人では入る気にはならなかった。
総勢15名ということで、用意した熊ベルもザックの中に入れたまま出発したが、きれいな沢を歩いているのに、みんな口数少ない。これでは、熊に襲われてしまいそう。やはり昨日の睡眠不足が理由かな?二日酔いというよりも、萱野高原なのに暑い夜だったからかな。
それにしてもリーダーお奨めの小滝沢はいろんな渓相を見せてくれる。濡れた部分が緑になる石や、きれいな緑の藻(草)。ショートカットされた流れ、そして滝。
F1はいい感じに段々がありシャワー水量もほどほど。気温もばっちり。いそいそとカメラを防水バックにしまって、みんなのあとに続きます。滝のシャワーと藻に隠れて最後の部分の足場や手の置き場が見えません。下からのアドバイスもシャワーで聞こえません。でも何とかなりそうで、あちこち手を伸ばしていたら、リーダーが上からお助けひも出してくれました。「手首にからませて」との声に、手首を入れてひもをつかむととても安定しました。あとは気持ちよく引っ張りあげてもらいました。「シャワークライミング」最高です。(ちょっとずるですけど)
F2は左を巻いて、F3は、お助けひもで足りなくて、木にスリングを3本つなげて垂らしてもらい、1本目で足場確保、2本目で体持ち上げと楽々に登らせてもらいました。スリング2本使いは、とてもいいです。
参加しなかったKさんよりもらったプチトマトはとてもいいおやつになりました。水分とれるし、口の中もさわやか。
いよいよナメ床。写真でみて不思議だなと思っていた光景が広がります。川は周りより低いものだとず〜と思ってきたのに、ナメ床は高い印象なのです。水がここを流れるのが不思議です。まるで、岩手山の焼け走りの登山口のあたりの溶岩の流れたあとのような印象です。
そして小滝沢の最後の難関、登山道へ続く入口探しです。リーダーは1100mで立ち止まり、Sさんと確認して、やぶ突入。ヤブ好きと公言している私は、最後の最後にヤブに入ります。もう道ができていました。ヤブはあっという間で、水のない沢床になりました。地図のとおりです(地図すごい)。
沢床は、地図より長く感じましたが、登山道へぶつかりました。やった今日の山行完了と思ったのです。
ところが、ここからが苦難のはじまりです。ちょっと下って小さな沢を超えて左に折れて登る、これを5回もやったでしょうか?途中からリンデンなんとかかなとか、そのうち高田大岳まわって、谷地温泉まで行ってしまうのでないかと思うほど歩いて、やっとのことで雛岳分岐につきました。すっかり治った膝も痛みが出てきました。でもやりきった感があり、ソフトクリームがよりおいしくなりました。ついでにヨチンと一緒に天然温泉?に入ってすっきりして帰宅。一眠りしたあとは体がギクシャク痛くてたまらなかったけど、イモトのモンブラン登山を見ました。登山は苦行かのかな、「楽あれば苦あり」いえいえ「苦だから楽しい」なのかな。
去年秋にmuraoさんといって以来、2度目の小滝沢。
今回は水量もそれほどでもなく、沢を登るというより歩くといったほうがふさわしい。
むしろ「岩歩き」だったのかも…。
はじめはゴーロが続きますが、ナメ岩の美しさ、途中の下界の景色が見えるところのパーッと明るいところなども楽しめ、去年行って一発で気に入った沢です。
沢初めての人をつれていったら、きっと同じ気持になれるのではないかな?
ピタピタとはりつくフェルトシューズが気持ちイイです♪
難しい登りもなく、巻き道もすぐそこ。初心者と二日酔いには優しい沢です。
沢では小さなカエルを発見したり、森かずさんたちが岩のくぼみに迷い込んだおドジなイワナを放流してあげたり、まるで置物みたいな雛鳥をみたり…。
(その後osanaiさんがそーっと近づくと、岩から落ちておぼれそうになってたけれど、必死に岸まで泳ぎ着いてどこかへ行ってしまった。雛鳥強い子!)
EL1070位(右岸・大きい木が目印)からは、ちょっと物足りない(?)藪漕ぎで登山道へでる。箒場方面へ登山道下山。
はじめは笹が覆うウザイ道路。慣れてない人だと、思わず笹薮のない枝沢のほうへと足を踏み入れそうになると思うので要注意。
アップダウンの激しい道の途中に、新しいロープがあった。去年にはなかった。
ありがたくそのロープにつかまって、悪路を突破。
雛岳分岐以降は、ゆるやかな坂道。広い登山道にでれば、ゴールはすぐそこ。
下山後は、美味しいソフトクリーム(250円)と又兵衛茶屋の温泉!(400円)
温泉はシャンプーもリンスもボディーソープも揃っているので、小銭とタオルと着替さえあればOK☆
コメント
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予定がキャンセルになり、家でフテ寝していました
確かに一瞬行こうかとも思いましたが、どう頑張っても1時間半の遅れは取り戻せない。。。
おにゅーの沢シューズは、いつ実力を発揮してくれるのやら
フンだ、そのうち一人でもプラ〜っと行ってやる!
人の記憶はアテになりませんね。地図、最強です!
(とはいうものの、地図すらも忘れたのですがw)
15人という大所帯で途中休憩のおやつにも困らず、天気も最高で(途中で一瞬降りましたが)楽しい沢歩きでした♪
>oosawaさん
藪漕ぎ、物足りなかった…
登山道のほうが、たしかにきつかったですね。。。
「リングワインディング」っていうんじゃなかったかなー確か。
後ろを歩いていたmasaさん・muraoさんの「あと一山で分岐だよ」という言葉に何度騙されたことか…w
ソフト&温泉フィニッシュも最高でしたね!
>shunさん
あとから来ると思って、何回も休憩してたんですよー!
(というか、昨日のお酒が残って休憩せざるをえなかった?)
フェルトシューズがピタピタはりつく、いい沢でしたよ。
私は去年も行ったところですが、秋の紅葉を愛でながらもいいかんじです♪
ぜひminoさんも誘っていってみるといいですよwふふふ
でっかい、ひびわれキノコは、アカヤマドリですね。
http://trace.kinokoyama.net/fungi/fungi-zukan/akayamadorii-fungi.htm
>tanigawaさん
アンパンみたいで美味しそう♪と思い、思わずパチリしました。
15人もいるのに、植物に疎い人間が勢揃いしてしまいましたw
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