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Yamareco

記録ID: 7502683
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アルパインクライミング
奥武蔵

二子山東岳スーパーたこやん

2024年11月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
JetUpper その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:28
距離
3.0km
登り
521m
下り
513m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:10
休憩
4:18
合計
6:28
距離 3.0km 登り 521m 下り 513m
8:39
13
8:52
12:31
27
12:58
13:05
32
13:37
14:04
43
14:47
8
14:55
15:00
2
15:02
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
全体的にしっかりしたホールドが豊富で快適なフェイス。ボルトもあるが、基本的にカムでプロテクションを取っていきながら詰めていく。
ただし、浮石も目立ち、過去に事故もあるので慎重さが必要。
○1P目5.8 25m
快適なフェイスを抜けた先の中間のテラスからはやや被りのクラックが核心。
○2P目5.8 20m
垂直に走るクラック沿いにフェイスを直上。基部から上に見えるボルトまで、クラックにカムを2ヶ所使用(#1,#4)。上部は浮石に注意。終了点は立ち木を使用。
○3P目 歩き 25m
○4ピッチ目 5.7 30m
白いテープの巻かれた立ち木の前面の岩尾根を直上する。難しくないが、本ルート上、最も脆いピッチ。過去に事故も起こっている。終了点は5P岩搭基部の立ち木と岩で取る。
○5P目 5.10a 25m
アンカーから1段上がったところの2m程の凹角が1つ目の核心。フェース正面にボルトがあるため安心。これを乗越すと足元の安定した小テラスへ。ここから被りの岩頭への乗越しが2つ目の核心部だが、これもフェースにボルトがあるため、安心して乗越えられる。岩頭部には更にボルトで安全が図れ、ここからのリッジのクライムダウンも安心。終了点は岩塔を降りて直ぐ眼前の岩壁に打たれた3つのボルトで取れる。
ここから東岳山頂は指呼の距離。
駐車地から5分で股峠へ。ここから左手の弓状エリアへ向かって進みます。
2024年11月17日 08:38撮影 by  SC-51B, samsung
11/17 8:38
駐車地から5分で股峠へ。ここから左手の弓状エリアへ向かって進みます。
好天のせいか、多くのクライマーで賑っていました。
2024年11月17日 08:47撮影 by  SC-51B, samsung
11/17 8:47
好天のせいか、多くのクライマーで賑っていました。
弓状エリアから暫く進み、フィックスロープの終点にたこやん取付きがあります。シューズを履き替えて離陸。
2024年11月17日 08:58撮影 by  SC-51B, samsung
11/17 8:58
弓状エリアから暫く進み、フィックスロープの終点にたこやん取付きがあります。シューズを履き替えて離陸。
終了点直下の垂直のクラックを乗越すとボルト×2の終了点が迎えてくれます。
2024年11月17日 09:39撮影 by  SC-51B, samsung
11/17 9:39
終了点直下の垂直のクラックを乗越すとボルト×2の終了点が迎えてくれます。
2P目。リードを継続。綺麗に走るクラックを直上します。
2P目。リードを継続。綺麗に走るクラックを直上します。
壁は登るほどに傾斜を増し、この辺は垂直です。
壁は登るほどに傾斜を増し、この辺は垂直です。
腕くらいの立ち木3本から支点を取り後続を迎えます。
2024年11月17日 10:25撮影 by  SC-51B, samsung
11/17 10:25
腕くらいの立ち木3本から支点を取り後続を迎えます。
3ピッチ目はロープを畳み、25mほどの歩き
3ピッチ目はロープを畳み、25mほどの歩き
4P目取付きへ。リード交代。
2024年11月17日 10:33撮影 by  SC-51B, samsung
11/17 10:33
4P目取付きへ。リード交代。
このピッチは最も岩が脆く、荷重を掛ける前に要チェックです。
2024年11月17日 10:43撮影 by  SC-51B, samsung
11/17 10:43
このピッチは最も岩が脆く、荷重を掛ける前に要チェックです。
4P目をフォローで登ります。
4P目をフォローで登ります。
終了点は左手の立ち木と岩から取りました。
終了点は左手の立ち木と岩から取りました。
5P目はこちらの顕著な岩塔を直登します。核心は下部の凹角と岩頭の乗越
2024年11月17日 11:23撮影 by  SC-51B, samsung
11/17 11:23
5P目はこちらの顕著な岩塔を直登します。核心は下部の凹角と岩頭の乗越
2024年11月17日 11:41撮影 by  SC-51B, samsung
11/17 11:41
被りの岩頭。高度感ありますが、ボルトがあるので安心です。
被りの岩頭。高度感ありますが、ボルトがあるので安心です。
岩頭乗越し前にボルトにクリップできます。
岩頭乗越し前にボルトにクリップできます。
上部のガバを掴み、正面から落ち着いて乗越えます。
上部のガバを掴み、正面から落ち着いて乗越えます。
岩頭からバックの両神山を眺める。
岩頭からバックの両神山を眺める。
岩頭から東岳山頂方面。岩頭頂部のボルトにクリップして一安心。
岩頭から東岳山頂方面。岩頭頂部のボルトにクリップして一安心。
ここから慎重にクライムダウンします。
ここから慎重にクライムダウンします。
岩頭から少し登ったところの岩壁に打たれたボルト×3で終了点を作り、後続を迎えます。
岩頭から少し登ったところの岩壁に打たれたボルト×3で終了点を作り、後続を迎えます。
仲間の映え写真を撮影。
2024年11月17日 11:52撮影 by  SC-51B, samsung
11/17 11:52
仲間の映え写真を撮影。
5P終了点から少し歩くと東岳山頂へ飛び出します。
2024年11月17日 12:03撮影 by  SC-51B, samsung
11/17 12:03
5P終了点から少し歩くと東岳山頂へ飛び出します。
見事な紅葉が広がっていました。
2024年11月17日 14:03撮影 by  SC-51B, samsung
11/17 14:03
見事な紅葉が広がっていました。
西岳へ向かいます。
西岳へ向かいます。
2024年11月17日 12:39撮影 by  SC-51B, samsung
11/17 12:39
東岳から西岳を縦走し、股峠から上級者コースへ入ります。
2024年11月17日 13:11撮影 by  SC-51B, samsung
11/17 13:11
東岳から西岳を縦走し、股峠から上級者コースへ入ります。
強傾斜ですが、ホールドは大きく、快適に登り降りできます。
2024年11月17日 13:21撮影 by  SC-51B, samsung
11/17 13:21
強傾斜ですが、ホールドは大きく、快適に登り降りできます。
中央稜の6P目を登るパーティ
2024年11月17日 13:35撮影 by  SC-51B, samsung
11/17 13:35
中央稜の6P目を登るパーティ
西岳から更に北上して稜線漫歩を楽しみます。
西岳から更に北上して稜線漫歩を楽しみます。
2024年11月17日 14:04撮影 by  SC-51B, samsung
11/17 14:04
2024年11月17日 14:18撮影 by  SC-51B, samsung
11/17 14:18
撮影機器:

装備

個人装備
クライミングシューズ
共同装備
ロープ50mシングル カム 無線機

感想

昨年末に訪問した西岳中央稜のほかに、東岳にも2021年に拓かれたルートがあると知り、いずれは登ってみたいと思っていました。
今年は比較的気候も未だ温暖なので、このタイミングでも快適に岩に触れていられそう、という目論見もあり、今回計画しました。
前夜の雨で心配していた滲み出しでしたが、当日は晩秋とは思えないような気温で、もともと日当たりの良い南面の岩場はすっかり乾き、至極快適に登攀できました。
最終となる5ピッチ目を終えて飛び出した東岳の山頂からは、北側一面に見事な紅葉にが広がっており、これはこのまま登攀だけで下山してはもったいないと、期せずして紅葉見物をしながら稜線漫歩を楽しんで下山しました。

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