【津軽の道を歩く41】奥州街道31・松前街道1（青森→蟹田）

2024年11月19日(火) [日帰り]

• GPS: 07:20
• 距離: 28.9km
• 登り: 170m
• 下り: 166m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:17
• 休憩: 0:00
• 合計: 7:17

距離 28.9km 登り 170m 下り 166m

7:54 青森駅西口
15:14 ゴール地点

天候

曇りのち晴れ　一時雪がちらつく　寒かった　きょうの蟹田の最高気温は3.7度でした。

アクセス

利用交通機関：

電車

In:JR/青い森鉄道　青森駅
Out:JR蟹田駅

コース状況／危険箇所等

奥州街道は41回目
青森から外ヶ浜を上がっていきます。
油川から先は、奥州街道の続きとみることもできますし、松前街道と考えることもできるのですが、いちおう奥州街道が続いているとしています。

見るべきものが少ない地域です。
黒松くらいでしょうか。
右手（東側）にちらちら見える陸奥湾や夏泊半島、下北半島を楽しみながら歩く区間です。

歩道がない区間も多いですが、油川から先、特に蓬田から先は交通量が少なくなりますので、気を付けていればそんなに怖い区間ではありません。

その他周辺情報

トイレは、青森駅などの駅やコンビニ以外は、マルシェ蓬田くらいです。
そのコンビニは、油川まではありますが、その先は蟹田の駅前のヤマザキまでありません。小さな商店があるくらいです。
なお、後潟にマエダストア（スーパー）を建設していました。2025年1月開店のようです。開店したらよい休憩地点、補給地点になるでしょう。
自販機は適宜あります。

写真

11/19 7:57

青森駅西口からスタートです。
右手の建物が駅の外側にあるトイレ。

11/19 7:58

右手前方の道へ入っていきます。

11/19 8:06

青森市役所柳川庁舎付近をすり抜け中。
右手奥に橋があります。

11/19 8:08

第一臨海橋で沖館川を渡ります。
昨晩の雪が凍っています。

11/19 8:14

分断区間をすり抜けて、この辺りから奥州街道復活です。
基本的に国道280号線を北上していきます。

11/19 8:45

油川下町
寛政元年（1789）の戸数は28。
大正7年（1918）にイタリア人ジュゼッペ・ファブリーが缶詰工場を建てました。

11/19 8:54

油川寺町
寛政4（1792）年の戸数は15。
浄満寺の開山は慶長13（1608）年。
享和2（1802）年、伊能忠敬が近江屋津兵衛宅に2晩宿泊しました。

11/19 8:58

ここが油川町役場跡みたいです。
1889年　村制
1919年　町制
1939年　青森市に吸収合併

11/19 9:02

油川仲町
油川の中心です。
安永7年（1778）は61戸
『青森発祥の地　油川』

11/19 9:04

油川宿
奥州街道と羽州街道が交わる（松前街道の起点でもある）油川は、現青森市を含む外ヶ浜地区の中心でした。
遠浅の港で船舶の大型化に対応できず、弘前藩が青森を開発。
鉄道も新城から青森に向かったため、中心機能は青森に移りました。

11/19 9:06

田酒で有名な西田酒造前には立派な雁木があります。

11/19 9:06

奥州街道、羽州街道交差点

11/19 9:11

こばたさん

11/19 9:13

油川舘町
は安永7（1778）年に44戸
油川城に行く道があったのが由来だそうです。

11/19 9:16

油川温泉
もうやってないのかな？→やっているみたいです

11/19 9:40

西田沢小学校跡
2020.3.31閉校

11/19 9:46

道路はこんな感じなので、車が来ていない時は車道をてくてく歩きます。

11/19 10:15

ひしゃくがあるということは、飲める、ということですかね。

11/19 10:18

国道280号線10キロ地点。
国道280号線は古川が起点で、最初回り道しますので、青森駅からだと1キロくらい引けば良いかと思います。

11/19 10:45

トイレご自由に、とありますが、使えなくなっていました。

11/19 10:47

青森市左堰小橋『めしや　どん兵衛』
少し早かったですが、街道横にあり、営業中でしたので、お昼にしました。

11/19 11:28

マエダストア後潟店
2025/1に開店するみたいです。

11/19 11:35

青森市指定文化財『黒松』
代々松前家参勤交代のおりに宿泊所を務めた赤平家に贈られた松だそうです。

11/19 11:46

後潟小学校跡
こちらも2020.3.31閉校

11/19 12:04

四戸橋を渡り、蓬田村に入ります。

11/19 12:07

右側は、魚を前にしたネコ？
何を意味するのでしょうか。

11/19 12:17

蓬田保育園の中の中沢小学校記念館

11/19 12:17

蓬田村はトマトが名産品です。

11/19 12:28

歴史の道調査報告書ではここを直進方向に街道があるのですが、現地ではよくわかりませんでした。

11/19 12:32

ここもいけそうな感じではありません。

11/19 12:42

蓬田村役場
海抜1メートル
津波来たらどうするんでしょうね。

11/19 12:48

蓬田村コミュニティバス

11/19 12:57

集落の出入り口には、お地蔵様と百万遍があることが多いですね。

11/19 13:05

国道280号線20�卉賄�

11/19 13:12

トマト好きでよかったね〜〜

11/19 13:25

マルシェよもぎた
村の物産館
トイレあります。

11/19 13:24

ランチなどいただけます。
時間調整にコーヒーなど、と思ったわけですよ。
　

11/19 13:24

火曜日定休日なわけですよ。

11/19 13:34

左手に旧道が残っていますね。

11/19 13:36

突然変な橋が現れました。
街道ではありません。

11/19 13:45

狛犬ではなく生きています。

11/19 14:04

この先から、蟹田の手前にかけては、旧街道は海没した区間です。

11/19 14:14

八甲田山は雪の中。
白く見えているのは雲谷スキー場です。

11/19 14:14

寒気が流れ込んでいますので、夏泊半島は浮いていますね。

11/19 14:15

中央で輝いているのが、むつ市の釜臥山のレーダーです。

11/19 14:16

脱線で不通になっていた函館本線が復旧しましたので、貨物列車が次々に通過していきます。

11/19 14:23

外ヶ浜町（蟹田地区）に入ります。

11/19 14:31

蟹田町

11/19 14:33

お地蔵さまが出てくるようになり、この辺りから街道が復活です。

11/19 14:39

八幡宮

11/19 14:46

中村旅館。
「津軽」のN君宅ってここじゃなかったでしたっけ？？
↑違うらしい

11/19 14:46

蟹田
中央の山が、太宰が花見をした、観瀾山。

11/19 15:06

蟹田駅前の交差点で終了します。

11/19 14:51

野口珈琲店さんもお休みでした・・・

11/19 14:54

蟹田奉行所跡
寛文9（1669）年ころに設置。
ヒバ材の積み出し管理や町内の取り締まり、御蔵屋敷の管理を行いました。
幕末には台場警護の役割のため銃器等も備えられました。

11/19 15:14

蟹田駅から戻りました。
1時間待ち・・

撮影機器：

Canon PowerShot SX720 HS Canon

感想

faroe

奥州街道もラスト三回。
今回は蟹田まで行きました。
ひたすら黙々と歩く区間。
早く着きすぎて、蟹田では1時間も電車待ちになってしまいました。
寒かった！