ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7510790
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

黒岳〜破風山〜新道峠〜中藤山〜大石峠

2024年11月22日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:30
距離
13.5km
登り
1,010m
下り
1,011m

コースタイム

日帰り
山行
5:05
休憩
1:24
合計
6:29
5:40
22
スタート地点
6:30
6:38
6
すずらん峠公衆トイレ
7:48
7:49
2
7:51
8:21
1
8:22
8:24
17
8:41
11
8:52
8:54
12
9:10
9:14
24
9:38
9:39
4
9:43
10:00
41
中藤山から100m地点
10:41
7
10:48
11:03
61
12:07
2
12:09
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
若彦トンネル出口から150mの空地(使用されなくなった道路か?):広いスペースがある。水,トイレは無い。
その他周辺情報 富士西湖温泉 いずみの湯:内湯,露天,サウナがあり,1000円はこの辺では安い。但し,平日は休みのことが多いので,要確認。
https://www.hamayouresort.com/spa_top/

道の駅 かつやま:河口湖畔にあり黒岳などの展望が望める。
http://www.katuyama.info/station/
暗い中,かつての車道を歩き始める。
2024年11月22日 05:45撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
11/22 5:45
暗い中,かつての車道を歩き始める。
登り口。手書きの標識があった。
2024年11月22日 07:00撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
11/22 7:00
登り口。手書きの標識があった。
樹の隙間から南アルプスが垣間見える。
2024年11月22日 07:43撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
11/22 7:43
樹の隙間から南アルプスが垣間見える。
黒岳山頂。視界は効かない。
2024年11月22日 07:49撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
11/22 7:49
黒岳山頂。視界は効かない。
山頂の南にある展望台から見た富士山。
2024年11月22日 08:11撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
11/22 8:11
山頂の南にある展望台から見た富士山。
ズームアップ。
2024年11月22日 08:11撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
11/22 8:11
ズームアップ。
節刀ヶ岳へと続く稜線の向こうに南アルプスが遠望できる。右端の三角が聖岳。
2024年11月22日 08:08撮影 by  iPhone 6s, Apple
11/22 8:08
節刀ヶ岳へと続く稜線の向こうに南アルプスが遠望できる。右端の三角が聖岳。
右から左に向かって悪沢岳,赤石岳,聖岳,笊ヶ岳,布引岳
2024年11月22日 07:53撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
1
11/22 7:53
右から左に向かって悪沢岳,赤石岳,聖岳,笊ヶ岳,布引岳
聖岳,笊ヶ岳,布引岳,稲又山,青薙山。手前には中藤(なかっとう)山から節刀ヶ岳,金山への稜線が続いている。
2024年11月22日 07:53撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
11/22 7:53
聖岳,笊ヶ岳,布引岳,稲又山,青薙山。手前には中藤(なかっとう)山から節刀ヶ岳,金山への稜線が続いている。
十二ヶ岳から東に延びる稜線が2週間前の登りを思い出させる。左奥には毛無山。さらに奥には,雲がかかってはいるが大無間山が覗く。
2024年11月22日 07:54撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
11/22 7:54
十二ヶ岳から東に延びる稜線が2週間前の登りを思い出させる。左奥には毛無山。さらに奥には,雲がかかってはいるが大無間山が覗く。
更に南寄りに目を向けると,丸い大室山とその裾野の青木ヶ原樹海が目に付く。西湖はまだ霧で包まれている。
2024年11月22日 07:54撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
11/22 7:54
更に南寄りに目を向けると,丸い大室山とその裾野の青木ヶ原樹海が目に付く。西湖はまだ霧で包まれている。
左端が聖岳。右(北)へ向かって赤石岳,悪沢岳,塩見岳,農鳥岳,間ノ岳。枝で隠れているが,北岳,仙丈ヶ岳。
2024年11月22日 07:56撮影 by  iPhone 6s, Apple
11/22 7:56
左端が聖岳。右(北)へ向かって赤石岳,悪沢岳,塩見岳,農鳥岳,間ノ岳。枝で隠れているが,北岳,仙丈ヶ岳。
中央が間ノ岳で,左に農鳥岳,右に北岳。
2024年11月22日 08:10撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
11/22 8:10
中央が間ノ岳で,左に農鳥岳,右に北岳。
すずらん峠に向かう路。冬枯れた木立の間を気持ちの良い歩きができた。
2024年11月22日 08:28撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
11/22 8:28
すずらん峠に向かう路。冬枯れた木立の間を気持ちの良い歩きができた。
すずらん峠付近から見た富士山。河口湖辺りの霧が晴れてきた。
2024年11月22日 08:40撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
11/22 8:40
すずらん峠付近から見た富士山。河口湖辺りの霧が晴れてきた。
すずらん峠。
2024年11月22日 08:41撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
11/22 8:41
すずらん峠。
破風山の頂。
2024年11月22日 08:54撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
11/22 8:54
破風山の頂。
新道峠にある展望台から見た富士山。
2024年11月22日 09:11撮影 by  iPhone 6s, Apple
11/22 9:11
新道峠にある展望台から見た富士山。
中藤山の少し手前からの富士山。
2024年11月22日 09:37撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
11/22 9:37
中藤山の少し手前からの富士山。
やはり富士山は山頂の白い方がカッコ良い。
2024年11月22日 09:35撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
11/22 9:35
やはり富士山は山頂の白い方がカッコ良い。
河口湖を見下ろす。
2024年11月22日 09:37撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
11/22 9:37
河口湖を見下ろす。
中藤(なかっとう)山。
2024年11月22日 09:39撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
11/22 9:39
中藤(なかっとう)山。
中藤山の少し先で小休止して,富士山をとっくりと眺める。
2024年11月22日 09:43撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
11/22 9:43
中藤山の少し先で小休止して,富士山をとっくりと眺める。
2週間前に登った十二ヶ岳,金山,鬼ヶ岳や節刀ヶ岳が近くに見える。
2024年11月22日 10:12撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
11/22 10:12
2週間前に登った十二ヶ岳,金山,鬼ヶ岳や節刀ヶ岳が近くに見える。
河口湖の霧は晴れ,富士山に掛かる雲が次第に昇ってきた。
2024年11月22日 10:23撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
11/22 10:23
河口湖の霧は晴れ,富士山に掛かる雲が次第に昇ってきた。
毛無山から十二ヶ岳に至る小ピークの連なりが良く分かる。
2024年11月22日 10:30撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
11/22 10:30
毛無山から十二ヶ岳に至る小ピークの連なりが良く分かる。
不逢(あわず)山の少し手前で,樹の隙間から見える富士山。
2024年11月22日 10:36撮影 by  iPhone 6s, Apple
11/22 10:36
不逢(あわず)山の少し手前で,樹の隙間から見える富士山。
風も殆ど無く,日差しが暖かい。
2024年11月22日 10:39撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
11/22 10:39
風も殆ど無く,日差しが暖かい。
不逢山。
2024年11月22日 10:41撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
11/22 10:41
不逢山。
大石峠は小広場になっていて休憩適地だった。
2024年11月22日 10:50撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
11/22 10:50
大石峠は小広場になっていて休憩適地だった。
ススキの穂が光り,晩秋の雰囲気。
2024年11月22日 10:49撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
11/22 10:49
ススキの穂が光り,晩秋の雰囲気。
雲に覆われる富士山。この後,数分で完全に見えなくなった。
2024年11月22日 10:50撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
11/22 10:50
雲に覆われる富士山。この後,数分で完全に見えなくなった。
落ち葉に覆われて秋色の登山路。
2024年11月22日 11:36撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
11/22 11:36
落ち葉に覆われて秋色の登山路。
この辺りは黄葉の見納め時節だった。
2024年11月22日 11:51撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
11/22 11:51
この辺りは黄葉の見納め時節だった。
青空が気持ち良い。
2024年11月22日 11:57撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
11/22 11:57
青空が気持ち良い。
自車以外に駐車している車は無かった。
2024年11月22日 12:08撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
11/22 12:08
自車以外に駐車している車は無かった。
道の駅 かつやまにある展望テラスからの眺め。右から黒岳,破風山,中藤山,不逢山。中央のやや左が十二ヶ岳。
2024年11月22日 14:03撮影 by  iPhone 6s, Apple
11/22 14:03
道の駅 かつやまにある展望テラスからの眺め。右から黒岳,破風山,中藤山,不逢山。中央のやや左が十二ヶ岳。

感想

11月に入って,6日,13日と富士山周辺の山に登ったが,未だ白い山頂を拝めていない。今度こそはと,黒岳を始点とする尾根ルート上からの展望を期待して計画した。
できるだけ早い内に稜線ルート上に出たかったので,2時丁度に自宅を出発する。前回までと同様に談合坂SAで早めの朝食を摂り,駐車場所に5時15分に到着。かつての車道が今は使われなくなっているようで,広いスペースがあるが,他に停まっている車は無かった。気温は3℃と今シーズンで一番寒かったので,1枚多めに上着を着て出発。
落ち葉が積もった林道をヘッドランプの明かりで歩き始める。橋を渡ると,直ぐに現役の車道に出る。釈迦ヶ岳登山口を過ぎ,20分もすると登山者専用駐車場に着いた。車が2台停車している。周辺の案内図があり,トイレを探すが少し離れている。地形図にはない路を適当に歩いて,きれいな水洗のすずらん峠公衆トイレに辿り着き,用を足す。体も温まってきたので,中間着を一枚脱ぎ,靴ひもを結び直して出発。
歩道を少し登って車道に出た処が,すずらん群生地駐車場だった。しかし,施設のオープン時刻前だからか,ロープが張ってあって駐車できないようだった。更に車道を進み,釈迦ヶ岳登山口を通過して数分でヘアピンカーブとなるところに新道峠への分岐点がある。しかし,ここもゲートで通行止めになっていた。この付近を中心に路肩に駐車している車が10台以上あった。ゲート開門前に来る人が停めているのだろうか? そこから僅かで登山道の入り口となる。手書きの小さな標識があるだけなので,気をつけていないと見過ごしそうだ。
枯葉の敷き詰められた登山路を登って行く。周囲の樹々は殆ど葉が落ちている。先週の七面山は未だ秋の風情だったが,いきなり初冬に入ってしまった感覚。40分程登ったところで,右手の樹の間を縫って白い山並みが垣間見える。方向からして南アルプスかなと思いながら尚も進むと,程なく黒岳山頂に到着する。見通しが利かないので直ぐに,南側にあるという展望台に移動する。すると真正面に,冠雪の富士山が飛び込んできた。河口湖の辺りは霧に包まれているが,上空は真っ青の快晴だ。来た甲斐があった。右に目を転じると,2週間前に登った十二ヶ岳や,節刀ヶ岳が間近に見える。さらに奥には南アルプスの山並みが遠望できる。北岳辺りが木の枝に邪魔されてスッキリと見えないのが残念だが,大パノラマである。近くの岩に腰を下ろし,おにぎりを食べながら景色をじっくりと堪能した。
風は無いのだが,30分もすると流石に冷えてきたので先に進むことにする。黒岳まで戻ったところで,破風山の方から来る人と出会った。この後,新道峠までに都合3人とすれ違った。新道峠のテラスには4,5人が写真を撮ったり休憩したりと寛いでいたが,下山するまでに登山道で出会ったのはこの3人のみ。平日とはいえ,以外と少ないなと思った。
尾根につけられた路は良く整備されていて歩き易い。日差しも暖かいので木漏れ日ハイキングの態でのんびりと足を進める。路の両側には樹が立っているので,枝が邪魔をするのだが,時々,切れ目があって,富士山をスッキリと拝めるところが何か所かあった。時間が経つにつれて,湖にかかっていた霧が晴れ渡り,湖面が見えてくるのとは逆に,雲が次第に上の方に昇り富士山を隠し始める。不逢(かえらず)山の近くまで来ると,益々,十二ヶ岳が間近に迫り,小さなピークの様子が良く分かって面白かった。
大石峠には11時前に到着し,予定よりも随分と早かったが,富士山が雲に隠れてしまい,遠方の山並みも水蒸気のせいでぼやけてきた。未だ登っていない節刀ヶ岳は次の機会に来ることにして,下山することにする。路の落ち葉が濡れていて,少し滑り易かった。北面の路なので乾きが遅いのかな。下るにつれて,未だ葉のついている樹が多くなり,初冬から晩秋へと季節が少し戻った感じになる。
1時間の下りで車道に出る。車が頻繁に通っているので,大石川の橋を渡って直ぐの古い道を経由して駐車場所に戻った。相変わらず,他に車はいない。直ぐに着替えて,西湖にある温泉に出発。
富士西湖温泉 いずみの湯は,露天風呂の脇にあるモミジが色付いていて,綺麗だった。一本の樹に緑,黄,紅の葉が混ざっていて,それが陽に透けて美しい。未だ時間も早いので他の客は一人だけで静かな時間を過ごせた。その後,河口湖にある道の駅 かつやまにて土産を購入。店の上にある展望テラスからは,河口湖を前景にして今日歩いた黒岳から不逢山までは勿論,十二ヶ岳なども一望出来て見事だった。
道の駅を14時過ぎに出発したので,帰り道は未だ混む前に走れるかなと期待したが,圏央道で想定外の渋滞があり時間がかかった。結局,4時間余りかかって,18時40分に帰宅した。
今回は富士山の見事な眺望を堪能できるハイキングで楽しかった。もう少し南アルプスの全体がすっきりと見える場所があれば更に良かったのだが。ともあれ,冬の天気の良い日に景色を眺めながら歩くには最高のコースだった。今度は節刀ヶ岳の方にまで足を延ばしてみたいものだ。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:11人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら