白草山に紅葉を求めて冬の到来を知る

2024年11月23日(土) [日帰り]

• GPS: 03:32
• 距離: 10.0km
• 登り: 1,068m
• 下り: 1,039m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:59
• 休憩: 0:01
• 合計: 4:00

8:53 スタート地点
8:55 8:55 林道ゲート
9:21 9:22 黒谷林道終点
10:45 10:45 白草山・箱岩山分岐
11:25 11:26 白草山
11:32 11:32 白草山・箱岩山分岐
12:31 12:31 黒谷林道終点
12:53 12:54 林道ゲート
12:55 ゴール地点

天候

快晴。
山頂に吹き抜ける風を予想できぬほど、
ふもとは風穏やか。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

片側１車（途中登坂車線あり）の国道から、
脇に入ります。過信禁物ですが、比較的、
対向車の見通し、すれ違いポイントを確保
しやすい道路でした。

コース状況／危険箇所等

下呂市民の山ということで整備が行き届いた快適な
山行が楽しめます。
前日に平場に降った小雨が、山中では、グラニュー糖
をサラッとまぶしたような初雪になって、木の根に
踏み下ろした靴底を幾度も滑らせました。

その他周辺情報

【登山口ナビ　黒谷林道入口】
https://tozanguchinavi.com/trailhead/trailhead-13445
【乗政大滝】
https://www.gero-spa.com/spot/detail.php?id=22&category;=&area;=
【付知ベーカリー　ジャンボくん（R6末閉店）】
https://ameblo.jp/raou0221

写真

11/23 9:17

モヒカン！帰ってきたよ！

何かに生まれ変わることができたら
撫でてあげたい。

11/23 9:22

滔々と何の文句も言わずに
流れ続ける小川のせせらぎ。

11/23 9:27

11/23 10:06

こんな感じで進んでいきます。

11/23 10:08

時折、山頂から風が吹いてくるけど
いい天気。（脳天気）

11/23 10:09

🎵雨は夜更け過ぎにぃ〜

11/23 10:12

🎵雪へと変わるだろぉぅぉぉ

11/23 10:13

下呂の町かな。

11/23 10:17

11/23 10:22

紅葉を求めて雪を得る。
晩秋を追い越し
生き急ぐのもまた愉しからず哉。

11/23 10:25

11/23 10:25

11/23 10:45

左　箱岩山
右　白草山

箱岩山には行ったことがない。

11/23 10:47

風が吹いてなければ実に穏やか
なのにね。
（そうは問屋が卸しません）

11/23 10:48

山頂までの道のりを見せてもらって
思わず駆け上がってしまった。
（山頂まで続く訳ないのに）

11/23 10:51

山頂までの花道でよそ見も楽しい

11/23 10:52

11/23 10:59

山頂から御嶽山を眺める。
強風に煽られながら。

11/23 11:24

サッサとお腹に食料をお迎えしよう。
強風に煽られながら。

11/23 11:24

立ち食いソバ屋さんのような滞在
（言うて、30分もおったけど）
でしたが、御嶽山の初冠雪
（だと思う）を間近で見せてくれて
ありがとね。

たぶん、また来るからね。

11/23 11:24

足下に細心の注意を払いながら、
風除けできるトコまで、
逆全力坂！

11/23 11:54

ホント、山行中と山頂は別物なのね。

持ってきたダウンブランケットでは、
せっかく保温した体温を風に奪われて
しまって（使わず）、なけなしのお米
を年貢に奪われるお百姓を体で再現
してしまうことになるから。

11/23 12:53

お疲れさまでした！

脇に回るゲートには靴裏消毒が
ありますので入山時にはお忘れなく。

11/23 13:09

滝！滝！ピエール瀧！

11/23 13:10

じゃなくて

11/23 13:11

近づいて

11/23 13:15

見上げて

11/23 13:16

滝は、
いろんなことを水に流してくれる
から好き。

11/23 13:25

　はじめて登ったときは５時間
かかったのが、スムーズに登れる
ようになったとほくほく帰宅して、
靴裏をよく見てみたら、喜びも
束の間、尖った岩で引っかいた
ような傷がちらほら。

よくがんばったね。ありがとう。
（自分の足運びは、
靴の傷みと引替か…）

撮影機器：

SC-02J samsung

装備

個人装備

DABADAアルミ製トレッキングポール 靴下 #1129547ワオナブーツワイド #1128266+レイントレッカージャケット ヒマラヤでいつ買ったか分からんレインパンツ 【着用】#1106451ノマドパーカ 【着用】オタフクJW-275ハイネック 【着用】オタフクJW-522ロングスリーブクルーネック 【着用】ワークマンWP002A4D防水ストレッチ デニムパンツ 【着用】#1107698サポーテックタイツ 【着用】#1128627メドーハット 【着用】ワークマン防風防寒グローブ 【着用】ヘッドタオル ペットボトルホルダー 介護用ストロー 【半分ほど】ペット茶 スマホ＆スマホバッテリーホルダー スマホバッテリー バッテリーケーブル スマホ DEUTER+FUTURA32 【未開封】左ペット茶 【未開封】右ペット茶 濃いブルーベリー飴 ポンジュース飴 【未開封】カロリーメイト（バニラ味）×２ 【不使用】虫除けスプレー ヘッドライトGENTOS+HW000X 単３乾電池×３ 単３乾電池×３（予備） アルコールティシュー 【不使用】除虫シール ゴミ袋 Bluetoothヘッドセット 救急セット 除虫シール（予備） マスク キッチンペーパー カイロ 【不使用】ボタン付ダウンブランケット ゴミ袋（予備） タオル×２ ドラッグストアの見切品おにぎり×２ カップヌードル味噌 和三盆を使った見切品どら焼き×２ 【未開封】（缶詰）とりたまご大根 【未開封】国太楼アールグレイTetraBag×２ 【未開封】イチビキ麹あま酒×２ 熱湯入り水筒 カトラリー 【不使用】チタンマグ 【不使用】ステンマグ 鍵束 財布

感想

ごっでぃ

　下呂市にある小坂の滝巡り。真夏のある日、若者に
連れられて巡ったことがある。
道中、根尾の滝遊歩道の吊り橋が落ちていたので、
極限まで下衣をまくりあげて渡河する若者に従い、
長ジーパンだった私は、石から石へと源平合戦よろ
しく八艘跳びを試みたところ、ものの見事に着水し、
滝に涼を求めたはずの私は、炎天下、下半身にずぶ
濡れジーンズの不快さを体感し続けながら、滝巡り
した夏の日を記憶に残している。



　つい先週、どなたかのヤマレコ日記で、根尾の滝歩
道に吊り橋がかかったことを知った私は、今も師事
する若者に、今週末どうかと誘いをかけたところ、
紅葉を楽しみましょうと、若干南にシフトした白草山
＆乗政大滝が実現した。

　白草山は、私に、はじめて山の楽しさを教えてくれ
た山だ。これで３回目になる。

　前日、平場の小雨がぱらつく寒い一日に、
保温着の重要性を少しは考慮できるようになった私は、
室内で使っていたダウンのブランケットをまとめ、
ザックに放り込んでおいて当日を迎えた。最高気温が10℃を下回る予報ながら、おだやかな快晴だった。

　体を暖めるために、ややペースを上げて動き始め、1/3ほど足をすすめた頃から、グラニュー糖をまぶし
たような道と笹の葉を見つけた。これが雪であること
が即座には理解できなかった。そんな、前日にちら
ついたであろう雪の水分を吸った木の根に足をすべら
せながらも、オタフク二枚重ねインナーをはじめとし
た装備の快適さの助けをもらいながらさらに、先へと
進んでいく。

　すれ違った一行に、山頂の様子を聞いてみたところ
「強い風で体感氷点下やね。」と返ってきた答えを
聞いた私の背中は、山頂前なのに、寒気を感じていた。

　保温着、防寒着は、吹き荒ぶ風を防げなければまっ
たく意味をなさないことを体感するそんな山頂だった。
最短時間で食事を摂り、撤収。初冠雪とおぼしき御嶽
山を脳裏に焼き付け、風除けポイントまで、まっしぐ
らに駆け下りる。

　山の楽しさを教えてくれた白草山に、今度は、初雪
を見せてもらいながら、冬の寒さの厳しさを教えて
もらいました。


　車で移動した乗政大滝に、よしなし事を水に流して
もらった後、帰り道に立寄った「ベーカリージャンボ
くん」で運良く残っていた焼きたての薄皮のあんぱん
で、血糖値を勢いよく蹴り上げてもらい、予定よりも
かなり早く解散できました。