入道ヶ岳周回
- GPS
- 04:04
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 787m
- 下り
- 787m
コースタイム
- 山行
- 3:21
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 4:04
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 神社前に食堂、出店 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
カメラ
シュリンゲ
|
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感想
昨日の夜は、仕事の知人お二人と割烹での会食があり、その余波で今朝は出発が普段より30分遅れの6時半となった。一時的ながら冬型の気圧配置となって、昨夜から強風が吹き荒れている。てんくらでは、日本海寄りはしぐれた天気となる予想で、それ以外の地域も大半は曇となっている。そんな中、三重県の入道ヶ岳は不思議とお日様マークが並んでいるのを発見。もう、ここっきゃない、ということで今日目指すのは入道ヶ岳となった。この山は鈴鹿セブンマウンテン(ズ)の一座であり、我々にとっては唯一未踏となっていた。これまで登っていない主たる理由は、ここがヒルの巣窟だからなのだが、ヒルが多いのは井戸谷だそうで、稜線ルートを辿れば問題ないはずである。それに、いつまでも気温の高い状態が続いた今年の秋もようやく終焉を迎えて、急に冷え込んできたから、ヒルはもうそろそろ姿を消す頃だ。
土曜日の朝も、相変わらず自宅付近は強風が吹いている。空模様は悪くはない。鈴鹿のほうがましであることを期待して、阪神高速から名神へと車を進める。普段より車の数が多い。この分だと京都を抜けるところで名神は渋滞間違いなし。と思い、京滋バイパスに回るも、こちらも渋滞だ。途中下道をはさんで再び名神、そして新名神へと進む。鈴鹿のパーキングエリアと一体になったスマートICで降りる。ここは、パーキングエリアに入った後にICから出ることが可能な構造になっている。時に、パーキングエリアに寄ったら出口に回れないことがあるので、あらかじめ確認しておいたのだ。
入道ヶ岳の主たる登山口となる椿大神社までは、ICからほんの2-3分。アクセスがいい。この神社は多くの参拝者を迎えるらしく、広々した駐車場が3つ用意されていて、その一番下にある第3駐車場に登山者は停めるようにと指示が出ているので、それに従う。時刻は9時を回っており、第3駐車場にわずかに残る空きスペースに車を置く。三々五々、身支度が済んだものから神社を抜けて山へと向かっている。我々も後を追う。
神社のトイレを借りて、さらに奥へと続く車道を進むと、奥の院への石段が右に分岐し、ここに北尾根から入道ヶ岳と書いた指導標が建っている。この石段、上部でぐいぐいと傾斜を増しており、途中で左手の「巻き道」に逃げる。石段の登りついたところに奥の院の社があるので、お参りはここでする。
社の裏からジグザグの山道となる。よく踏まれた道を植林の中、黙々と登る。一パーティー抜き、また一パーティー抜き、これを繰り返してひたすら登り続ける。途中から自然林となり、半ば落葉した木々の間から下界が眺められるようになる。途中、数か所見晴らしがよい地点があり、そこからは伊勢湾まで視界が開ける。海は銀色に光を反射して、曇りがちな空にアクセントを与えている。
さらに登っていくと、年季の入ったアセビの林となり、徐々に樹高が下がっていく。山頂部近しの様相である。途中に立つ通報用ポールの番号は下から1ずつ増えて、8になった。てっきり山頂が10と信じ込んでいたが、10となった地点は山頂より手前の小ピークなのだった。しかし、もう目前に「本当の」山頂がある。左から井戸谷を登ってくる道を合すると、丸く草に覆われた山頂に達した。今日はノンストップ、休憩なしでここまで来た。山頂には、写真で見た通りの鳥居がある。この鳥居をくぐったところに三等三角点が埋設されていた。遮るものの無い山頂からは360度の展望が広がっている。さすがに風が強く、寒さが身に染みる。一旦、来た方角にわずかに戻って、アセビ林の脇に腰を下ろして昼食をとる。空模様が怪しくなり、霧の水滴を肌に感じる。早々に休憩を終わりにして、鳥居の向こう側から二本松尾根を下る。
急な下りだがそれもやがて収まってしばらくは自然林の中を進む。スギ植林となるあたりから斜面をジグザグに下るようになり、間もなく谷に降り立って傾斜は緩む。堰堤を巻き、作業道を越えて進むと自動車道路のエンドポイントに着いた。
椿大神社の本殿に立ち寄ってお参りの後、車で帰路につく。携帯のナビの指示に沿って、帰りは新名神ではなく東名阪から高速に乗って費用を減らす。帰りも路は混雑しており、草津に差し掛かると名神はピタッと動かない様子。そこで京滋バイパスに逃げたつもりが、こちらは事故渋滞で超のろのろが続く。車の運転につかれたけども、入道ヶ岳登頂によって鈴鹿セブンは完登となった。kinuasaが娘にスパークリングワインを冷やすように連絡を入れている。7座でも100座でもご褒美は同じというのがご愛嬌の我々である。
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