記録ID: 7520576
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
にゅう界隈を周回
2024年11月23日(土) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 08:45
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 847m
- 下り
- 849m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:51
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 8:41
15:49
スノーシューで長い距離が楽しめる場所ないかなと、日帰りで行けそうな場所を探している最中に、「にゅう」あたりはどうよ?とふと思いついて、下見に行くことに。
1週間前から天気をチェックして、渋御殿湯まではまだノーマルタイヤで行けるだろうと出発。
案の定、道路に雪は無く、軽快に湯みち街道を飛ばしていると、辰野館を過ぎた辺りで、いきなり鹿の親子が飛び出してきた。マジ?急ブレーキをかけてもうダメ・・・と思いきやギリギリのところでセーフ。小鹿の方はボンネットから頭しか見えないほど間近まで迫り、あと50cmもなかったかも・・・心臓のバクバクが収まらないまま気を取り直して今度はゆっくり進む。ところが残すところ1kmもないかなとゆうあたりで、路面に雪が見え始める。駐車場手前の最後の急坂は真っ白。どうしようかと思ったが、大して積もってるわけじゃないし、今日は一日晴れ予報なのでと思い、途中で止まらないように一気に駆け上がる。渋御殿が見えると、路面は全面うっすらと雪に覆われている。
道路もトレース無しだったので、まさかとは思ったが誰も来てない。人気のお山・天狗岳の登山口で、しかも祭日、絶対混むと思って、6:30に駐車場に到着したのに、先行者0。なんだか拍子抜けして、旅館の前まで行って車を停めて、おかみさんに駐車をお願い。ゆっくりついてきな、と言われて、かかとの高い靴で雪の上を先導する女将さんの後をゆっくりと駐車場へ戻り、その場で雪の上にスコップで書いた「区画」に言われるがままに駐車。前途多難か・・・と心配しながらまずは高見石小屋へ向けて出発。
登山口の橋を渡ってすぐにまだらな雪化粧が始まるが、土が主の地面なので、このまま裸足で行くことにした。
途中数回橋を渡って渡渉するが、木の橋は滑りそうなので慎重に歩く。一通り渡渉が終わり、賽の河原に向かい樹林が少なくなり始めるあたりから大きな岩が目立ち始めて滑りそうな感じで、2000mを少し超えたところでチェンスパを履くことに。更に賽の河原に向かって歩くと、中途半端な雪の付き方のため、ますます歩きにくくなりかなりペースダウン。新雪らしく、ストックではたくと岩肌が見えるくらいに綺麗にぱさっと飛んでしまうようなところが多く、全く定着してないため、とてもやっかい。こんなところで滑って転んだら下手すると骨折だよね、とか思いながら歩きにくい岩の上をチェンスパで進む。
しかし、抜けるような青空に励まされ、途中、お地蔵さんに安全祈願をし、下見の目的のため、たくさん写真を撮りながら、のろのろと高度を稼ぐ。
賽の河原を抜けて、再び樹林帯に突入すると、積雪量は少し増えて良く締まっっていたので、ペースを取り戻す。しばらくすると高見石小屋に到着。祭日なのにここまで誰にも会わず、しかもノートレース。一休みしてほとんど岩むき出しの高見石に登り、絶景を堪能。賽の河原でかなり時間を食ったので、あまりゆっくりせず先を急ぐことに。
白駒池に向かう途中で、鹿さんらしきトレースを発見。登山道を外さず、律儀に白駒山荘まで続く足跡を見て意識高い系の鹿かい!とかしょーもないことを考えながら、ひたすら歩く。白駒池は真冬には池の上を歩けるくらいに氷結+積雪する時もあるらしいが、今はまだほぼ全域水面のまま。池を横目に木道を歩いていると、今度は奇妙な小動物の足跡を発見。不思議なパターンなので、ついついトレースに気を取られて、危うくにゅうの分岐を見落としそうになり焦る。
ここからは所々木道が敷設された上り道で、再び高度を稼ぐ。途中、涸れた湿原を抜け、再び樹林帯の登りに差し掛かったところで、ようやく初めて二人組のパーティに遭遇。少しお話して、更に樹林帯を歩き続けると、急に視界が開けてにゅうのふもとに到着。
ここでもソロの方に遭遇し、少しお話をしてから、あっとゆう間の距離のにゅうのピークまで空身で往復。もう少し時間に余裕があれば、にゅうのふもとで絶景を見ながらゆっくりしたかったんだが、早々に立ち去る。
ここから中山分岐までは景色もない、いまいちな樹林帯の道が続く。にゅうより更に100mほど高く、同じ稜線上にあるのに(にゅうは少しだけずれているが)、名もない分岐は気の毒だなと思いながら、時間も押しているので素通り。スマホのバッテリーが切れそうで、早く黒百合ヒュッテまで行って、昼仕度をしながら充電しようかと、ちょっと焦り気味に。
とゆうわけで更に先を急いだが、結局、残量赤で時間切れとなり、中山峠手前の絶景スポットで休憩することにした。スマホを予備バッテリにつないで、ザックの中のテルモスの隣にくるんで、しばしクリームパンを食べながら絶景を眺める。30%くらいまで回復したので、続きは黒百合ヒュッテでやるかと、再出発。
黒百合ヒュッテに到着早々、小腹ごしらえの調理に取り掛かる。と言っても、お椀で食べるシリーズのCNだけ(笑。ヒュッテの窓辺で暖かそうな食事を食べている人を横目に見ながら、我ながらアホなことやってるなぁ、と思いながらも火を焚いて温かい物を食べるとゆうお決まりの儀式だけは何故か外せない(よほどのことがない限り、これは続けるかも)。でも、今回は、帰りが暗くなると嫌だし、寒いし、食後のコーヒーとデザートだけはパス。
早々に食べ終えて、あとはひたすら下るのみと意を決して出発。せっせと歩き続けるが、やはり、3時近くになるとこの季節の樹林帯は少し薄暗い。黒百合ヒュッテからの下りは、ごろごろの沢筋を下るのでちょっと膝が疲れる。積雪がしっかりある方が歩きやすそう。渋の湯と唐沢鉱泉の分岐あたりで、このまま唐沢鉱泉に降りるか八方台の尾根筋経由で行くか迷っている人がいたが、気持ちはわかるなぁと思いながら、ひたすら駐車場を目指す。3時半ごろに駐車場に到着すると、やはり閑散としていたので、昼にパスしたコーヒーとデザートを食してから帰ろうと思い、一休み。下山後にコーヒーをいれるのもまた一興だなと勝手に満足して、今日一日の快晴と無事下山できたことに感謝のフィナーレでした。
ちなみに、このコースでスノーシューは無理だな、とゆうのも収穫でした。(笑
1週間前から天気をチェックして、渋御殿湯まではまだノーマルタイヤで行けるだろうと出発。
案の定、道路に雪は無く、軽快に湯みち街道を飛ばしていると、辰野館を過ぎた辺りで、いきなり鹿の親子が飛び出してきた。マジ?急ブレーキをかけてもうダメ・・・と思いきやギリギリのところでセーフ。小鹿の方はボンネットから頭しか見えないほど間近まで迫り、あと50cmもなかったかも・・・心臓のバクバクが収まらないまま気を取り直して今度はゆっくり進む。ところが残すところ1kmもないかなとゆうあたりで、路面に雪が見え始める。駐車場手前の最後の急坂は真っ白。どうしようかと思ったが、大して積もってるわけじゃないし、今日は一日晴れ予報なのでと思い、途中で止まらないように一気に駆け上がる。渋御殿が見えると、路面は全面うっすらと雪に覆われている。
道路もトレース無しだったので、まさかとは思ったが誰も来てない。人気のお山・天狗岳の登山口で、しかも祭日、絶対混むと思って、6:30に駐車場に到着したのに、先行者0。なんだか拍子抜けして、旅館の前まで行って車を停めて、おかみさんに駐車をお願い。ゆっくりついてきな、と言われて、かかとの高い靴で雪の上を先導する女将さんの後をゆっくりと駐車場へ戻り、その場で雪の上にスコップで書いた「区画」に言われるがままに駐車。前途多難か・・・と心配しながらまずは高見石小屋へ向けて出発。
登山口の橋を渡ってすぐにまだらな雪化粧が始まるが、土が主の地面なので、このまま裸足で行くことにした。
途中数回橋を渡って渡渉するが、木の橋は滑りそうなので慎重に歩く。一通り渡渉が終わり、賽の河原に向かい樹林が少なくなり始めるあたりから大きな岩が目立ち始めて滑りそうな感じで、2000mを少し超えたところでチェンスパを履くことに。更に賽の河原に向かって歩くと、中途半端な雪の付き方のため、ますます歩きにくくなりかなりペースダウン。新雪らしく、ストックではたくと岩肌が見えるくらいに綺麗にぱさっと飛んでしまうようなところが多く、全く定着してないため、とてもやっかい。こんなところで滑って転んだら下手すると骨折だよね、とか思いながら歩きにくい岩の上をチェンスパで進む。
しかし、抜けるような青空に励まされ、途中、お地蔵さんに安全祈願をし、下見の目的のため、たくさん写真を撮りながら、のろのろと高度を稼ぐ。
賽の河原を抜けて、再び樹林帯に突入すると、積雪量は少し増えて良く締まっっていたので、ペースを取り戻す。しばらくすると高見石小屋に到着。祭日なのにここまで誰にも会わず、しかもノートレース。一休みしてほとんど岩むき出しの高見石に登り、絶景を堪能。賽の河原でかなり時間を食ったので、あまりゆっくりせず先を急ぐことに。
白駒池に向かう途中で、鹿さんらしきトレースを発見。登山道を外さず、律儀に白駒山荘まで続く足跡を見て意識高い系の鹿かい!とかしょーもないことを考えながら、ひたすら歩く。白駒池は真冬には池の上を歩けるくらいに氷結+積雪する時もあるらしいが、今はまだほぼ全域水面のまま。池を横目に木道を歩いていると、今度は奇妙な小動物の足跡を発見。不思議なパターンなので、ついついトレースに気を取られて、危うくにゅうの分岐を見落としそうになり焦る。
ここからは所々木道が敷設された上り道で、再び高度を稼ぐ。途中、涸れた湿原を抜け、再び樹林帯の登りに差し掛かったところで、ようやく初めて二人組のパーティに遭遇。少しお話して、更に樹林帯を歩き続けると、急に視界が開けてにゅうのふもとに到着。
ここでもソロの方に遭遇し、少しお話をしてから、あっとゆう間の距離のにゅうのピークまで空身で往復。もう少し時間に余裕があれば、にゅうのふもとで絶景を見ながらゆっくりしたかったんだが、早々に立ち去る。
ここから中山分岐までは景色もない、いまいちな樹林帯の道が続く。にゅうより更に100mほど高く、同じ稜線上にあるのに(にゅうは少しだけずれているが)、名もない分岐は気の毒だなと思いながら、時間も押しているので素通り。スマホのバッテリーが切れそうで、早く黒百合ヒュッテまで行って、昼仕度をしながら充電しようかと、ちょっと焦り気味に。
とゆうわけで更に先を急いだが、結局、残量赤で時間切れとなり、中山峠手前の絶景スポットで休憩することにした。スマホを予備バッテリにつないで、ザックの中のテルモスの隣にくるんで、しばしクリームパンを食べながら絶景を眺める。30%くらいまで回復したので、続きは黒百合ヒュッテでやるかと、再出発。
黒百合ヒュッテに到着早々、小腹ごしらえの調理に取り掛かる。と言っても、お椀で食べるシリーズのCNだけ(笑。ヒュッテの窓辺で暖かそうな食事を食べている人を横目に見ながら、我ながらアホなことやってるなぁ、と思いながらも火を焚いて温かい物を食べるとゆうお決まりの儀式だけは何故か外せない(よほどのことがない限り、これは続けるかも)。でも、今回は、帰りが暗くなると嫌だし、寒いし、食後のコーヒーとデザートだけはパス。
早々に食べ終えて、あとはひたすら下るのみと意を決して出発。せっせと歩き続けるが、やはり、3時近くになるとこの季節の樹林帯は少し薄暗い。黒百合ヒュッテからの下りは、ごろごろの沢筋を下るのでちょっと膝が疲れる。積雪がしっかりある方が歩きやすそう。渋の湯と唐沢鉱泉の分岐あたりで、このまま唐沢鉱泉に降りるか八方台の尾根筋経由で行くか迷っている人がいたが、気持ちはわかるなぁと思いながら、ひたすら駐車場を目指す。3時半ごろに駐車場に到着すると、やはり閑散としていたので、昼にパスしたコーヒーとデザートを食してから帰ろうと思い、一休み。下山後にコーヒーをいれるのもまた一興だなと勝手に満足して、今日一日の快晴と無事下山できたことに感謝のフィナーレでした。
ちなみに、このコースでスノーシューは無理だな、とゆうのも収穫でした。(笑
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山口に入ってすぐにわずかな積雪がありました。 ・中途半端に雪がついて、チェンスパやアイゼンが効きにくく、かといって裸足(登攀具無しの意味です)では危険だと思います。 ・ログに書きましたが、湯みち街道で鹿に衝突しそうになりました。ここ最近、野生動物が増えているような気が・・・。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
チェーンスパイク
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
|
---|---|
備考 | 小マット持っていけばよかった |
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:16人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する