【積雪期】空木岳(池山尾根ピストン)
- GPS
- 18:15
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 2,118m
- 下り
- 2,118m
コースタイム
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 9:47
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 8:24
天候 | ■11/30(土) 晴れ時々曇り🌤️ 気温:7.1℃(登山口)〜-6.1℃(避難小屋内) 風速:5〜12m/s ■12/1(日) 晴れ☀️ 気温:-7.2℃(避難小屋内)〜6.9℃(タカウチ場付近) 風速:5〜15m/s ※顔も風でやられて しっかりカバーしないといけない季節。しっかり冬山にシーズンイン。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■11/30(土) ・登山口からうっすら雪模様。 ・大地獄小地獄:クサリはほぼ出ていた。 ・池山小屋分岐からチェーンスパイク、迷い尾根からアイゼンを装着。 ・ヨナ沢の頭〜空木平分岐:急激に積雪が増える。雪は膝〜腰まであり、前日の雪が締まらず踏み抜き気味のラッセルになった。 ・空木平分岐〜避難小屋:雪が多くルートはやや不明瞭。ルートファインディングをしながら進んだ。ラッセル奮闘中の強い2人パーティー2組の4人に追いついたので、微力ながらラッセルに混ざり空木平避難小屋まで。 ■12/1(日) ・空木平避難小屋〜駒峰ヒュッテ:吹き溜まりは腿までの雪で、アイゼンははまってなかなか進めなかった。ワカン/スノーシューの皆さん、ありがとう… ・駒峰ヒュッテ〜空木岳:雪はやや締まって歩きやすかった。 ・空木平避難小屋から駐車場まで:昨日とはうって変わってトレースはバッチリ、雪は締まっていた。池山小屋から下はほぼ雪は消えていた。 |
その他周辺情報 | ■下山後の温泉♨️ 【早太郎温泉 こまくさの湯】 https://komakusanoyu.com/ ■下山後のご褒美🍽️ 【カントリーカフェ】 Tel 0265-81-1166 長野県駒ヶ根市赤穂北割一区497-2048 https://tabelog.com/nagano/A2006/A200602/20010586/ ソースカツ丼から目線を変えて僕はチリコンカンライスとルートビア、相方はタコライス😊 |
写真
装備
個人装備 |
【一般雪山装備】 一般冬服装備
ハードシェル(上下)
ゲイター
インナー・アウター手袋
ゴーグル
バラクラバ
ネックウォーマー
日よけ帽子
防寒装備(ダウン上下・象足・フリース・ウール帽子等)
予備着替え(グローブ類・靴下等)
冬靴
ザック
プラティパス(2.5ℓ)
テルモス(500ml)
食器
ライター
山行計画書
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ(予備含む)
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ダクトテープ
予備靴ひも
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
カイロ
ストック(スノーバスケット付)
シュラフ(冬季用)
シュラフカバー(任意)
スリーピングマット(冬季用)
ビニール袋(数枚(靴入れ・ゴミ袋))
ソロ用ツエルト(テントを持たない者は所持)
非常用バーナーキット(バーナー/小コッヘル/110gガス ※メイン鍋/バーナーを持たない者は所持)
【登攀装備】
ヘルメット
アイゼン
ピッケル(1)
120cmダイニーマスリング+普通カラビナ(1)
チェーンスパイク
【食料品】
朝食(1)
昼食/行動食(2)
夕食(1)
非常食(最低500kcal)
嗜好品(適量)
【その他】
風呂・着替えセット
前泊用シュラフ
耳栓/目隠し
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---|---|
共同装備 |
【KM】
LEDランタン(1)
2人用シングルウォールテント
スノーアンカー(8)
雪落し用たわし
鍋(1ℓ)/バーナーセット
ガス缶(230g×1)
テント内銀マット
水作りセット
テントシューズカバー
7mm×7m
【NF】
スコップ
|
備考 | ⚠️まだまだ初冬期と思って、ワカン装備を忘れていた。 また、もう確実に三種の神器は装備に入れておく必要がある。 |
感想
雪山はじめの立山から2週あいてしまった11月最終日。鈍りきった身体に喝を入れないとと相方と入った空木岳。
結果は 狙い通り思い切りいじめられました…💦
木曜金曜に降った雪はまあまあ降ったにせよ そこまでではないだろうと たかを括って入った空木岳池山尾根は、とにかく長くて、しっかりラッセルもあって、冬山らしく気温も落ち、風もちゃんと吹いた、12月の正統な雪山でした😆
それでもへこたれずに何とかピークを踏むことができたのは、土曜日に日帰りで入って下さったソロのお2人と、土日 ピークまで付き合って下さった2人2組4名のパーティーの強いラッセルのおかげでした。
僕らだけでは全く歯が立たないばかりか避難小屋までも届きませんでした。本当にありがとうございました!
即席パーティーでのラッセルは きつかったけれど、目的が同じ同志ということで 息も合い 泊まりの雪山らしいとても気持ちの良い時間でした。
こういう時間を過ごすことができるのも山をやっていたおかげ。
地元の強い先輩パーティー、不思議なご縁で繋がっていた元気なお2人、皆さんと良い時間を過ごせて幸せでした😌
弱っていた心と身体に池山尾根は正直きつくて もう二度とこの尾根は登りたくないと思う気持ちと、こんな出会いがあるならこんなキツい山も悪くないと思う気持ちが入り混じる そんな12月の始まり。
一気に本格的な冬がやってきた。
今シーズンの行く末に何が待っていてくれるのか、なんだかドキドキする…
東京都山岳連盟 【頂 山の会】
https://itadaki2009.wixsite.com/itadaki
【ラッセルの果てにようやく見えた空木平避難小屋】
【皆さんのおかげでピークを踏めた空木岳】
今シーズン2回目の雪山は空木岳へ。
今年は雪が遅いとぼやいていたら、山の神様からたっぷり重めのプレゼントをもらってしまい、深い雪を満喫する山行になりました。
風邪が長引いてすっかりなまった足、咳と鼻が治りきらないことから、例年この時期雪が少なさそうな空木でも、とアイゼンと正直軽めの気持ちで行ったのが大きな誤算に…😅
前半からペースが上がらず、2人組の2パーティーの方たちに先行して頂きました。その後も汗ばかり出て高度は稼げず、これでは皆さんが避難小屋で宴会をする頃に、箸にも棒にもかからないビリケツゴールだな、、と気が重い。。
15時過ぎに何と前方に人影が。やっと先行のラッセル隊に合流できました。ありがとうございます…!ここからは頑張らないと💪
パーティーが大きくなったら、急に元気になる不思議(笑)
しかし雪は膝から腰くらいまで。ワカンとスノーシューが3人、アイゼン3人の6人ラッセルでも吹き溜まりでは苦戦。ヘッドライトを点け、風が強まってきた頃にやっと空木平避難小屋が見えて、思わず全員歓声を上げました✨
翌朝は早朝の風が強そうだったので、ゆっくり目のスタートです。
アタック装備なのに前日より沈む💦 しばらくして先行の4名の皆さんと合流しました。
良さそうなラインを選んで交代でラッセルするも、アイゼンがはまってなかなか雪から出られない。。役立たずで申し訳なかったです🙇♀️🙇♀️
ピークが近づくと風は強まり、バラクラバとサングラスのすき間を擦る飛雪が痛いくらい。不意を突いて来る強風に寄りかかりながら、今年もこの季節がちゃんと来たことがうれしくもありました。
山頂ではラッセルをご一緒して下さった皆さんと6人で記念撮影!
一緒に手探りで進んだことから連帯感も生まれて、とても楽しいラッセルでした😊
12月の空木は雪が少ないしチェーンスパイクで十分、という記録を見ていても、雪山の重荷慣らしでワカンやスノーシューを持って来ていた皆さん。
そのご判断と、気持ちの良いチームワークに助けられました。私達2人では踏めなかったピークです。
本当にありがとうございました。
ぜひまたどこかのお山で!
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