関東ふれあいの道(埼玉11)義経伝説と滝のあるみち
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 08:45
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 920m
- 下り
- 928m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に特に危険な箇所もなく穏やかなハイキングコースです。 敢えて挙げる注意箇所として、 傘杉峠から黒山三滝への下り道で一部鎖場があります。 三滝の直前で沢を渡る箇所があり、増水時は気を付けたほうが良いかも知れません。 また、倒木で通りにくくなっているところが一か所。 |
写真
感想
[img]http://www.yamareco.com/uploads/photos/2945.gif[/img] [color=ff8c00]奥武蔵らしい地味な名ハイキングコース[/color]
関東ふれあいの道・埼玉編の中でも、最も心をへし折るであろう区間がここらではなかろうか。
棒ノ折から北上する埼玉のコースは、竹寺、子の権現……と続くが、吾野で二手に別れて一方は伊豆ヶ岳、正丸峠、刈場坂峠を経て白石峠へ。
もう一方は顔振峠、傘杉峠、関八州見晴台を経て白石峠へ。
この辺りのコース間には重複がある。
吾野〜傘杉峠、刈場坂峠〜白石車庫は2度歩くことになる。
この重複区間、何気に山道ではなく舗装区間が長かったりする。
一度でまとめて歩ければ良いのだが、最も距離の長いグリーンラインコースは20キロを超えており、まとめて歩くとさすがにキツイ。
どうしても心が折れがちになるのはやむを得ないのではなかろうか。
もうちょい上手いことコースを設定してくれれば良いものを……とブツブツ言いながら歩いたが、実際のところ、歩いてみれば面白い道ではあった。
見所その一、黒山三滝。
地味でいて迫力があり、奇妙に神秘的な滝だ。
側にある茶店がまた鄙びていて良い。
ほとんど欲しいものが売っていない。何十年前から売ってるんだ?という掘り出し物も見られる。
何とも言えない味わい深さかある。
天狗滝は落石の危険があるためか、立入禁止の看板があって近くまでは行けないが、女滝と男滝は間近まで近づける。
見所その二、役の小角の像。
ふれあいの道のコースにはなっていないのだが、近いのでついでに寄ることが出来る。
解説文に依れば、この像は意外と古いものだ。が、見たところそこまで古そうには見えない。
解説が間違いか、保存状態がとても良いか、あるいは脇にいる摩耗した像のほうが古いものなのかも知れない。
狛犬のように両脇に控える鬼の像がまたなかなか面白い。
見所その三、顔振峠の平九郎茶屋。
見所というより喰処。
猪鍋がとても美味しい。磯辺揚げもいける。
三人の婆さんがあれやこれやとお話してくれて飽きない。
奥武蔵の茶屋はどこも料理が美味しくて、店の雰囲気が良い。
平九郎茶屋で食事を堪能したおかげで、ふれあいの道の重複区間を歩くモチベーションがわいた。
白石車庫から刈場坂峠を経て関八州見晴台を通って顔振峠へ下れば、また猪鍋が喰える。
猪鍋を喰うためならきっとまた歩けるだろう。
なお、コース名にある「義経伝説」というのは、義経一行がこの峠を歩いた時、あまりの景色の素晴らしさに何度も振り返って眺めたことから、“顔振峠”の名が付いたという伝承に由来する。
[img]http://f.st-hatena.com/images/fotolife/w/wicket/20140720/20140720165100.jpg[/img][b][color=228B22]今回もふれあい日和[/color][/b]
予定では前日の土曜日へ行くつもりでしたがお天気いまいちだったので変更。
晴れっていってもそんなに晴れないんじゃないのん?なんて思ってたけど良い感じ。
駅から歩きだして途中の神社へ寄ると車の中にいたおじさんに挨拶すると
「早いね」
と話しかけられる。
それからとことこ歩いていると犬ちゃんの散歩をしているご婦人に挨拶すると
「早いね」
と話しかけられる。
その脇を猟犬乗せた軽トラが通りすぎる、ご婦人の旦那さんが猪撃ちに行ったらしい。
色々お話しした後分かれ道で見送っていただきとことこ歩いていると犬ちゃんとお散歩中のご婦人と出会う。
「早いね」
と言われて大衆演劇の話を聞く。
この日は越生で南條駒三郎がかかるから行くんだって、好きな事を楽しんでいる人は生き生きしている。
そんなこんなで登山道に入るまでにふれあいを堪能。
道の方はというといたって普通の登山道。
初心者さん向けの歩きやすくたまにちょこっと石や根っこの山っぽい感じが楽しめる道でした。
滝はもっとしょんぼりな物かなぁと期待してなかったので見えた時には『おぉ。これはなかなかの滝』と喜んでしまいました。
滝の茶屋もなかなか、まだ早くて蒟蒻が煮えてなかったのが残念。
出来上がったばかり温かい蒟蒻買ったのでおうちでの楽しみに。
平九郎茶屋に戻りお昼。
前からずっと行きたいと思っていたのでやとこれたって感じ。
「夏に来たわよね?」
と言われたけれどお初なのでしたん。
また来るので覚えておいてね〜というとパグオの鼻をつつきながら
「もう覚えたわよ〜」
と言ってくれました。
美味しかったなぁ。
ってことで…義経はよくよかんなかったけどふれあえる道でした。
次はどの道いこうかなぁん(*´∀`)♪
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する