【災い転じて天狗岳】天狗岳・渋温泉から周回

2015年11月03日(火) [日帰り]

• GPS: 07:38
• 距離: 11.1km
• 登り: 1,066m
• 下り: 1,047m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:58
• 休憩: 0:40
• 合計: 7:38

距離 11.1km 登り 1,066m 下り 1,064m

8:54 スタート地点
9:46 9:47 天狗岳登山口駐車場
9:49 唐沢鉱泉
10:36 10:41 唐沢鉱泉分岐
11:39 第一展望台
12:01 第二展望台
12:40 12:50 天狗岳
13:04 13:15 東天狗岳
13:22 天狗の鼻
14:16 14:17 天狗の奥庭
14:29 14:36 黒百合ヒュッテ
15:18 渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐
15:38 15:43 八方台方面・渋の湯方面分岐
16:30 渋御殿湯
16:32 ゴール地点

天候

はれときどきくもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往路：調布IC～諏訪南IC 諸々トラブル経て諏訪ICから152、299、191で奥蓼科の渋の湯へ
駐車場：渋の湯駐車場1000円（停める前に受付済ます）
復路：20号線までおりてから小淵沢IC～高井戸IC

コース状況／危険箇所等

西天狗の取り付きの岩場、たまに表面が凍っていて滑るものあり。
黒百合平から唐沢鉱泉方面への岩々道も同様。

その他周辺情報

諏訪南からすぐにファミマ、左折し少し走ると原村のセブンイレブン、そこでまんまと縁石乗り上げ。

24時間のスタンドは茅野市宮川にありましたがこちらはセルフ。諏訪インターまででてエネオスが２軒向かい合わせであるところは店員もいて、どちらも好対応。結果上り線側でタイヤ履き替え作業。

お風呂はたくさんあるが、縄文の湯の駐車場が混んでいたので、初めて望岳の湯へ。400円、無難な内湯。
テンホウ富士見店にて、安定のバンチー餃子。

写真

11/3 6:03

不注意から縁石に乗り上げ。なんとか諏訪インターまで下りてきて明るいところで見たら、ホイールが見事に凹んでいました。プシュー。

11/3 6:57

思い切って4輪全てスタッドレスに交換。始業前に作業してもらい、8時には交換終了。諏訪人の優しき心に触れ、朝からご満悦。

11/3 8:31

のんびりと奥蓼科へ。明治温泉辺りの常葉松林が紅葉のピークだったが、後続車がいたので停まれず無念。

11/3 8:55

渋の湯駐車場。先に受付済ませると女将さん的な人が出てきてロープを外してくれる。

11/3 8:58

少し下って、唐沢鉱泉方面へ向かう森の入り口からスタート。

11/3 9:05

早速木漏れ日の素敵な道がお出迎え。

11/3 9:06

昨日の雨が日に照らされて、もうもうと水蒸気になって立ち上っている。

11/3 9:08

枯葉の降り積もる森、光と影を写真に撮りながらのんびりと。

11/3 9:08

あまり人の通らない場所なのだろう、苔も寒さに負けずスクスクと育っている。

11/3 9:32

苔床の広がる森、緩やかな登りをしばらく登ると。

11/3 9:33

一旦尾根に乗っかる。ここから稜線に沿って進むと黒百合平。

11/3 9:42

朽ち果ててもなお、天に向かって立派にそびえるこぶ太郎。

11/3 9:44

一旦唐沢鉱泉に向けて、結構下る。

11/3 9:46

急な斜面をつづら折れながらしばらく下ると。

11/3 9:51

唐沢鉱泉に出た。やはり、こちらの駐車場の方が若干賑わっていました。

11/3 9:52

おなじみの橋から、入山。

11/3 9:52

鉱泉宿らしい、赤く染まった沢。

11/3 10:01

ほんのり硫黄の香る森。所々にぼんやりと輝く鉱石が顔を出していた。

11/3 10:07

負けじと輝く、苔の花。

11/3 10:42

尾根筋に乗っかると、足に優しいふかふかの森。

11/3 10:56

この辺りから、ちらほら白いものが。やはり昨日は少し降雪があったみたい。

11/3 10:58

前衛的なオブジェ、木漏れ日のライトアップがいい感じ。

11/3 10:59

苔についた雪が、日に当たって溶けて、キラキラ。

11/3 11:01

秋と冬の、ここは境目。

11/3 11:17

森を抜けると、いきなり景色が開けてドーン。

11/3 11:17

主峰からの三山も、ほんのりと冬の装いに。

11/3 11:17

根石と箕冠の鞍部に、根石岳山荘が見える。

11/3 11:18

三井の森辺りが、ちょうど金色に染まって見事。

11/3 11:33

第一展望台に到着。

11/3 11:33

北八ヶ岳方面がスッキリと晴れている。

11/3 11:50

だんだんと、苔たちにも過酷な境遇になってきた。

11/3 11:50

うっすらと樹氷。

11/3 11:54

青空に、映える白。

11/3 11:59

吹きっさらしはもうすっかり冬化粧。

11/3 12:00

本日のピーク。青空にそびえる西天狗岳。

11/3 12:01

当初登ろうと思っていた阿弥陀岳は、なかなか雲が切れない。正解だったか？

11/3 12:02

第二展望台からの、西天狗。

11/3 12:09

溶け出した樹氷が、太陽の光浴びてキラキラ。

11/3 12:11

下を歩くと、雪片がパラパラと落ちてくる。

11/3 12:19

岩綾帯の出る、所々凍っている箇所があったので、注意。

11/3 12:21

スッキリと晴れました、どんなもんじゃい。

11/3 12:27

冬が始まるよ。

11/3 12:27

颯爽と抜き去っていった男性。半袖かー。

11/3 12:29

海老のしっぽとまではいかないが、だいぶ育っておりますな。

11/3 12:34

日の差す蓼科山、明るい坪庭。今日は北八ヶ岳が正解でしたね。

11/3 12:36

間もなく。待ってろ青空。

11/3 12:45

到着。自撮り。

11/3 12:47

主峰方面はすっぽり雲の中。東天狗方面から来た小さな女の子連れのご一家にご挨拶。

11/3 12:48

しばらく待ったけど硫黄岳の雲は切れず。

11/3 12:48

次のピーク、東天狗へ。

11/3 12:57

鞍部は雪の花が満開。

11/3 12:58

下草までびっしりと。

11/3 13:02

振り返って西天狗。山頂からヤッホーが聞こえました。ヤッホー。

11/3 13:04

ロードトゥ青空。

11/3 13:05

山頂乗った瞬間、東側に見事なブロッケンが。

11/3 13:06

今まで何回か見た事あるが、こんなにクッキリと見えたのは初めて。

11/3 13:06

みんなでブロッケン撮影。そこいいなあ。

11/3 13:08

何はともあれ、スッキリと晴れた山頂。

11/3 13:08

自撮る。

11/3 13:13

北側からどんどん晴れていく。

11/3 13:13

雲を被っていた霧ヶ峰も、スッキリ晴れた。

11/3 13:13

明るいキタヤツ。

11/3 13:14

みんなで撮影会、何枚も撮ってしまいますよね。

11/3 13:16

先ほどの岩峰に立ち、覗き込む。

11/3 13:22

岩綾を下ります。

11/3 13:24

鞍部の裾野に広がる、見事な白い森。

11/3 13:24

空が青いな。八ヶ岳ブルー。

11/3 13:25

樹氷越しの西天狗。

11/3 13:27

青と白の世界、冬はもうすぐそこ。

11/3 13:29

水の涸れたすり鉢池と黒百合山荘。

11/3 13:33

分岐は左、奥庭方面へ。

11/3 13:38

中山の崖面と凹地。奥ににゅう、さらに奥に佐久平。

11/3 13:42

そんな素敵なロケーションで食べるコンビニおにぎり。プライスレス。

11/3 13:54

中山の縞枯が綺麗に見えるポイント。

11/3 13:55

みんな大好き（？）にゅうと稲子岳。

11/3 14:04

東西天狗、初冬の装いバージョン。

11/3 14:17

やはりカラッカラなすり鉢池。

11/3 14:21

奥に見えるは御座山。

11/3 14:27

黒百合ヒュッテ、ここから見下ろす時はかなりの確率で便意と激闘中なことが多い。ダッシュ！

11/3 14:37

トイレ借りてスッキリ。綺麗なトイレ200円。

11/3 14:38

玄関の寒暖計は13度。あったかいねえ。

11/3 14:42

ここから樹林帯。苔生す岩をピョンピョンと。

11/3 14:50

しかし大半がこんな感じで濡れていたり凍っていたり。緊張を強いられる。

11/3 15:20

お天気は午後にかけて回復傾向に。遅出で正解だったかも。

11/3 15:28

分岐を過ぎると、足に優しい枯葉の道に。

11/3 15:43

人に慣れてるのかすぐ近くまで寄ってきたホシガラス。高見石小屋に居るのと同じ子かしら？

11/3 16:06

冷山からの丸山辺りも、この冬は歩いてみたいな。

11/3 16:26

せせらぎの音と共に、渋の湯の建物が見えてくる。

11/3 16:28

最後の橋を渡り、無事下山。

11/3 16:31

日帰り入浴1000円。ちょっとお高いなと、パス。

11/3 16:33

夕焼けに染まる渋の湯。駐車場出口のロープは外されていました。

11/3 16:58

少し下ったところにある、御射鹿池。もう少し明るい時間に来たかったのだが。

11/3 16:58

東山魁夷の緑響くでおなじみの池。すっかり秋の色で、夕映えが響く。

11/3 17:16

集落の合間から、本日のピーク振り返り。

11/3 17:21

原村から、全貌夕景。いい1日でした。

11/3 18:50

縄文の湯は混んでいたので望岳の湯へ。お風呂上りにテンホウでバンチー餃子。ここのところ地元にいた時と同じくらいコンスタンスに食べてるな。

撮影機器：

iPhone 6 Apple

PENTAX K-50 PENTAX

感想

otkme

久しぶりに阿弥陀岳でも登ろうかなんて諏訪南のインターを降りて原村のセブンイレブンへ。暗かったしガスも出ていたしとか言い訳してみるも、やはり単なる不注意。

ガコンッという衝撃の後プシューという哀しい音、どうやら縁石に乗り上げてしまい、タイヤから空気が抜けている模様。そーっとゆっくり山を下り諏訪インターまで出て、24時間営業のガソリンスタンドへ。

明るい所で見てみると、ホイールがベッコリ曲がっている。1軒目ではホイールの在庫がないと言われ、道路挟んで向かいのスタンドに行くと、優しそうな男性スタッフが「これなら叩けば直るよ」と。わーい。

どうせ近々にスタッドレスタイヤ買わなきゃいけなかったし、いい機会だなと4本まとめて交換。朝から大きな買い物済ませ、新しくなったタイヤで紅葉真っ盛りの奥蓼科へ。時間も時間だし、サクッと天狗岳でも。
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そう言えば渋の湯から唐沢鉱泉の間って歩いたことなかったあと思い、渋の湯からイン。唐沢鉱泉までは予想通り、人のあまり入らないであろう欝蒼とした森。遅めのスタートも功を奏して、静かな歩き出し。

稜線上は、早くも樹氷。朝は雲を被っていた山頂も気持ち良く晴れて、青と白の世界。晩秋から初冬、とはいえ風も穏やかな絶好の山頂日和。東天狗では今まで見たことないくらいハッキリとブロッケン。奥庭でおにぎり食べて、黒百合経由で下山。
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図らずも冬支度完了。災いだって気持ちを転ずれば好機、凹まず愚痴らず悲観せず、前へ。そして楽しい冬は、もうすぐそこまで。