海尻城跡・海ノ口城跡・火燈城跡・花岡城跡 南佐久の城跡巡り


- GPS
- 02:51
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 559m
- 下り
- 559m
コースタイム
- 山行
- 5:07
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 5:25
天候 | 曇り後一時雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
佐久市より国道141号線を南下 南牧村に入り、医王院駐車場付近の道路余地に駐車 【海ノ口城跡】 国道141号線に戻り、南牧村役場を過ぎて右折、 大芝橋を渡り左折し、集落内に入ると 三角形の屋根の建物傍に小さな標識があり、 付近の道路余地に駐車(林道脇にも駐車スペースがあります) 【火燈城跡】 国道141号線に出ず、大芝峠を越え、県道2号線に合流後右折 南相木小学校の向かいの「おみかの滝」駐車場に駐車 【花岡城跡】 国道141号線に戻り、北上 信号「千曲病院入口」を右折、海瀬駅を過ぎて右折し 道なりに行くと花岡遺跡公園 公園内の駐車スペースに駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【海尻城跡】 医王院境内、左に登山口あり、木道の整備された急坂 城跡通過後、やや痩せた尾根を辿ると舗装道に合流 以降は舗装車道歩き 【海ノ口城跡】 駐車場所から100m程で未舗装の林道 標識はよく整備され、城跡には東屋も建てられています 晴れていれば、八ヶ岳の眺めも楽しめるでしょう 【火燈城跡】 駐車場から和田神社まで県道2号線を歩き 神社脇から急坂を下ります 手すりがついていますが、落葉が深く、倒木もあり慎重に通過 おみかの滝の全貌は窺い知れませんが、一見の価値ある滝です 滝から、遊歩道を登り返すと火燈城跡で物見台があります 城跡を通過後、堀切を越えていくと林道終点に合流 以後は車道歩き 【花岡城跡】 公園内の駐車場所から遊歩道で10分 主郭に展望櫓が建てられています |
写真
感想
山梨県境から北に向かう国道141号線の東西には、千曲川に沿い、
武田軍との攻防の激しさを伺わせる城跡が幾つも残され
史跡として残されている城跡やそうでない見張や狼煙台など、
今回、実際に訪れてみて、数の多さに驚きました。
まず初めに訪れたのは、国道141号線を見下ろす海尻城跡。
急坂を僅かに上がると主郭で、むしろ平城の印象ですが、
主郭を過ぎて進むと、痩せ気味の細い尾根になり、
現在の地形とは異なっていただろう景色を感じます。
次に訪れた海ノ口城入口の標識は小さいですが、
途中、標識が頻繁にあり、有難く、また心強くなりました。
二つ目の駐車場から先は急坂、道幅は広いのですが
この時季、落葉が深くて、足元の状態が分かりにくいです。
主郭には石碑と案内板、背後の岩場に東屋が建てられ
晴れた日には八ヶ岳、野辺山方面の眺望が素晴らしいと思います。
大岩が狭い山頂の大部分を占拠、真下は切れ落ちており、
展望に優れ、正に山城の典型と言えるでしょう。
次に向かおうと思っていた見張城跡は、踏み跡の心細い様子。
後回しにして、降り始めた雪の様子をしばらく車中で窺ってから
おみかの滝駐車場から、火燈(ひともし)城に向かいました。
和田神社の右脇の遊歩道も急坂に落葉が積もり、
また倒木などもあって、足元が不安になり、慎重に下降。
手すり、階段が整備されていますが訪れる人は少ないようです。
おみかの滝は、全貌の見渡せない、岩に囲まれた奥深い滝でした。
滝壷の水の色は神秘的、自然の造りだす造形の妙に感動。
谷を橋で渡り、登り返すと物見台がある火燈城跡主郭でした。
この城跡も細い尾根を辿り、林道に出られ、周回ができます。
雪は止みましたが、空は暗く、一層日暮れの速さが気になり
最後に花岡城を見学して今日の城跡巡りを終えました。
花岡遺跡公園内から、遊歩道を10分程で主郭に到着。
主郭には立派な櫓が建ち、案内板には狼煙台と記されています。
北側は、松の古木で見えませんが、他の方面の見晴らしが良く
手軽に登れ、晴れた日に眺望を楽しめる城跡でしょう。
明日も、今日登り残した見張城を含め、城廻りをしようと思います。
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