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記録ID: 758424
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ハイキング
甲信越

鼻見城山・髻山・妙徳山 魅力いっぱい長野の里山三山

2015年11月03日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:10
距離
7.2km
登り
824m
下り
818m

コースタイム

日帰り
山行
5:30
休憩
0:40
合計
6:10
9:20
40
飯綱・三水支所スタート
10:00
10:10
20
鼻見城山
10:30
30
飯綱・三水支所ゴール
11:00
20
平出駐車場スタート
11:20
11:40
20
髻山
12:00
90
平出駐車場ゴール
13:30
50
妙徳山駐車場スタート
14:20
14:30
60
妙徳山
15:30
妙徳山駐車場ゴール
<往路>
 7:10 安曇野・穂高発
 9:10 飯綱・三水支所
<復路>
15:30 妙徳山駐車場発
18:30 自宅着 (全150km) 
天候 晴れ 山沿い曇り
過去天気図(気象庁) 2015年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
長野市・須坂市近郊の山々
コース状況/
危険箇所等
妙徳山 ハード これぞ里山
後は 問題ない
その他周辺情報 善光寺
どこの登山道もリンゴ畑が広がります。
ぜひ長野の美味しいリンゴを味わってみて下さい。
斑尾山苔翁寺
イチョウの紅葉が美しい
斑尾山苔翁寺
イチョウの紅葉が美しい
芋川用水にニジマス
1
芋川用水にニジマス
用水委の周りは紅葉
1
用水委の周りは紅葉
鼻見城山へ
最後の登り
鼻見城山へ
最後の登り
鼻見城山山頂
鼻見城山から髻山
3
鼻見城山から髻山
鼻見城山からの尾根道は快適
鼻見城山からの尾根道は快適
苔翁寺の門前の仏像
苔翁寺の門前の仏像
髻山の平出駐車場から
高社山
髻山の平出駐車場から
高社山
謙信の馬かくし
城跡石積み跡
髻山山頂
天測点台座
髻山からの展望
小布施の雁田山
1
髻山からの展望
小布施の雁田山
髻山より
長野方面
Ⅿウェーブ、ホワイトリングも見える
髻山より
長野方面
Ⅿウェーブ、ホワイトリングも見える
髻山より
三登山
妙徳山への道から
戸隠・飯縄
妙徳山への道から
戸隠・飯縄
妙徳山の登山口
急斜面・苔むす岩
急斜面・苔むす岩
妙徳山南側山頂
山頂付近にカモシカが!
3
山頂付近にカモシカが!
妙徳山北側山頂
眺めが良い
2
妙徳山北側山頂
眺めが良い
戸隠山と長野市街
1
戸隠山と長野市街
戸隠の山容
戸隠・飯縄
Ⅿウェーブが見える
戸隠・飯縄
Ⅿウェーブが見える
麓から妙徳山

感想

2015(平成27年)11月3日(火)

鼻見城山・髻山・妙徳山へ

長野市近辺には多くの里山がある。
その中の3山に、1日で登ってきた。

といっても、1時間程で登れる2山と2時間程で登れる
地域で親しまれている山々だ。

鼻見城山 723m

斑尾山苔翁寺の裏手に流れる芋川用水に沿って歩き、
山道へと入っていく。
獣の足跡!じめじめした山道。
最初の登りは緊張しながら歩いた。
しばらく行くとクヌギなどの木々が黄色く色づきほっとする。
最後の登りは、木で作られた階段を行く。
その先に山頂が現われる。
山城跡ということで広く整備された山頂となっていた。
山頂からは
次に登る髻山が望むことができる。
下りは尾根道を通り、芋川用水へと出る。
とても歩き易く、明るいハイキングコースだった。
苔翁寺の門前にある2体の仏像は、
どちらも表情豊かで、帰りにじっくり見させていただいた。

髻山 745m

さて何と読むのだろう。
「もとどり」
長い髪を頭の上でまとめた髪型の意。
中国女真族の女性の髪形あるいは平安男性貴族の髪形を言うようだ。
山容がさて?そのような形だったかはよくわからないが?
歴史的、地理的、そして地質学的に面白い山だということが分かった。

歴史的
川中島の合戦の舞台としても武田方と上杉方の要衝となっていたようだ。
殊に謙信の馬かくし場、馬洗い場なども見られ、
重要な場所だったようだ。
それは眺望の良さからも窺い知ることができる。
長野盆地が一望でき軍勢の様子が手に取るように分かったと思われる。

地理的
やはり眺望の良さからきているのだろうが、
天測点台座という長野県には唯一の測量の基点が山頂にある。
また一等三角点も置かれ、
地図作成等の重要な場所ということが分かった。

地質学的
火山の山。安山岩からできた山で多くの石が産出され、
墓石等に今でも採石されている。
この安山岩の中にエジリン輝石という鉱物が含まれているそうだ。
このエジリン輝石、
何と長野県では初めてこの髻山から発見されたという。
里山なのに、火山!
そんな感じはなく、穏やかな故郷の山にしか思えない山だった。

妙徳山 1294m

長野市と須坂市にまたがる山だ。
須坂市側からは小学生の遠足にもなっている里山。
ところが長野市側からは険しさ半端ではなかった。
急登、岩場、さらに苔と木の根が滑ること。
ロープは張られているものの下りは特に危険極まりない状態の山で
一瞬たりとも気が抜けない状態だった。
眺望は北信五岳が望める位置にあるのだが
あいにく戸隠山と飯縄山が見られただけで、
あとは残念ながら雲の中だった。
カモシカが山頂に現れ、
しばしにらめっこをすることになった。
カモシカも突然の人間にびっくりしたようだった。

3山ともリンゴのフジの収穫が始まろうとする田園地帯が麓に広がり、
赤く実ったリンゴが長野の山々にたいへん似合っていた。

それぞれの山にそれぞれの特色があり、楽しむことができた。
こんな幸せな山行ができるのも長野県の良さだと思う。

ふるちゃん




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