白い西尾根から雨乞岳、清水ノ頭
- GPS
- 07:47
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 938m
- 下り
- 942m
コースタイム
- 山行
- 7:33
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 7:47
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鳴野橋まで路面積雪なし。千種街道は日陰にちらほら。塩津辺りから5cm〜。西尾根〜山頂〜清水ノ頭〜奥の畑10cm程度。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
携帯
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
そろそろ雪の季節が来るので、西尾根から清水ノ頭を巡ってこようとでかけました。冷え込む予報だったので霧氷の素晴らしいのが見れるかなと期待もしていましたが、前日に少し雪が降ったようで今冬最初の雪を踏むことができました。
朝、鳴野橋につくとすでに4台の車が止まっています。もっといっぱい停まっているかなと持っていましたがラッキーです。長い千種街道をウオーミングアップも兼ねてじっくり辿ると、桜地蔵まですぐに着きました。だんだん雪も見えてきて、ワクワクします。蓮如上人旧跡手前から奥の畑に入り込みますが、踏み跡がなく一番乗りの幸せを感じました。西尾根には一の谷からアプローチします。途中、大きな一の谷の主様(トチノキですかね)に挨拶をして、西尾根の鞍部目がけて進みます。雪の一の谷は静まり返っています。すっかり葉がなくなった木々と雪のコラボレーションがきれいな谷でした。
西尾根に乗ると急登が始まります。木々の枝も霧氷なのか着雪なのかはっきりしませんでしたが、だんだん白っぽくなってきました。息も上がって足も頻繁に止まりますが、三本杉の窯跡に来る頃にはきれいな霧氷の世界になってきました。残念ながら青空には恵まれませんでしたが、白い自然の芸術をただただ眺めながら、登り続けます。
そのうち、樹林が途切れると墨絵のような真西尾根が目に入ってきました。振り返ると綿向山も霧氷の木々の向こうに見えています。冬の凛とした冷たい空気がますます景色をきれいに見せてくれます。すぐ上の雨乞西峰からは御池岳や伊吹山は雲がかかり見えませんでしたが、目の前のイブネは白く輝いていました。
雨乞岳へは笹の海を進みますが、もう少し雪があれば歩きやすかったですね。山頂にはたくさん足跡がありましたが人影はなく、山名版だけ写真に収めて清水ノ頭へと向かいます。南雨乞岳の稜線からだんだん近づく清水ノ頭は強い風で雪も吹き飛ばされています。すっかり凍った草と雪と風の舞う稜線から見上げる雨乞岳は静かに佇んでいました。
あまりに風が冷たくて昼飯どころではないので、奥の畑の下ノ畑にある焚き火ベンチまで、お預けにしました。奥の畑へはまさに滑り落ちるように一気に降下し、下ノ畑を目指します。奥の畑の主様へご挨拶を済ませたときに、名前プレートが付いているのを見ました。名札をつけた一年生みたいです。猛烈にお腹が空いたと思ったら、そこはもう下ノ畑の焚き火ベンチでした。温かい鍋焼きうどんをこしらえ、やっと一息つけました。
お腹も膨れましたので、後はのんびり帰りましょう。緩んだ雪を踏みながら、千種街道を戻ります。駐車地には僕の車だけが残っていました。今日も本当にいい一日でした。
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