大日ヶ岳
- GPS
- 04:17
- 距離
- 3.1km
- 登り
- 306m
- 下り
- 311m
コースタイム
- 山行
- 3:52
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 4:15
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
2〜3日雪が降り続け、高鷲IC〜スキー場まで路面凍結、スタックする車も多数。2WDスタッドレスでは登れずチェーンの必要あったと思われる。自車もチェーンを装着。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
靴下
グローブ
防寒着
ネックウォーマー
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
保険証
携帯
時計
サングラス
ストック
ビンディング
スキー板
シール
ピッケル
アイゼン
行動食
|
---|
感想
そもそも金土と雪多かった。1週間くらいで割と急に雪が増えた。
太い板でゲレンデ4本くらい滑る。
荒れてきたので板を変えて登り始める。
雪多そうだったが太い板のシールを家に置いてきたので板の選択肢無し。
ゲレンデも山も白いが、視界はある。雪はそこそこ降り続く。
先行者のトレースがあり、スノーシュー跡で雪に埋まり始めていた。先行者に追いつき、そこからは自分でラッセル。
稜線は風が強く、気をつけないと顔が凍傷になりそうな感じ。気温はそこまで低くなさそうなものの風強い。視界は変わらず。山頂は見えないが、山頂手前のピークからのオープン斜面は見える。薮まだあり。
各種雪庇はまだ出来ておらず。アップダウンの、下りがラッセルしないと進まないくらい雪が付いている。やや重め。山頂側には西側巻いていく。さほどシールが滑ることもなく、ゆっくり目でラッセル。
わりと終始、スキーで踏むと近場の足元が割れると言うか表面が弱い感じが山頂まで続く。
オープン斜面やノールや急なところは避けるべきと感じる。
山頂は風強く、少し北西側の藪陰でモードチェンジ。シールが弱くなっているのに気づくが特に気にせず。ブーツのモードが切り替わらないトラブル。何回か試してなんとか両方スキーモードに変わる。
そういえば、雪が細かいのかもと。降ってる雪は軽いとは感じずというか風で意識できず、積もってる表面も軽いと言うか刺々しい雪のような気もするが、風で叩かれているのもあり、よくわからず。
風影響少なく、かつ、緩め斜面選ぶ。
出来始めた雪庇は落ちていたりするし、踏むと実際崩れる。切れ目見てドロップ。雪は良いが重め、止まり気味だし気をつけないと刺さりそう。
スラフはやや出るが、想定内。藪は滑られるくらいの埋まり方、選べばいける。地形は結構しっかり出てて、雪が重いために小さい尾根地形の乗り越えに難儀。急な斜度変化ではあっちこっちで雪が落ちている。
とにかくもう太ももパンパン。
いつもの合流地点付近までは下ラッセルで滑るも、雪多く行けないので、早めにシールに変えて取り付きまで移動。ブーツトラブルが怖く、ブーツはスキーモードのまま行動することにした。ここ2、3日で積もったであろう雪が深く重く、とにかくキツい。雪崩も怖いのでいつもの一つ上の尾根から取り付き。すぐに右シール外れる。
完全にシールがくっつかなくなっている。
エッジで氷を取るとやや復活するが、持つ気配なく、血の気引く。手持ちのテーピングをテール側2箇所、踵一箇所、トップ付近一箇所ガチガチに縛り登り再開。左も不安だがあえて触らず。
右のシールは、テーピング無しのところに雪が入り始めるが、なんとか持ちそうなのでそのまま登る。
とにかく、ゆっくり、リスク少なく、シールに左右や斜めに無理な力が掛からないように細心の注意をしながら傾斜緩くなるように登る。幸いスリッピーではなかったので、思った以上に冷静に不安少なく登れた。
さすがに山の中一人で、重い雪のフルラッセルで、道具トラブルは初めて経験で、相当うろたえたが、この時点で13:00くらいと時間にも余裕あり、勤めて冷静安全側に動けた。
想定の行程時間に対して、山頂まで+30分、取り付きまで+45分くらいか、掛かっていたので不安とともにリスク上がってきている認識はしながらの行動もできたかも。
自分のトレースまで戻ることができ、残りは下りのみになるまで冷静に戻りつつ、モードチェンジ。
あとは滑り降るだけと安堵したのも束の間、やっぱりトラバースも下りも結局ラッセル続きで、スキー場施設が見えたり音が聞こえてからも、辛い。体も疲れてきてるし、体痛いしで、ゆっくりラッセルして帰還。
反省点、ふりかえり。
そもそも雪が多い時、雪が降り続いてトレース埋まるような時に山に行くべきでない。雪の日はリスクが高い。
スキー場でそこそこ滑った後に山に入るのは順序が違う、体力面の観点では。
大日ヶ岳は、登返して帰らねばならないかとを考えるとリスクや難しさがあるルートだと言うことを今一度理解して山に入るべきだった。
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