ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7602936
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波

ジャンダルムを仰ぎ,冬季の「松木渓谷」を歩く

2024年12月16日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
6.0km
登り
244m
下り
43m

コースタイム

日帰り
山行
4:17
休憩
0:33
合計
4:50
9:10
15
松木村跡の石碑
9:37
9:40
15
一号砂防堰堤
11:05
11:30
10
ウメコバ沢出合
11:40
17
四号砂防堰堤
11:57
28
三号砂防堰堤
12:25
20
五号砂防堰堤
12:45
5
一号砂防堰堤
12:50
40
遊動楽舎・みちくさ
13:30
足尾銅親水公園
天候 ☀ ・最低/最高気温 (熊 谷: 1.7/12.7 ℃)
           (奥日光: -3.4/2.9 ℃)
   ・昼間の時間: 9:44 (日出:6:46 日入:16:30)
   
・16日の気象[全国] : 気象人
  https://kishojin.weathermap.jp/diary_detail.php?date=2024-12-16
過去天気図(気象庁) 2024年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 旧足尾町(日光市)の 国道122号・田元交差点を直進、県道250号に
入ります。
 わたらせ渓谷鉄道の終点「間藤駅」を過ぎ、更に上流へ。
 足尾ダム「銅(あかがね)親水公園」の 駐車場に止めました。
 8:20。この時期ですが、数台の駐車がありました。
 中倉山方面への登山者と思われます。
コース状況/
危険箇所等
◎いわゆる「松木ジャンダルム」の 切り立った岩壁や荒涼&
冷え冷えとした渓谷を眺めに、この初冬に歩いてきました。
 標高的にはs700m〜e950mと かなりフラットですから、山登り
とは言えませんが、この時期の"渓谷歩き"ですから、それなりの
装備は必要です。

・途中まで、工事用道路を歩くので、「立入禁止」看板までは
時折ダンプ等がとおり、その先には砕石&砂プラント等があって、
決して快適な "道" ではありません。
 その左側のプラントを過ぎてからの「林道」となってから、
更には、その奥で 砂防堰堤工事のため 右岸側に 工事用道路の
工事中で、渓谷は騒がしい。
林道になってからは、路面が極めて悪く、直ぐに岩石崩落が
行く手を塞ぎ、決して気が抜けません。
 さらに上流に行っても、岩石崩落がルートを塞ぎ、フラットとは
言え、骨折やねん挫などしないよう 慎重な足運びが必要です。

 幾つかの「松木川砂防堰堤」を左に見ながら進み、切り立った
「松木ジャンダルム」の"本丸"を仰ぎ見ます。
 ジャンダルムの日陰で、寒風&陽が射さず、寒さ身に応える。
 やがてルートは、松木川と同じレベルとなり 河原を歩けば、
右岸側の切り立った断崖からV字に覗く「ウメコバ沢」出合に着きます。
 渓谷なので、皇海山方面からの寒風が吹きすさみ、冷たさ最高!!。 

・本日はここでUターン。ジャンダルムの切り立った岩壁とは
正反対の明るい「大平山」方面との対比が素晴らしく、松木村跡の
草原では、猿さんの一団が遊ぶシーンが見受けられました。
 ・龍蔵寺(大宝元年)に寄って、廃村松木村の無縁塔などを見て
 きました。 
銅(あかがね)親水公園
にて
2024年12月16日 08:31撮影 by  SH-M24, SHARP
5
12/16 8:31
銅(あかがね)親水公園
にて
銅(あかがね)親水公園
にて
2024年12月16日 08:31撮影 by  SH-M24, SHARP
4
12/16 8:31
銅(あかがね)親水公園
にて
銅親水公園より
松木川上流を見る
奥のV字にちょこっと
皇海山が見えた。
2024年12月16日 08:37撮影 by  SH-M24, SHARP
3
12/16 8:37
銅親水公園より
松木川上流を見る
奥のV字にちょこっと
皇海山が見えた。
中倉尾根〜を見る
2024年12月16日 09:06撮影 by  SH-M24, SHARP
1
12/16 9:06
中倉尾根〜を見る
松木川上流を見る
2024年12月16日 09:08撮影 by  SH-M24, SHARP
1
12/16 9:08
松木川上流を見る
旧松木村跡の石碑
2024年12月16日 09:09撮影 by  SH-M24, SHARP
3
12/16 9:09
旧松木村跡の石碑
民集の杜(東)と
中倉山方面
2024年12月16日 09:15撮影 by  SH-M24, SHARP
12/16 9:15
民集の杜(東)と
中倉山方面
旧松木村に緑の森を
の看板
2024年12月16日 09:17撮影 by  SH-M24, SHARP
3
12/16 9:17
旧松木村に緑の森を
の看板
緑の再生に向けた
取り組み〜山と心に
木を植える〜
案内版に描かれた
〜松木村の想い〜
2024年12月16日 09:20撮影 by  SH-M24, SHARP
5
12/16 9:20
緑の再生に向けた
取り組み〜山と心に
木を植える〜
案内版に描かれた
〜松木村の想い〜
先に車止めゲート。
松木渓谷の
ジャンダルムへ
向かう
2024年12月16日 09:33撮影 by  SH-M24, SHARP
2
12/16 9:33
先に車止めゲート。
松木渓谷の
ジャンダルムへ
向かう
旧松木村の無縁墓
後方に一号砂防堰堤
2024年12月16日 09:36撮影 by  SH-M24, SHARP
3
12/16 9:36
旧松木村の無縁墓
後方に一号砂防堰堤
2024年12月16日 09:42撮影 by  SH-M24, SHARP
12/16 9:42
林道から山道へ
路面状態劣悪!!
いきなりコレ
2024年12月16日 09:51撮影 by  SH-M24, SHARP
1
12/16 9:51
林道から山道へ
路面状態劣悪!!
いきなりコレ
林道から山道へ
路面状態劣悪!!
いきなりコレ
2024年12月16日 09:54撮影 by  SH-M24, SHARP
4
12/16 9:54
林道から山道へ
路面状態劣悪!!
いきなりコレ
ジャンダルム核心部へ
2024年12月16日 10:09撮影 by  SH-M24, SHARP
2
12/16 10:09
ジャンダルム核心部へ
ジャンダルム
核心部を見る
2024年12月16日 10:09撮影 by  iPhone 14, Apple
4
12/16 10:09
ジャンダルム
核心部を見る
聳え立つ
松木ジャンダルム
2024年12月16日 10:19撮影 by  SH-M24, SHARP
3
12/16 10:19
聳え立つ
松木ジャンダルム
ジャンダルムを撮る
2024年12月16日 10:20撮影 by  iPhone 14, Apple
3
12/16 10:20
ジャンダルムを撮る
無残なガードレール
2024年12月16日 10:28撮影 by  SH-M24, SHARP
1
12/16 10:28
無残なガードレール
無残なガードレール
2024年12月16日 10:31撮影 by  SH-M24, SHARP
12/16 10:31
無残なガードレール
2024年12月16日 10:34撮影 by  SH-M24, SHARP
1
12/16 10:34
三号砂防堰堤の先にて
松木ジャンダルム
とは反対側の
松木山方面は
"陽"。-key55-
2024年12月16日 10:39撮影 by  SH-M24, SHARP
5
12/16 10:39
三号砂防堰堤の先にて
松木ジャンダルム
とは反対側の
松木山方面は
"陽"。-key55-
三号砂防堰堤の先にて
松木ジャンダルム
とは反対側の
松木山方面は
"陽"。-fuya0123-
2024年12月16日 10:40撮影 by  SH-M24, SHARP
4
12/16 10:40
三号砂防堰堤の先にて
松木ジャンダルム
とは反対側の
松木山方面は
"陽"。-fuya0123-
ウメコバ沢出合
地点に来た。
ここで the end。
key55&fuya0123
2024年12月16日 11:24撮影 by  SH-M24, SHARP
6
12/16 11:24
ウメコバ沢出合
地点に来た。
ここで the end。
key55&fuya0123
ウメコバ沢を見る
2024年12月16日 11:27撮影 by  SH-M24, SHARP
3
12/16 11:27
ウメコバ沢を見る
松木川右岸から直に
立ち上がる
ウメコバ沢の左側岩壁。
2024年12月16日 11:32撮影 by  SH-M24, SHARP
3
12/16 11:32
松木川右岸から直に
立ち上がる
ウメコバ沢の左側岩壁。
左岸側の松木山
方面をを見る
滝が凍る。
2024年12月16日 11:33撮影 by  SH-M24, SHARP
1
12/16 11:33
左岸側の松木山
方面をを見る
滝が凍る。
行きも帰りもルートは
こんな様子
2024年12月16日 11:42撮影 by  SH-M24, SHARP
2
12/16 11:42
行きも帰りもルートは
こんな様子
ガラガラルートを
戻る
2024年12月16日 11:45撮影 by  iPhone 14, Apple
4
12/16 11:45
ガラガラルートを
戻る
ガードレールは
岩をガード出来ず
2024年12月16日 12:08撮影 by  SH-M24, SHARP
2
12/16 12:08
ガードレールは
岩をガード出来ず
ガラガラのルートを
戻る
2024年12月16日 12:36撮影 by  SH-M24, SHARP
3
12/16 12:36
ガラガラのルートを
戻る
旧松木村跡。
明治35(1902)年
廃村。
2024年12月16日 12:55撮影 by  SH-M24, SHARP
4
12/16 12:55
旧松木村跡。
明治35(1902)年
廃村。
旧松木村跡。
明治35(1902)年
廃村。かっては
山村集落で
賑わっていた
fuya0123が歩く
2024年12月16日 12:56撮影 by  iPhone 14, Apple
2
12/16 12:56
旧松木村跡。
明治35(1902)年
廃村。かっては
山村集落で
賑わっていた
fuya0123が歩く
龍蔵寺。
大宝元年(701)創立。
2024年12月16日 13:54撮影 by  SH-M24, SHARP
2
12/16 13:54
龍蔵寺。
大宝元年(701)創立。
龍蔵寺境内の
松木村無縁塔。
左奥の煙突は、
大正8年(1919)に
建てられた高さ50m
の精錬所大煙突。
2024年12月16日 13:55撮影 by  SH-M24, SHARP
4
12/16 13:55
龍蔵寺境内の
松木村無縁塔。
左奥の煙突は、
大正8年(1919)に
建てられた高さ50m
の精錬所大煙突。
龍蔵寺。
大宝元年(701)創立。
2024年12月16日 13:56撮影 by  SH-M24, SHARP
1
12/16 13:56
龍蔵寺。
大宝元年(701)創立。
龍蔵寺より見る
精錬所大煙突。
大正8年(1919)に
建てられた高さ50m
のシンボル。
2024年12月16日 13:57撮影 by  SH-M24, SHARP
3
12/16 13:57
龍蔵寺より見る
精錬所大煙突。
大正8年(1919)に
建てられた高さ50m
のシンボル。
撮影機器:

感想

◎ 約2年半前の22/02/24の"厳冬期"と同じルートに行ってきました。
 
◎ 日光市観光協会 足尾案内所発行の「産業遺産と環境の町」と
 題して「ガイドマップ」を作成しています。
  ここに、足尾全体の一部として「松木渓谷」を紹介しては
 おりますが、あくまで切り立った岩壁や「松木村跡」の植樹や 
 砂防工事などを紹介しているものです。
  真冬に、ルートを歩くことを紹介しているわけではありません。
  むしろ旧松木村奥のゲートから先は×となっております。

 ・今回は、幸いに積雪はありませんでした。
  しかし年を越せば 当然上流に行く程 厳冬期は雪深いし、林道の
 一部では岩石崩落と積雪でやや危険があるし、さらに上流は
 松木川に降り立つと、凍った上に積雪で、したがって決して
 ハイキングではありません。

 ・以前に「銅山の町・足尾を歩く〜足尾の産業遺産を訪ねて〜」
  ・・・・・(村上安正さん著)を 依然読みまして、今回の
 「松木村」はじめ「久蔵村」,「仁田元村」の山村の存亡に
 ついて興味を抱いておりました。
  真冬で「廃村(1902年)」後の "鹿と猿の楽園"と化した
 枯れ草原の"松木村跡"でありました。
 ・墓石群が「中倉山」を見つめておりました。
 ・帰路、龍蔵寺に立ち寄り、旧松木村の無縁墓に手を合わせました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:101人

コメント

お世話になりました。
足尾は「足尾万華鏡・三浦佐久子著」を読みまして、特に松木渓谷と旧松木村には興味を抱いておりました。
「覗いてみませんか。足尾銅山の町は、夢か幻か。」のとおり興味をそそられておりました、昔は自然の豊かな山間で人馬供に穏やかな生活を営んでいたと思うと、あらためて荒れた山肌を見て経済と自然環境の両立の難しさを旧松木村跡を歩きながら感ずるものがありました。
今回の松木渓谷歩きは、中倉山以来の銅(あかがね)親水公園からの入山でしたが大変楽しめました。
有難う御座いました。
おまけは、帰路に岩ゴロで転んでしまい思い出の多い山歩きでした。
2024/12/21 11:38
key55さん
こんにちは!☀いい天気が続きます。
松木渓谷は、遥か奥に見える皇海山方面からの寒風で寒い寒い!!。
ウメコバ沢出合では、居ても立っても居られなかった。
松木村跡の石碑群は、中倉尾根に向かって何を語っているのか?
昭和22年生組には、なんとも身に染みる「松木渓谷」歩きでした。
いつまで"コンビ"で行けるのやら。
    〜産業遺産と環境のまち〜旧足尾町。
 あの50mの精錬所大煙突が、何とも象徴的でした。
 今年1年の”山を回顧"しながら🍻、来年こそ戦争のない良い年に
なりますように祈って🍻飲みましょう。
2024/12/21 12:55
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら