記録ID: 7602936
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ハイキング
日光・那須・筑波
ジャンダルムを仰ぎ,冬季の「松木渓谷」を歩く
2024年12月16日(月) [日帰り]
栃木県
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 244m
- 下り
- 43m
コースタイム
天候 | ☀ ・最低/最高気温 (熊 谷: 1.7/12.7 ℃) (奥日光: -3.4/2.9 ℃) ・昼間の時間: 9:44 (日出:6:46 日入:16:30) ・16日の気象[全国] : 気象人 https://kishojin.weathermap.jp/diary_detail.php?date=2024-12-16 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
入ります。 わたらせ渓谷鉄道の終点「間藤駅」を過ぎ、更に上流へ。 足尾ダム「銅(あかがね)親水公園」の 駐車場に止めました。 8:20。この時期ですが、数台の駐車がありました。 中倉山方面への登山者と思われます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◎いわゆる「松木ジャンダルム」の 切り立った岩壁や荒涼& 冷え冷えとした渓谷を眺めに、この初冬に歩いてきました。 標高的にはs700m〜e950mと かなりフラットですから、山登り とは言えませんが、この時期の"渓谷歩き"ですから、それなりの 装備は必要です。 ・途中まで、工事用道路を歩くので、「立入禁止」看板までは 時折ダンプ等がとおり、その先には砕石&砂プラント等があって、 決して快適な "道" ではありません。 その左側のプラントを過ぎてからの「林道」となってから、 更には、その奥で 砂防堰堤工事のため 右岸側に 工事用道路の 工事中で、渓谷は騒がしい。 林道になってからは、路面が極めて悪く、直ぐに岩石崩落が 行く手を塞ぎ、決して気が抜けません。 さらに上流に行っても、岩石崩落がルートを塞ぎ、フラットとは 言え、骨折やねん挫などしないよう 慎重な足運びが必要です。 幾つかの「松木川砂防堰堤」を左に見ながら進み、切り立った 「松木ジャンダルム」の"本丸"を仰ぎ見ます。 ジャンダルムの日陰で、寒風&陽が射さず、寒さ身に応える。 やがてルートは、松木川と同じレベルとなり 河原を歩けば、 右岸側の切り立った断崖からV字に覗く「ウメコバ沢」出合に着きます。 渓谷なので、皇海山方面からの寒風が吹きすさみ、冷たさ最高!!。 ・本日はここでUターン。ジャンダルムの切り立った岩壁とは 正反対の明るい「大平山」方面との対比が素晴らしく、松木村跡の 草原では、猿さんの一団が遊ぶシーンが見受けられました。 ・龍蔵寺(大宝元年)に寄って、廃村松木村の無縁塔などを見て きました。 |
写真
感想
◎ 約2年半前の22/02/24の"厳冬期"と同じルートに行ってきました。
◎ 日光市観光協会 足尾案内所発行の「産業遺産と環境の町」と
題して「ガイドマップ」を作成しています。
ここに、足尾全体の一部として「松木渓谷」を紹介しては
おりますが、あくまで切り立った岩壁や「松木村跡」の植樹や
砂防工事などを紹介しているものです。
真冬に、ルートを歩くことを紹介しているわけではありません。
むしろ旧松木村奥のゲートから先は×となっております。
・今回は、幸いに積雪はありませんでした。
しかし年を越せば 当然上流に行く程 厳冬期は雪深いし、林道の
一部では岩石崩落と積雪でやや危険があるし、さらに上流は
松木川に降り立つと、凍った上に積雪で、したがって決して
ハイキングではありません。
・以前に「銅山の町・足尾を歩く〜足尾の産業遺産を訪ねて〜」
・・・・・(村上安正さん著)を 依然読みまして、今回の
「松木村」はじめ「久蔵村」,「仁田元村」の山村の存亡に
ついて興味を抱いておりました。
真冬で「廃村(1902年)」後の "鹿と猿の楽園"と化した
枯れ草原の"松木村跡"でありました。
・墓石群が「中倉山」を見つめておりました。
・帰路、龍蔵寺に立ち寄り、旧松木村の無縁墓に手を合わせました。
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足尾は「足尾万華鏡・三浦佐久子著」を読みまして、特に松木渓谷と旧松木村には興味を抱いておりました。
「覗いてみませんか。足尾銅山の町は、夢か幻か。」のとおり興味をそそられておりました、昔は自然の豊かな山間で人馬供に穏やかな生活を営んでいたと思うと、あらためて荒れた山肌を見て経済と自然環境の両立の難しさを旧松木村跡を歩きながら感ずるものがありました。
今回の松木渓谷歩きは、中倉山以来の銅(あかがね)親水公園からの入山でしたが大変楽しめました。
有難う御座いました。
おまけは、帰路に岩ゴロで転んでしまい思い出の多い山歩きでした。
こんにちは!☀いい天気が続きます。
松木渓谷は、遥か奥に見える皇海山方面からの寒風で寒い寒い!!。
ウメコバ沢出合では、居ても立っても居られなかった。
松木村跡の石碑群は、中倉尾根に向かって何を語っているのか?
昭和22年生組には、なんとも身に染みる「松木渓谷」歩きでした。
いつまで"コンビ"で行けるのやら。
〜産業遺産と環境のまち〜旧足尾町。
あの50mの精錬所大煙突が、何とも象徴的でした。
今年1年の”山を回顧"しながら🍻、来年こそ戦争のない良い年に
なりますように祈って🍻飲みましょう。
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