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Yamareco

記録ID: 7626268
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山滑走
八ヶ岳・蓼科

ほぼ滑れなかった三峰山 (面ツルはどこに消えた)

2024年12月26日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:18
距離
14.6km
登り
711m
下り
707m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:26
休憩
0:51
合計
5:17
距離 14.6km 登り 711m 下り 707m
9:58
55
スタート地点
10:53
11:13
34
11:46
11:47
41
12:28
12:29
19
12:48
13:04
12
13:16
13:22
8
13:30
13:34
41
14:15
14:15
9
14:38
14:38
38
15:16
ゴール地点
天候 曇り、強風
過去天気図(気象庁) 2024年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
和田峠入り口に駐車場できるスペースあり
コース状況/
危険箇所等
特に危険箇所なし。スキーには雪が少ない
その他周辺情報 下諏訪温泉は安くて熱くてよい
古道をたどってみることに。
2024年12月26日 10:13撮影
12/26 10:13
古道をたどってみることに。
道祖神の招きにあいてとるものてにつかず
2024年12月26日 10:43撮影
12/26 10:43
道祖神の招きにあいてとるものてにつかず
和田峠。中山道の看板で一休みしてシールをつける
2024年12月26日 10:55撮影
12/26 10:55
和田峠。中山道の看板で一休みしてシールをつける
雪はうっすら。まあ頂上に行けばあるでしょうと思ったが
2024年12月26日 10:55撮影
12/26 10:55
雪はうっすら。まあ頂上に行けばあるでしょうと思ったが
2024年12月26日 11:22撮影
12/26 11:22
道だけ雪
2024年12月26日 11:53撮影
12/26 11:53
道だけ雪
向こうにうっすら諏訪湖が。このへんから暴風で、ストックも風で流されてしまってまっすぐさせず手首が疲れるくらい。
2024年12月26日 12:07撮影
12/26 12:07
向こうにうっすら諏訪湖が。このへんから暴風で、ストックも風で流されてしまってまっすぐさせず手首が疲れるくらい。
視界のないなか唐突に山頂に到着してしまった。まだ雪の斜面は見ていない。
2024年12月26日 12:52撮影
12/26 12:52
視界のないなか唐突に山頂に到着してしまった。まだ雪の斜面は見ていない。
この斜面が滑れるはずなのだけど… 雪は?
2024年12月26日 12:52撮影
12/26 12:52
この斜面が滑れるはずなのだけど… 雪は?
雪は何処だ?
2024年12月26日 13:19撮影
12/26 13:19
雪は何処だ?
頂上付近が面ツルに見えるのは気のせい
2024年12月26日 13:28撮影
12/26 13:28
頂上付近が面ツルに見えるのは気のせい
ビーナスライン分岐
2024年12月26日 14:14撮影
12/26 14:14
ビーナスライン分岐
崩落で普段から通行止めだったらしい。
2024年12月26日 14:49撮影
12/26 14:49
崩落で普段から通行止めだったらしい。
19シーズン使用したブーツがとうとう破損しました。よく頑張った。
2024年12月26日 15:19撮影
12/26 15:19
19シーズン使用したブーツがとうとう破損しました。よく頑張った。

感想

仕事納めとなり、まだ仕事のあるツッマにタラチゲを作って送り出してやってから、気になって向かったのが三峰山である。

週末に霧ヶ峰から眺めると三峰山の頂上の笹原が面ツルに雪斜面になっているのが確認できた。

ふと記憶が甦る。あれはたぶん、約10年ほど前、人生うまくいっておらずすっかり山ともスキーともご無沙汰だったがふと思い立って道具を引きずり出して三峰山にスキーで向かい、あの斜面にパウダーターンを刻んだのだ。詳細は全く覚えていないが、青い空とメロウなパウダー斜面に残った自分のシュプールは良く覚えている。

しかし、行ってみればなんとかなると思ったがなんともならず、旧和田峠に駐車して出掛けた記憶だったがもちろん冬季閉鎖で、仕方なく新和田トンネルの下諏訪側から中山道を歩きだした。

雪は異常に少ないが、まあ頂上の面ツルだけでも滑れれば上出来だろう。

しかし、歩けど歩けど、雪は増えない。和田峠から先は強風とガスで先も見えず、一回ほんとに強風で倒されたりしながら我慢の登りを続ける。と、唐突に山頂に着いてしまった。

え?まだ雪の斜面見てないけど…

狐につままれたような気分でバカみたいに雪のない山頂でスーパーファットスキーを背景に風雪の山頂で写真を撮った。面ツルはどこに消えたんだ?

雪が少なくてシール歩行だけでもそろーりと気をつかったのに、下りなんてとんでもない。

人生でまれに見る珍道中、登りでスキー、下りでシートラ。

強風にスーパーファットスキーをあおられながら、なんとか峠の茶屋に着き、しばらく雪のない車道を歩くと、風の影響がなくなった辺りから雪が復活し、スケーティングで下りられるようになった。

思うに、遠くから見て面ツルに見えただけ、あるいは強風で少しあった積雪も飛ばされてしまったのかもしれない。実際、車道も途中からは優に30センチの積雪があった(それでも少ないけど)

最後は車道の雪も少なくなり、何回かスキーで石を踏んでしまったりしながら車に戻った。そしてこの日、19シーズン使ったガルモントのテレマークブーツの蛇腹が裂け、お別れとなった。

なんとなく記憶も戻ってきた。たしかあの日は春の名残雪の時で、和田峠はすでに開通していて、ベースはぐちゃぐちゃの雪雨だったが、頂上はパウダーだったのだ。

老人は過去に生きるというが悪いことばかりでもない。こうして過去の自分の足跡を辿るだけで一つの山旅となり、しかも記憶もあやふやなので初めてではないくせにわりと冒険的なのだから。

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