記録ID: 764542
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無雪期ピークハント/縦走
北陸
三十三間山 気っ持ちのい〜い山でした。
2015年11月16日(月) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 773m
- 下り
- 758m
コースタイム
5:39自宅―7:28倉見駐車場7:40―7:55林道分岐―8:13最後の水場―9:02中間点―9:38風神―9:43尾根―10:08山頂―10:25芝生広場で昼食10:42―11:20夫婦松―12:22倉見駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
第2駐車場に三十三間山の案内図があり、その横から林道を歩き始めます。すぐに獣避けの電気柵があります。金属製の閂を外して横に立てかけ、二つのフックを外します。中に入って扉を閉め、フックを掛けます。上のフックは簡単に掛けられますが、下のフックはやっかいです。閂は掛けられませんので、そのまま立てておきます。 渓流に沿って林道を歩くと、右手に「三十三間山登山道 山頂まで3km」の標識があります。車が通れる程の道を上がると、「最後の水場」があり、渡渉するとようやく登山道らしくなります。手入れが行き届いている植林帯、溝状の登山道には濡れ落ち葉がたまっています。「夫婦松」を目指して登ります。植林帯の暗い登山道。険しい道ではありませんが、結構シンドイ登り道。「ちょっといっぷくしませんか。十村山岳会」、枝からぶら下がっています。樹林帯が終わり、色づいてきた雑木林に陽が射し込みます。そろそろ着いても良さそうですが一向に夫婦松は現れません。一瞬、樹間から倉見の集落が見渡せますが、ほとんど展望はありません。まだかまだかと登り続けると「中間点」の標識が、やっと半分、まだまだ遠い。ヨタヨタ登り、「山頂まで1km」、よ〜し頑張るぞ。「風神 山頂まで700m」の立て札、ちょっと寄り道すると石塔がありました。 風神からほんのちょっと登り、尾根に出ると、そこには明るい平原が広がっていました。なだらかな三十三間山に向かって一本の道がうねっています。筋雲たなびく青空の下、気分が一気に明るくなります。左手には三方五湖、その向こうに日本海が広がり、右手には三重嶽と武奈ヶ嶽、その右手奥に武奈ヶ岳。芝生の広場から藪の中の狭い道を登ります。余りヒトが通っていないようですが、どうやら本来の登山道とは違ったようです。頂上は灌木に囲まれて眺望はありません。 下山時は本来の登山道を下り、芝生広場で昼食を摂りました。尾根からの下りは滑り易く、風神でダブルストックを取り出し慎重に下ります。登ってくると時には気が付かなかった夫婦松、「夫婦松 山頂まで1.5km」の標識が倒れていました。最後の水場に降りつき、林道を下って行くと石灯籠が。その向こう、川に掛かった細い橋を渡ると祠がありました。金毘羅堂の奥の院でしょうか。 獣避け電気柵の扉を開け、きちんと閂も掛け閉じます。帰り着いた駐車場にとまっているのはわたしの車でした。 |
写真
感想
11月も中旬と云うのに、前日はぽかぽか陽気。若狭の低山ならまだ秋は残っているだろう、大御影山か三十三間山か、どうやら三十三間山の方が気持ちよさそう。
三十三間堂が創建された時、その棟木をここから切り出したという三十三間山。今でも手入れの行き届いた植林帯ですが少々暗い。植林帯を過ぎると黄葉の雑木林、明るい陽が射し込みます。
今日もいい天気、尾根に登り着くと気持ちの良い平原が広がっています。きっもちい〜い。三方五湖、日本海、高島トレイルの山々、変化に富んだ大展望です。琵琶湖は残念ながら雲の下。山頂は木立に囲まれ展望はありません。少し下って芝生広場、独り占めにして昼食を摂ります。暫し別世界を楽しませて頂きました。
秋の平日、誰にも出会うことは無く、色づいた静かな若狭の三十三間山を楽しむことが出来ました。
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