小野アルプス〜経ノ尾(周遍寺)〜加西アルプス 縦走 【正月企画】
- GPS
- 07:51
- 距離
- 33.8km
- 登り
- 1,608m
- 下り
- 1,591m
コースタイム
- 山行
- 7:01
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 8:09
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
兵庫県の「分県ガイドブック」などに紹介されているコースは整備されていて歩きやすい。が、メインでないルートは少々荒れている。危険度は無いが、シダ植物をかき分けて進むのが苦手な人は注意。 |
その他周辺情報 | 白雲谷温泉 ゆぴか。900円もしたっけ!? 去年同じ日に来たときは700円でしたw (JAF会員で50円割引) |
写真
感想
去年同様、この日は小野アルプスへ登山。今年は去年の4日に行った加西アルプスも含めて登ってみることにしました。他の登山者の記録を参考に...したけど、やっぱり途中で「これ日没までに間に合わなくない?」となりました。
原因は出発時刻が遅過ぎた。なんでしょう。起きるのも遅かったですが、それ以上に登山の準備に時間がかかりました。車のキーが無いとずっと探したり...寝る前にここに置いておいたはずなんだけどという記憶はありましたが、それも寝る直前にザックの外ポケットに入れていたのを忘れていました。
加古川市から北に隣接しているので自動車ならぶらりと行ける立地。電車でも駅が近くにあって困りません。ただし北条鉄道は土・日だと1時間に1本しかないので注意が必要(といっても、1時間に1本あるだけマシですね💦)
小野アルプスは低山のアップダウンが楽しく紅山という簡易ロッククライミングも楽しめて最高。去年はじめて紅山を登った時は、岩にしがみついてガクガクブルブル震えながら慎重に登りました。今回は...「これぐらいなら手を使わなくてもいけるかな」という感じ。ノーハンドは無理でしたが、えっさほいさ普通の山のように登ることができました。体力がついたのか、度胸があるのか定かではありませんが、山をたくさん登ったという経験が山の取りつき方・登り方の実践を可能にしたんだろうなと思います。ちなみに紅山では前年同じ時刻にあるご家族に遭遇しましたが、今年もおられました。近くにお住まいで頻繁に登ってらっしゃるのでしょうか?家族で登れるのいいな〜。
今回は別のルートから次の加西アルプスへ行きます。
メインから外れると自ずと道が荒れ始めます。メインになかった落ち葉が見え始め滑りやすくなりました。それでも人は通っているようで、ルートは分かり易いです。そして参考にしていた記録をしっかり読み込まなかったせいで「これ帰れそう?」という事態に。正直加西アルプスまでは一般道をひたすら歩くものだと思いましたが、周遍寺からまた山登りが始まるとは想像できませんでした(いやだから記録とその地図を読み込めよ💦)。途中まで歩きやすかったのですが、一部誰も入っていないからか、藪化してましてシダ植物をかき分けながら進みました。もうルート上の藪をみるだけでやる気が20%ぐらいダウンする性質になってるので勘弁してほしい(が、人が入らない以上藪化してしまう方が自然なのですよね)。
やっと下山すると、今度は徒歩。歩く方が楽ですが、善防山への道路の長さをみるとゲンナリ。ここだと最寄りは北条鉄道「田原駅」、ササッと帰って温泉入って帰宅すれば夕食どきに間に合います。さぁ、どうする自分...。
ギブアップ...しませんでした。
法華口駅近くにコンビニを見つけ、飲料とパン1つ購入。ビタミンサイダーを飲んで口の中をシュワシュワさせながらスロージョギングで登山口に向かいます。正月だから品物が届いていないのかパンの種類が少なかったので、黒コッペパンを頬張りながら進みます。
登山口に着いたのが14:47。行ける:行けない=50:50の心持ちで、とりあえず進むことを選択。まぁ暗くなってもなんとかなるだろうという、これを展望の良い低山以外では絶対やっちゃいけない選択なので、皆様は真似をなさらないように🙇
善防山、笠松山含めて岩場が比較的多く、登っていて楽しいアルプスだなと改めて感じました。ただラストにここを登るのは結構キツイw あとは、絶壁が美しいと思いました。比較対象にならないかもしれませんが岡山南西部の和気アルプスが思い浮かびました。
そして笠松山以降、前回通らなかった道から下山するのですが、ここもちょっと荒れていて通りにくい。踏み跡はありますが、松や低木が邪魔したり、軽快に進むのは難しい。熊野神社がみえたら下山口までもうすぐ。この神社までは人が入っているため、この付近は綺麗です。
さて、無事最寄り駅の「長駅」に着きました。普通ならワクワクしながら時刻表を確認するのですが、駅に着くまでに電車の通過を目撃してしまったのですよね。「あ、これはマズイ」と気づいてしまったのです。ここ来るまでに時刻表確かめておけよという話ですが、本当にそれ。時刻表でゴール時間を頭に入れておけば、なんとなく登山スピードを早めたりできたはずです。また、無駄に寄り道しなくて済んだはず。そういう危機管理のなさは、直しておかないと今後の登山にも支障をきたしますね💦
迷いましたが歩いて「行けるところまで行く」ことにしました。足は疲労が溜まっていましたが走らなければ十分歩く能力は残っていました。それよりも、「寒い」。南部だから大丈夫だと思っていましたが。この夜は特に寒かったそうです。ウインドブレーカー持って来なかったら動けなくなっていたかも...というレベル。凍えながら北条鉄道の駅を2つぐらい通過し、途中三角点を1つ見つけたりした後、法華口駅で待つことにしました。さて、法華口駅に何時到着するかなとこの時点で時刻表をグーグルで確認。
「あと5分で到着します」
!?!?
まだ時間があるからコンビニでコーヒーでも買ってまったりする妄想も打ち砕かれ、急がないと乗れない可能性も出てきました。電車ってそんなに早いっけ?あれあれ?
法華口駅のライトアップされた三重塔を懐かしく見つめながら遠くから電車のような音が聞こえました。ギャー、急げーと心で慌てふためき無事乗車。夕方だからか電車にはそこそこ人が乗ってます。このあと、粟生駅でJR加古川線に乗り換えて無事、市場駅に到着し自動車に乗り込むことに成功。あと30分もすればこの無料駐車場も閉鎖されてしまうところでした。
寒い&空腹のせいで、温泉よりも食事が欲しい。
割高ですが、温泉併設のレストランで軽く食べてから温泉につかりました。去年よりも200円アップしていましたが、大人気のようでなによりです。ニーズがあれば値上げも問題ないようですね。ちなみに去年加西アルプスの登山帰りに寄った加古川温泉「みとろ荘」の値段をみてみたらこちらも200円アップしていました。マジか!
長丁場でしたがなんとか完遂できて満足です。毎年の行事にするかは未定です。今日の教訓「やっぱり早めに出発すべし」をしっかり今後の登山に活かしたいと思いました。
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