明神ヶ岳〜塔ノ峰〜石垣山

2025年01月02日(木) [日帰り]

• GPS: 09:25
• 距離: 29.0km
• 登り: 1,758m
• 下り: 1,801m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:09
• 休憩: 0:34
• 合計: 9:43

距離 29.0km 登り 1,758m 下り 1,801m

6:36 大雄山駅
7:38 道了尊
8:10 8:14 大雄山最乗寺 奥の院
8:51 足柄林道
10:09 最乗寺奥の院分岐
10:14 10:15 明神ヶ岳
10:21 10:40 明神ヶ岳展望地
10:58 摂政宮殿下大雄山行啓御通路記念碑
11:17 11:18 宮城野分岐
11:48 11:49 奥和留沢みはらしコース分岐点
12:01 宮城野登山口分岐
13:15 塔ノ峰山頂入口
13:29 13:33 塔ノ峰
13:59 阿弥陀寺
14:10 函嶺洞門駐車場
14:13 ハコネーチャー
14:15 14:16 箱根湯本駅
14:20 三枚橋
14:31 本間寄木美術館
14:37 入生田駅
15:13 石垣山駐車場
15:19 15:21 石垣山
15:40 15:41 石垣山駐車場
16:15 小田原市公設水産地方卸売市場
16:19 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

行き：大雄山線大雄山駅から（※）
帰り：JR早川駅から

※大雄山線は小田急線から見て、小田原から狩川の対岸を並行して引き返してくる電車ですので、通常ならば小田急線新宿方面から箱根への登山で使用するメリットはあまりないです（新松田や開成から関本行きバスに乗ったほうが早く着けて運賃も安い）。この日は1月1日〜3日のお正月ダイヤで7時以前の便が運休だったため大雄山線に乗りました。
ちなみに小田急開成駅から直接歩く場合は大雄山駅まで3km45分くらいだと思います。

コース状況／危険箇所等

全行程よく整備されたハイキングコースです。

その他周辺情報

箱根湯本で終了するならば日帰り温泉・公衆浴場などお好みでどうぞ。
この日は早川まで歩いたので、駅前に温泉はありませんが魚市場ならあります。

写真

1/2 6:10

新松田からのバスがお正月ダイヤで7時前の便運休だったので、小田原まで行って大雄山線に乗りました。普段乗ることのない電車なのでこれはこれで楽しい。
ちなみに新宿方面から来た場合、新松田から関本行きバスに乗るよりも時間が+10分、運賃が+100円くらい余計に掛かります。

1/2 6:36

大雄山駅に着きました。

1/2 6:36

目指す山頂は駅前から既に見えています。

1/2 6:59

狩川の橋を渡ると、矢倉岳の向こうに富士山が頭だけ見えました。

1/2 7:10

最乗寺までもバス便がありますが、早朝は走っていないので直接歩きます。車道沿いに広い歩道が整備されています。

1/2 7:38

3km40分ほど歩いて最乗寺入口着。

1/2 7:47

今年の個人的初詣は最乗寺ということになりました。そこそこ人がいますが時間も早いしそもそも鎌倉や箱根より人はずっと少ないです。

1/2 7:56

先ほど本堂でお参りを済ませましたが、どうも上の御真殿のほうが初詣っぽいですね。もう一回お賽銭を投げてきます。
※最乗寺は曹洞宗のお寺ですが、上の段は天狗の神様コーナーで神社っぽい作りになっております。

1/2 8:10

この日一番の核心部です。急登。滑落注意。

1/2 8:11

奥の院です。ここでもお守りおみくじ等授けられております。この油断するとちょっとずつお布施をしてしまう作り……さては宗教だな！？（※注：宗教です）

1/2 8:14

奥の院の左手に登山口があります。さて、今年の登山も安全にはりきっていきましょう。

1/2 8:37

森を20分ほど往くと背後が開けて都心のほうが見えました。

1/2 8:51

一度足柄林道を横断します。

1/2 9:09

北面ですが、緩やかで空が広い箱根外輪の足柄古道らしい登山道です。

1/2 9:35

あまり雰囲気の変わらない道ですが、90分ほど淡々と登っていくと稜線が見えてきました。

1/2 10:08

明神ヶ岳の山頂はずっと左手にだだっ広く見えています。

1/2 10:09

奥の院から2時間弱、外輪の遊歩道に着きました。いい天気です。

1/2 10:18

明神ヶ岳着。暖かすぎて新春どころか春の陽気。

1/2 10:18

あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします。

1/2 10:20

大涌谷からはもくもくと噴煙が登っています。

1/2 10:38

これは仙石原の台ヶ岳。ここ登ってみたいんですけど、登山道が無くて藪山なんですよね。

1/2 10:39

富士山の右手には北岳と間ノ岳。遥か向こうに北アルプスが見えました。

1/2 10:41

湯本方面へ向かいます。混雑の影響が無さそうなところに初詣に来たのだが、もしかして今から湯本に向かうと一年でもっともいけないタイミングで1国に降りることになるのでは……？？

1/2 10:57

足柄側からの登山道は尾根ごとに複数あります。

1/2 11:11

箱根外輪名物、霜柱が溶けてぐちゃぐちゃの稜線から少し降ると箱根外輪名物ハコネダケの道になります。

1/2 11:17

宮城野分岐通過します。

1/2 11:49

明星ヶ岳へ。

1/2 12:03

明星ヶ岳山頂には、謎のテントがたくさん……さては闇テンだな！？これはいけませんな！？

1/2 12:03

高射砲塔のようなヤグラを組んでロケットランチャーのような大口径の筒物を構えた人たちが虎視眈々と国道1号のほうを狙っています。空にはヘリがバタバタと飛んでいます。内戦でも起こったのかと思ったら日テレ営業中でした。新春からお疲れ様です。

1/2 12:04

ハイカーは私しかいませんが、慌ただしい感じなのでスルーします。ちょうどいい感じの時間のようで麓から鳴り物の音がバンバン聞こえてきます。

1/2 12:31

水切りの土砂取り除きに協力をするなどしました。

1/2 12:39

小涌園から謎の閃光、そして噴煙（※）。上がる悲鳴。
どうやら何らかの戦いが行われているようです。
※一般的に花火と呼ばれます。

1/2 12:57

ここから登山口へ向けて標高を一気に下げます。

1/2 13:01

登山口まで降りる手前に明らかな道筋あり。作業道だと思いますがこっちのショートカットにお邪魔しましょう。

1/2 13:05

はい、作業道ですね。足元も良くないしおすすめはしません。

1/2 13:14

林道に合流しました。

1/2 13:14

もう一箇所、塔ノ峰へ。

1/2 13:27

木々の間から丹沢が見えます。

1/2 13:29

塔ノ峰山頂。誰も来ず、麓の争いも終わったらしく静かになりました。

1/2 13:53

下山します。

1/2 13:59

阿弥陀寺。

1/2 14:00

阿弥陀寺からの下山路は歩道林道複数入り組んでいて、どう降っても降りられますが湯元ではなく塔ノ沢のほうに降りてしまいました。

1/2 14:08

登山口。

1/2 14:13

箱根湯寮の裏手の急坂を歩いて湯元の駅着です。

1/2 14:16

駅周辺はすごい混雑だったので、人の波を縫って先に進みます。

1/2 14:38

1国を一駅、入生田駅前まで移動。まだ時間も早いので一夜城公園まで登って海に出ましょう。

1/2 14:58

一夜城公園、徒歩で向かうと結構登っててまあまあいい運動になりますね。

1/2 15:07

ターンパイク上の高架で振り返ると、天下の険が見えました。この角度から見るとなかなかに険であります。

1/2 15:12

一夜城公園に着きました。ドライブの観光客がそこそこいました。

1/2 15:18

石垣山登頂。お疲れ様でした。

1/2 15:23

やっぱりお正月といえば海だよねー。

1/2 15:31

歩いてきた道筋がだいたい見えます。

1/2 15:33

一夜城公園、しっかり見たこと無かったのですがひとつひとつの曲輪が大きくて結構見応えありますね。これは井戸曲輪です。

1/2 15:46

とぼとぼと車道を早川へ降ります。小田原合戦に参戦したスターの皆様が紹介されていますが、駆り出された皆さんまあまあひどい目に遭ってますよね。

1/2 15:54

早川ジャンクションから小田原まで見えていい景色です。

1/2 15:59

降りてきました。新幹線をくぐる。

1/2 16:07

下山。

1/2 16:10

早川の港は海沿いに出られないんですけど、なんとなく狩川の下降まで。

1/2 16:12

ラーメン自販機的な何かかですが、高級海産ドッグフード自販機です。

1/2 16:18

早川駅着。今年も良い年でありますように。

撮影機器：

XQ-BC42 Sony

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル

感想

つっしー

初詣と初歩きを兼ねて年末年始っぽい雰囲気を求めて箱根に行きました。
とはいえ、この日は1月2日。箱根が1年でもっとも混雑する1日です。そこで、箱根の内地には行かずに大雄山から明神ヶ岳に登り、外輪で湯本方面に降りるルートにしました。
人気の芦ノ湖や金時山は人でいっぱいだったかと思いますが、明神から下のハイキングコースは人影も少なく静かなものでした。その代わり、ちょうど歩いている間、空にはヘリが飛び、小田原方面から芦ノ湖方面へ鳴り物の音と歓声が登っていきました。
慌ただしい箱根湯本に降りると時間がまだ早かったので、石垣山を通って早川の港まで歩きました。混み合う大通りを外れて歩くはぐれものの1日で今年もスタートしましたが、近所の低山でも旅情を感じられて、そうやって小さな旅気分を楽しんでいけるといいのかななんて思ったりします。