2025正月の開聞岳登山
- GPS
- 07:14
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 806m
- 下り
- 806m
コースタイム
- 山行
- 5:56
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 7:09
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
日本百名山の一つ、関門岳(924m)に登ってみた。家族と姉家族合計5人。天気も良く1月とは思えないほど温暖な天気でした。
終始樹林帯ですが、前半は砂利が多く、後半は大きな岩が多く若干注意が必要です。螺旋を描く様なコースです。海に面したところは海風が強いところがあります。当日は日中13°の温暖な天気でしたが、海風が当たるところは寒いほどでした。標高1000にも満たない低山ですが、海から切り立つ円錐形の山は真下に海を望むことができます。種子島、屋久島を望む事のでき、さらに薩摩半島も一望できる素晴らしい山でした。
下山途中、8号目付近の仙人洞地点で、疲労で動けなくなったご老人を介護している3人組に会った。私達も助け合って1時間ほど下山をお手伝いした。それでもおよそ6.7号目付近であった。最終的に山岳救助隊を呼び救助隊の到着を待つことになった。日没が2時間後には迫っており、このペースでは足場の悪い真っ暗な山道を老人子供を含む10人がライトなしで歩くことになり、下山は9時以降になるのは必死であった。素人の自分達が老人を下山させるのは危険で怪我を負わしてしまう危険や、本人も立ちくらみを訴える事などを考えると、迅速な英断であったと思った。救護地点を確定させて、3人組はご老人と救助隊の到着を待つという選択をされ、自分達一行は下山する事にした。途中下から来る山岳救護隊6人に会い救護地点を伝えた。自分達が下山したところで、救助隊の到着を待って下山した3人組も下山完了しお会いすることができた。夜19時ごろには救護隊から無事にご老人を背負って下山を完了したという連絡を受けた。山岳救助隊皆様の助けのおかげで、誰一人怪我する事なく下山できた事は素晴らしい事だと思った。
ともすると、休んでいる老人をみてもつい挨拶だけで通り過ぎてしまう自分を反省する機会となった。遭難危機を察知し、積極的に話しかけ、山岳救助隊の救護を決断し、更に救護隊の到着まで介護した3人組の行動は素晴らしかった。自分達の後にはほとんど登頂する人はいなかった事や携帯電話もほとんど繋がらない事を考えると、誰にも気づかれず、朝夕は3c°まで冷え込む山中にご老人が置き去りになる可能性があった。彼らの行動に感銘を受けました。今後かれらのような行動が取れる様になろうと思いました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する