霧訪山 分水嶺の山 山の神から大芝山経由周回コース


- GPS
- 03:30
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 623m
- 下り
- 623m
コースタイム
- 山行
- 3:00
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 3:30
8:30 安曇野穂高発
10:10 山の神自然園駐車場(塩尻市下西条)北側へ流れる
<復路>
14:00 駐車場発
15:20 自宅着
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山の神から大芝山そして霧訪山への登りは表示も少なく迷いそうなところもある。 |
写真
感想
2015(平成27年)11月21日(土)
霧訪山 分水嶺の山
山の神自然園から大芝山経由周回コース
八年ぶりになる霧訪山
前回は北小野から善知鳥峠への周回コース。
今回は下西条にある山の神自然園を拠点に、
大芝山を経由しての霧訪山を目指した。
山の神自然園に駐車し一端林道を戻るようにして
山の神神社を通り、送電線のNO25を目指して登る。
送電線用の道がしっかりしていて
急登ではあるが、迷うことなく進むことができた。
NO26の鉄塔を過ぎ、さらに進むと
開けた場所
洞ノ峰・西条城跡へと着く。
ここからの塩尻・松本方面の街並みは
南から北へと長く伸びるような松本平の盆地が臨める。
さらに鉄塔を通り大芝山の肩には善知鳥峠への分岐点がある。
前回は大芝山から下ってきて善知鳥峠へと下山している。
善知鳥峠は分水嶺として知られているが、
峠から霧訪山への稜線は分水嶺登山道になっている。
分水嶺
この登山道の北側に流れる水は奈良井川、犀川、千曲川
そして信濃川と名前を変え日本海へと注がれる。
南に流れた水は木曽川となり太平洋へと流れ込む。
正に水にとっては大きな分かれ道となる。
霧訪山の稜線が分水嶺になっているように
長野県には分水嶺が東西に走っている。
送電線が何本も見られる
送電線の山といってもいいぐらいに何本もの鉄塔が建つ。
送電線の多いのは、長野県には水力発電のダムが多いこと
また塩尻の近く朝日村に周波数の変換箇所がある。
東京電力、中部電力ともに設置されているからでもある。
明治時代、ドイツの発電機を導入した関東地方は50Hz。
それに対してアメリカの発電機を使用した関西地方は60Hz。
電気の周波数が違っていても融通しあうために
東西の中心にある長野県
新信濃変電所がその役割を果たしている。
そのために山頂からの送電線が蜘蛛の巣のようにめぐらされている。
眺望の妨げにもなっているが、
送電線と鉄塔があまりにも多いので楽しく見ることもできる。
分水嶺登山道を大芝山へは上り下りを繰り返し着く。
山頂からの展望はなく、さらに鉄塔のあるたきあらしの峰へ。
ぐっと霧訪山が近づく。
最後の霧訪山への登りは
急登の男坂と緩やかに長い女坂に分かれている。
登りには急登を選び、山頂へ。
下りは緩やかな山道を。
霧訪山山頂からは
雲がかかった八ヶ岳
時々赤岳の山頂が顔を出す。
そして南アルプスの霞んだ山並みが見渡せるのみだった。
しかし、先週登った守屋山は、
双耳峰からなりゆったりとした山頂が確認することができた。
また、塩尻、小野の街並みも眼下に広がっていた。
冷たい風も吹き始め、
里山も山頂にはのんびりいられない寒さが到来している。
下山はブナの分岐から山の神自然園へとひたすら下る。
登山口に着くまでは変化のない道であったが、
山の神自然園には、渓流があり
その先に「たまらずの池」が透き通った水をたたえていた。
紅葉の時期は美しい池のように思われた。
人工の池のようだが整備され憩いの場所になっていた。
沢沿いに下っていくと山の神自然園入口の駐車場へ。
今回もすっきりした眺望がなかったので次回に期待することにした。
次回は北小野を中心にぐるっと一周のコースがあることが分かったので
そのコースを使い登ってみたいと思っている。
p.s.
NHK長野「撮るしん」最終の32枚に選ばれたようです。
画質の悪い写真のため最終選考でどうなるかは未定ですが、
もし12月4日 午後8時ごろの放送ですが
カレンダー用写真選出の際には
「そろそろ花の山に来ませんか」ご覧ください。
ふるちゃん
コメント
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