越前屋、お主も悪よのう(十里木-越前岳-黒岳-山神社)
- GPS
- 03:55
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 749m
- 下り
- 884m
コースタイム
- 山行
- 3:28
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 3:56
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【十里木-越前岳】平均斜度25%くらいなので、そこそこ急です。こつこつ登る必要がありますが、幸いなことに登り返し箇所はありません。メインコースはえぐれた谷状になっており、左右に勝手道がいくつもできています。メインコースを見失わなければ、迷うことはなさそうです。危険箇所はありません。この日は2-3cmくらいの軽い積雪でしたが、やや滑りそうだったので、チェーンスパイクを履きました。 【越前岳-黒岳】標識はたまに。マーキングはあまりなかったような。降雪後なのですが、なんとなく道はわかります。富士見峠からは結構急に登ります。危険箇所はありません。 【富士見峠-山神社】踏み跡は明瞭なのですが、私は愛鷹山荘で道を間違いました。お手洗いがあって、その横を降りていく道があります。途中から下は、地元の女性のあとを着いていったので、ルート探しはしていません。危険箇所はありません。 |
写真
感想
伊豆を離れ、3日目は「絶景の低山」ムック所載の越前岳へ。天気さえ良ければ富士山が目の前に見えるはず。ただ、ホテルを出ると道に雪が積もっており、ゆっくり運転して十里木駐車場に到着。駐車場も雪で覆われています。「えー、麓でこれやったら、頂上はどうなん?」と不安になったため、チェーンスパイクだけでなく、アイゼンもバックパックに詰め込みます。アイゼンはワンタッチなので、靴も冬靴になります。装備持ってきてよかった。
等高線見れば予想できるように、そこそこ急な坂が続きます。しかし、それをキャンセルしてくれるのが背後の富士山。これまでほとんど姿を見せてくれなかった富士山が、大迫力で堪能できます。最初の展望台を過ぎると、それからはほぼずっと背後に富士山が見えていました(写真を撮れる箇所は限られています)。平坦地と書かれた所で、やや足元が心許なくなったため、チェーンスパイクを装着しました。その後は、先行するトレースを追って、こつこつ登って山頂到着。反対側の眺望はガスに隠れて見えず。
続けて黒岳までの縦走に移ります。ここからは先行者はおられませんが、わかりやすい道でした。途中、富士山展望台では、五十銭札に用いられた富士を見ることができ、またさらに進むと鋸岳など南側の眺望も得られました。また、群馬からお越しの方と前後しながら先を急ぎます。富士見峠までは下り基調でしたが、ここから結構きつめの登り。しかし、これを過ぎて黒岳頂上に到達すると、素晴らしい富士が待っていました。
バスで駐車場に戻るためには、10時くらいから下山にかかるのが良さそうで、9時50分くらいから下山を始めました。途中愛鷹山荘で道を間違いかけ、群馬の方に指摘して頂きました。さらに、もう少し降りてチェーンを脱いでいると、追いついてこられた女性に声をかけて頂きました。その後下山中、会話しながら先行して頂き、安心して歩くことができました。さらにさらに、山神社駐車場に着いた時、「十里木まで送りましょうか」と有難いお申し出。これまで富士山が見えずに溜めていたのが爆発したような、眺望も人の縁も素晴らしい一日でした。越前さん、これを味わわせるためにこれまで富士を見せてくれなかったんですか?
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