記録ID: 771181
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積雪期ピークハント/縦走
磐梯・吾妻・安達太良
安達太良山 荒れて山頂は断念、ラッセルで帰還
2015年11月27日(金) ~
2015年11月28日(土)
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体力度
1
日帰りが可能
- GPS
- 54:42
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 486m
- 下り
- 477m
コースタイム
1日目
- 山行
- 1:50
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:50
11:10
70分
奥岳登山口
12:20
40分
勢至平
13:00
くろがね小屋
2日目
- 山行
- 2:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:00
8:00
60分
くろがね小屋
9:00
60分
勢至平
10:00
奥岳登山口
ルートは手書きです。
1週間前のヤマレコでは安達太良山は雪がまだなかったので、今週の冬型の天気でもそれほど雪は積もっていないだろうと考えていたのが非常に甘かった。
小屋泊なので、ゆっくり目の出発。東北道に入って東京からも雪をかぶった日光連山がくっきり見えた。男体山が26日に初冠雪したとのニュースが流れる。温暖化のせいで降雪が遅くなっているよう。
岳温泉をすぎると道路の周りには雪が残り、ここ数日でそれなりに降ったのがわかる。奥岳登山口に着くと、安達太良山から吹きおろしてくる風がとても強く、雪も降り始めていたのですでに吹雪状態。この時点でゴーグルを持ってきていないことを悔やむ。
嘆いてもしょうがないので、小屋まで進んでその先を決めようと行動開始。登山口からすでに雪が積もっている。ゲレンデわきの道をなだらかに登る。20分ほどで烏川橋についたところでスマホの予備電池を車に忘れたことに気付く。これ以上時間をロスするのは避けたいので、スマホの電池を切って先に進む。
間もなくして樹林帯を登っていく。風は穏やかになり、とても静か。踏み跡を追いながら登りやすいところを探して登っていく。しばらく登っていくとその日に同宿となるM夫妻に出会ってちょっとほっとする。樹林帯をぬけて勢至平に出ると風が強くなり、向かう方向から雪が舞ってくるので、ゴーグル、メガネがない状態で山頂を目指すのはきついと感じ始める。ほとんど休憩なしで小屋にむかう。結構吹き荒れているときもあったので小屋が見えた時はほっとした。
この日は私とM夫妻だけの静かな夜。小屋のご主人やM夫妻からいろいろな貴重な話を聞けたのはよかったです。
2日目は、期待していなかったが山側はかぜが依然強い。装備、体力を考えて今回は山頂断念。
下山も小屋の前からひざくらいのラッセルが始まります。ひざまでの連続したラッセルは初めてで、一歩一歩がこんなに大変なのに心が折れそうになる。それでも進むしかない。車道のゆっくりとした下りだが、きつい斜面を登っているくらい体力を奪われる。休み休み進んで1時間かかって勢至平。樹林帯に入ってもかなり下のほうに行くまでラッセルが続いた。旧道下部でようやく本日の登山者とすれ違う。そこからはわけもなく下山口へ。
1週間前のヤマレコでは安達太良山は雪がまだなかったので、今週の冬型の天気でもそれほど雪は積もっていないだろうと考えていたのが非常に甘かった。
小屋泊なので、ゆっくり目の出発。東北道に入って東京からも雪をかぶった日光連山がくっきり見えた。男体山が26日に初冠雪したとのニュースが流れる。温暖化のせいで降雪が遅くなっているよう。
岳温泉をすぎると道路の周りには雪が残り、ここ数日でそれなりに降ったのがわかる。奥岳登山口に着くと、安達太良山から吹きおろしてくる風がとても強く、雪も降り始めていたのですでに吹雪状態。この時点でゴーグルを持ってきていないことを悔やむ。
嘆いてもしょうがないので、小屋まで進んでその先を決めようと行動開始。登山口からすでに雪が積もっている。ゲレンデわきの道をなだらかに登る。20分ほどで烏川橋についたところでスマホの予備電池を車に忘れたことに気付く。これ以上時間をロスするのは避けたいので、スマホの電池を切って先に進む。
間もなくして樹林帯を登っていく。風は穏やかになり、とても静か。踏み跡を追いながら登りやすいところを探して登っていく。しばらく登っていくとその日に同宿となるM夫妻に出会ってちょっとほっとする。樹林帯をぬけて勢至平に出ると風が強くなり、向かう方向から雪が舞ってくるので、ゴーグル、メガネがない状態で山頂を目指すのはきついと感じ始める。ほとんど休憩なしで小屋にむかう。結構吹き荒れているときもあったので小屋が見えた時はほっとした。
この日は私とM夫妻だけの静かな夜。小屋のご主人やM夫妻からいろいろな貴重な話を聞けたのはよかったです。
2日目は、期待していなかったが山側はかぜが依然強い。装備、体力を考えて今回は山頂断念。
下山も小屋の前からひざくらいのラッセルが始まります。ひざまでの連続したラッセルは初めてで、一歩一歩がこんなに大変なのに心が折れそうになる。それでも進むしかない。車道のゆっくりとした下りだが、きつい斜面を登っているくらい体力を奪われる。休み休み進んで1時間かかって勢至平。樹林帯に入ってもかなり下のほうに行くまでラッセルが続いた。旧道下部でようやく本日の登山者とすれ違う。そこからはわけもなく下山口へ。
天候 | 1日目 吹雪 2日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
帰りは降雪のため踏み跡も消えてたが、旧道も道がどこについているのかはわかりやすい。目印もいくつかあります。 週末は人が多数いますが、平日は人が非常に少なく初心者は注意が必要です。初日は下山者とのすれ違いはゼロでした。降雪直後はスノーシュー、わかんが必要でしょう。 |
その他周辺情報 | 岳温泉にファミリーマートあります。土産物屋も多数。 |
写真
装備
備考 | ゴーグル |
---|
感想
ゴーグルを忘れたこと、スマホの予備電池を車に置き忘れたこと、靴もミッドカットで来てしまったことなど、いろいろな意味で東北の山を甘く見ていたことが原因。今年最初の雪山はとてもいい勉強になりました。安達太良山登頂は宿題となりました。
無雪期も来ることになるが、積雪期もリベンジしなくてはならなくなりました。もちろんスノーシューを持参して。
小屋での語らいはありがたく、またくろがね小屋にはぜひ来たいです。今回は自炊だったので、今度は名物のカレーもいただこうと思っています。ご主人がずっと次の日のを作っていたので、においだけで本格さを感じることができました。
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