イグルー泊で木曽前岳(上松Aは雪深し)


- GPS
- 16:00
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,978m
- 下り
- 1,984m
コースタイム
- 山行
- 9:08
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 9:18
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
今季2回目のイグルー泊登山は、上松Aコースから木曽駒ヶ岳で一泊、あわよくば宝剣岳近くまで往復、なんて計画していたものの、深い雪に足を取られて計画を縮小。巻道分岐でビバークし、木曽前岳を往復してきました。
◼️登山口~金懸小屋
登山口から積雪あり。林道は凍結しているところもあり要注意。深くてもくるぶし程度の積雪で歩きやすい。登山者の痕跡はなく、あるのは動物の足跡のみ。
◼️金懸小屋~巻道分岐
樹林帯は雪がフカフカで、ツボ足だと膝から腿ラッセルを強いられる。7号目まではペース1.6、8号目まではペース2.5とかなり時間を要してしまった。
樹林帯を抜けると締まり歩きやすくなる。巻道分岐を泊地と定め、イグルーを制作。
◼️巻道分岐~木曽前岳
一晩明けて雪もさらに締まった印象。深いところもあるが樹林帯と比べればだいぶマシ。最後の急登はモフモフで難儀した。
稜線上は抜群の景色。振り返ると一人で刻んだトレースは勲章のようで、ラッセルの苦労など一気に吹き飛ぶ。
◼️イグルー
早く作る方法として、地上部は小さく作り中を掘り広げる、を実践しようとしたが浅いところで枝が出てしまい、大きく作らざるを得なかった。
大きく作ると決めたら、最初からブロックも大きく切り出した方が手戻りが無く、結果的には早く完成するかもしれない。急がば回れだ。
◼️電波状況
docomoは全体的に入る印象。金懸小屋、7号目、8号目、巻道分岐で2本立って普通に通信できた。
◼️その他
・総重量20kg、負担感は問題なし。
・登りで膝ラッセルが続くと辛い。ペース3.0まで想定してビバーク候補地、バックアッププランを検討しておく。
・イグルー製作に2時間もかけてしまうと、つま先が痛いくらい冷えた。靴についていた雪が解け、染み込んで靴自体が凍っていた模様。
最低気温は-15度、風は微風程度だが、寒くてあまり寝れなかった。靴の凍結、防風防水など冷えへの対策が必要。
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