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Yamareco

記録ID: 77528
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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

鶏冠山〜木賊山〜甲武信ヶ岳

2010年09月11日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
10:17
距離
17.0km
登り
1,880m
下り
1,876m

コースタイム

05:50 道の駅みとみ
06:15 西沢山荘前
06:25 東沢出合
06:30 鶏冠谷出合(渡渉点)
08:25 第2岩峰
09:00 鶏冠山山頂(山梨百名山標柱)
09:35 鶏冠山山頂(2115m)
11:30 木賊山山頂
12:15 甲武信ヶ岳山頂
13:05 戸渡尾根下降点
14:30 近丸新道分岐
15:40 西沢山荘
16:10 道の駅みとみ
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2010年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
東沢の渡渉点は沢の水量が少なく、この日は容易に渡渉可能。
鶏冠谷から第1岩峰付近までは急登ではあるものの、至って普通の登山道です。
第2岩峰に向かう途中には崩落した部分もありますが危険な場所はありません。
第2岩峰まではマーカーを追っていけば容易に到達可能です。

第2岩峰から第3岩峰までは確かに両端が切れ落ちた狭い尾根を進みますが、
樹木が繁茂しているせいか恐怖感は感じませんでした。途中にある5mほどの
岩を越えて行くところが今日の最初で最後の難関ですが、ロープが常設されて
いたので難なく突破可能です。

第3岩峰は簡単には突破できないような大きな岩峰ですが、迂回路を使えば
簡単に巻く事ができます。迂回路はいたって一般的な登山道です。

迂回路を使うと山梨百名山のある山頂を通り越してしまいますので、木賊山
へのルートから少し戻る必要があります。

木賊山へのルートはやや石楠花のヤブがうるさいものの、踏跡ははっきりして
います。時折おやっ、と思って立ち止まることもありましたが、冷静にあたり
を見渡すと必ずと言っていいほどマーカーがありますのでルートを失う事は
ありませんでした。マーカーを辿っていくと木賊山の山頂に出ます。

甲武信ヶ岳から戸渡尾根を下るルートは良く踏まれており、登山者も多く
行き交いますので安全に歩く事ができます。
道の駅みとみに車を停めて出発。朝は涼しかった。
2010年09月11日 05:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
9/11 5:56
道の駅みとみに車を停めて出発。朝は涼しかった。
東沢を渡る吊橋からは鶏冠山が良く見える。
2010年09月11日 06:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
9/11 6:23
東沢を渡る吊橋からは鶏冠山が良く見える。
東沢出合から東沢へ。
2010年09月11日 06:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
9/11 6:24
東沢出合から東沢へ。
鶏冠谷の出合で渡渉。そのまま鶏冠谷を少し進む。
2010年09月11日 06:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
9/11 6:33
鶏冠谷の出合で渡渉。そのまま鶏冠谷を少し進む。
第1岩峰付近まではいたって普通の登山道。
2010年09月11日 07:17撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
9/11 7:17
第1岩峰付近まではいたって普通の登山道。
このあたりから崩落個所が現れる。
2010年09月11日 07:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
9/11 7:37
このあたりから崩落個所が現れる。
倒木の多い崩落地を直登する。
2010年09月11日 07:45撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
9/11 7:45
倒木の多い崩落地を直登する。
この上が第2岩峰。歩きやすい道になっている。
2010年09月11日 08:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
9/11 8:19
この上が第2岩峰。歩きやすい道になっている。
第2岩峰より第3岩峰方面。遥か後方には木賊山。
2010年09月11日 08:26撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
9/11 8:26
第2岩峰より第3岩峰方面。遥か後方には木賊山。
第2岩峰より。
西沢渓谷入口方面が見下ろせる。
2010年09月11日 08:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
9/11 8:27
第2岩峰より。
西沢渓谷入口方面が見下ろせる。
第2岩峰より。
端整な三角錐は黒金山。
2010年09月11日 08:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
9/11 8:27
第2岩峰より。
端整な三角錐は黒金山。
第2岩峰から第3岩峰への途中の岩。ロープが掛けられている。ここが一番の難所。
2010年09月11日 08:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
9/11 8:33
第2岩峰から第3岩峰への途中の岩。ロープが掛けられている。ここが一番の難所。
第3岩峰はそそり立つ巨大な岩。迷うことなく迂回路へ。
2010年09月11日 08:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
9/11 8:48
第3岩峰はそそり立つ巨大な岩。迷うことなく迂回路へ。
迂回路経由で木賊山へのルートに復帰すると山梨百名山のある山頂は通り過ぎているので少し戻る必要がある。
2010年09月11日 08:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
9/11 8:59
迂回路経由で木賊山へのルートに復帰すると山梨百名山のある山頂は通り過ぎているので少し戻る必要がある。
鶏冠山山頂。地形図にある2115mの山頂とは別の場所。後方は国師ヶ岳。
2010年09月11日 09:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
9/11 9:03
鶏冠山山頂。地形図にある2115mの山頂とは別の場所。後方は国師ヶ岳。
2115mの鶏冠山山頂へは木賊山方面に向かって進む。
2010年09月11日 09:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
9/11 9:15
2115mの鶏冠山山頂へは木賊山方面に向かって進む。
2115mの鶏冠山山頂はこの岩の上。特に何もない。
2010年09月11日 09:36撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
9/11 9:36
2115mの鶏冠山山頂はこの岩の上。特に何もない。
2115m鶏冠山山頂より。
甲武信ヶ岳に比べて木賊山の方が立派な山体をしている。
2010年09月11日 09:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
9/11 9:37
2115m鶏冠山山頂より。
甲武信ヶ岳に比べて木賊山の方が立派な山体をしている。
2115m鶏冠山山頂より。
破風山、雁坂嶺方面。雁坂峠の笹原が見える。
2010年09月11日 09:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
9/11 9:37
2115m鶏冠山山頂より。
破風山、雁坂嶺方面。雁坂峠の笹原が見える。
木賊山に向かって進む。だんだんと木賊山が近づいてきた。
2010年09月11日 10:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
9/11 10:23
木賊山に向かって進む。だんだんと木賊山が近づいてきた。
木賊山山頂直下は針葉樹の幼木が茂っている。
2010年09月11日 11:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
9/11 11:24
木賊山山頂直下は針葉樹の幼木が茂っている。
いきなり木賊山の山頂に出た。眺望はない。
2010年09月11日 11:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
9/11 11:32
いきなり木賊山の山頂に出た。眺望はない。
甲武信ヶ岳に向かって進む。この角度からの甲武信ヶ岳はいい感じです。
2010年09月11日 11:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
9/11 11:43
甲武信ヶ岳に向かって進む。この角度からの甲武信ヶ岳はいい感じです。
もう少しで甲武信ヶ岳山頂。
2010年09月11日 12:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
9/11 12:10
もう少しで甲武信ヶ岳山頂。
甲武信ヶ岳山頂から。
この時間になっても富士山が綺麗に見えていた。
2010年09月11日 12:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
9/11 12:25
甲武信ヶ岳山頂から。
この時間になっても富士山が綺麗に見えていた。
甲武信小屋を通過。
2010年09月11日 12:45撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
9/11 12:45
甲武信小屋を通過。
戸渡尾根への下降点。
2010年09月11日 13:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
9/11 13:06
戸渡尾根への下降点。
近丸新道との分岐点を通過。
2010年09月11日 14:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
9/11 14:34
近丸新道との分岐点を通過。
徳ちゃん新道を下ると西沢山荘付近に出てくる。
2010年09月11日 15:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
9/11 15:42
徳ちゃん新道を下ると西沢山荘付近に出てくる。
道の駅みとみまで戻ってきました。
2010年09月11日 16:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
9/11 16:10
道の駅みとみまで戻ってきました。
撮影機器:

感想

鶏冠山は簡単には登れない山と聞いていましたが、ルートは良く踏まれており
マーカーも頻繁にあったことから、あっけなく山頂に到着してしまったといった
感じでした。

今日は好天に恵まれたおかげで甲武信ヶ岳山頂からの眺望を楽しむ事ができま
した。午後になっても雷雲が発生する事もなく、快適な山歩きとなりました。

しかし、暑かったですね。

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コメント

行こうかな、、、
teriさん

第2岩峰から第3岩峰への途中の岩。ロープが掛けられている。ここが一番の難所。

ということですが、力でよじ登る感じですか、、、

しばらく前に黒金山に登ったとき、鶏冠山登山口
などと親切に書かれていたので、数年前と違うと思っていましたが、だいぶ
登山者フレンドリーになったようですね、、。

Y-chan
2010/9/12 10:20
件の岩
Y-chanさん、

件の岩ですが、基本は腕力で登る感じですが、ロープだけに
頼らずとも支点を確保することができました。
私は岩登りの専門技術はありませんが、個人的な感想としては
乾徳山直下の岩の方が遥かに大変でした。

鶏冠尾根。。。
確かに全ての岩峰を忠実にトレースしようと思うと大変だと
思いますが、たいていは巻道がありますし、ステゴサウルス
のような狭い尾根も慎重に進めば特殊な技術が無い私でも歩く
事ができました。
2010/9/12 20:13
木賊山へ
teriさん、

はじめまして。

「木賊山へ。。。踏跡ははっきり」
これがとてもいい情報です。このルトはヤマレコで初めて?

自分もトサカ頂上から行きたかったが、道がしらなくて、あきらめました。

それから、笹山からの先は、Teriさんのレコをよく参考になりました。ありがとうございました!
ハイマツが大変でした見たいので、もしかしたら登山道からちょっと外れてか?もしくは、7月のほうが人がまだまだか?
2010/9/12 19:46
鶏冠尾根
Hanameizanさん、はじめまして。
いつも楽しく記録を拝見させて頂いております。

鶏冠山から木賊山まではシャクナゲのトンネルを何度も
くぐらなければなりませんが、踏跡ははっきりしています。
何よりも先駆者が残してくれたマーカーがとても多いので
安心して歩く事ができました。岩峰などの障害物がある所は
基本的に尾根の北側を巻くように登山道が付けられています。

先日の白根南嶺の記録、拝見させて頂きました。
素晴らしいスピードですね!
私は重くて大きなザックを背負っていたせいか、ハイマツ
の中を進むのに非常に苦労しました。白根南嶺は広い尾根
なので登山道から少し外れた所を歩いていたのかもしれません。
ハイマツ以外の樹林の中はHanameizanさんも書かれていたように
立派な踏跡がありました。

何よりもショックだったのはハイマツの中を歩いている時だと
思いますが、GPSを落としてしまった事です。
2010/9/12 20:26
大きなザック
Teriさん、大きなザックを背負って行くと、確かに難しいですね。自分のマットだけでも何回も引っかかれて後悔しました。

GPSを失った?それはショックですね!財布にも大変。
2010/9/13 11:10
プロフィール画像
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利用交通機関: 車・バイク
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体力レベル
3/5

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