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記録ID: 775596
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雪山ハイキング
日光・那須・筑波

【奥日光早朝散歩】刈込湖・切込湖【丙17.1】

2015年12月06日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
02:57
距離
7.9km
登り
442m
下り
430m

コースタイム

日帰り
山行
2:20
休憩
0:37
合計
2:57
8:16
4
日光湯元温泉
8:59
9:01
26
9:27
9:42
12
9:54
10:10
4
10:14
8
10:22
24
10:46
10:48
16
11:13
湖畔前バス停
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年12月の天気図
アクセス 日光湯元温泉から
コース状況/
危険箇所等
積雪は奥に行けば行くほど深くなり、通常で膝下、吹き溜まりでは太ももまで。しかも下が岩場だったりする。
いくつか階段があるが、雪が氷の塊となって段上にまともに足を置けない。昇る時はアイゼンが無いと難儀する。
その他周辺情報 日光湯元温泉で日帰り入浴をやっているところがいくつもある。
客室から朝焼け
2015年12月06日 06:58撮影 by  DSC-WX200, SONY
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12/6 6:58
客室から朝焼け
夜の内にまた雪が降ったようだ。
2015年12月06日 08:19撮影 by  DSC-WX200, SONY
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夜の内にまた雪が降ったようだ。
日光湯元から外山、前白根といったところか。
2015年12月06日 08:22撮影 by  DSC-WX200, SONY
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日光湯元から外山、前白根といったところか。
泉源
2015年12月06日 08:23撮影 by  DSC-WX200, SONY
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泉源
ポコポコ湯が湧き出ている。
2015年12月06日 08:23撮影 by  DSC-WX200, SONY
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ポコポコ湯が湧き出ている。
今回は奥日光の奥地である刈込湖、切込湖を歩く。
2015年12月06日 08:24撮影 by  DSC-WX200, SONY
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今回は奥日光の奥地である刈込湖、切込湖を歩く。
雪を被った笹が倒れて道を覆う。
2015年12月06日 08:30撮影 by  DSC-WX200, SONY
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雪を被った笹が倒れて道を覆う。
湯元の温泉街と湯ノ湖
2015年12月06日 08:30撮影 by  DSC-WX200, SONY
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湯元の温泉街と湯ノ湖
金精道路出合に駐車スペースあり。
2015年12月06日 08:33撮影 by  DSC-WX200, SONY
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金精道路出合に駐車スペースあり。
本格的に入山
2015年12月06日 08:33撮影 by  DSC-WX200, SONY
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本格的に入山
トレースは全く無し。私がパイオニア(先駆者・開拓者)だ。
2015年12月06日 08:40撮影 by  DSC-WX200, SONY
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トレースは全く無し。私がパイオニア(先駆者・開拓者)だ。
お、トレース(中型動物の)が!よし、追いかけよう。その後、笹薮内に鹿を発見。
2015年12月06日 08:54撮影 by  DSC-WX200, SONY
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お、トレース(中型動物の)が!よし、追いかけよう。その後、笹薮内に鹿を発見。
くだらない落書きをするんじゃない。
2015年12月06日 08:58撮影 by  DSC-WX200, SONY
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くだらない落書きをするんじゃない。
だんだんと雪が深くなってきたところで、
2015年12月06日 08:59撮影 by  DSC-WX200, SONY
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だんだんと雪が深くなってきたところで、
小峠
2015年12月06日 09:02撮影 by  DSC-WX200, SONY
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小峠
氷柱がたくさん垂れている。
2015年12月06日 09:03撮影 by  DSC-WX200, SONY
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氷柱がたくさん垂れている。
小峠から先へ。大きい岩が立ちはだかる。
2015年12月06日 09:04撮影 by  DSC-WX200, SONY
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小峠から先へ。大きい岩が立ちはだかる。
階段にも積雪。
2015年12月06日 09:09撮影 by  DSC-WX200, SONY
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階段にも積雪。
この看板も間もなく埋もれてしまうことだろう。
2015年12月06日 09:10撮影 by  DSC-WX200, SONY
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この看板も間もなく埋もれてしまうことだろう。
積雪は膝下くらいまで達する。
2015年12月06日 09:12撮影 by  DSC-WX200, SONY
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積雪は膝下くらいまで達する。
はぁ、光徳温泉まで行くつもりだったが、切込湖で引き返そう。
2015年12月06日 09:21撮影 by  DSC-WX200, SONY
12/6 9:21
はぁ、光徳温泉まで行くつもりだったが、切込湖で引き返そう。
軽く窪んでいるので辛うじて道だと分かる。
2015年12月06日 09:21撮影 by  DSC-WX200, SONY
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軽く窪んでいるので辛うじて道だと分かる。
階段上に凍った雪塊があるのでまともに足をおけず、滑走して下る。
2015年12月06日 09:28撮影 by  DSC-WX200, SONY
12/6 9:28
階段上に凍った雪塊があるのでまともに足をおけず、滑走して下る。
やっと刈込湖に到達。湖の奥は山王帽子山(2077m)。
2015年12月06日 09:32撮影 by  DSC-WX200, SONY
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やっと刈込湖に到達。湖の奥は山王帽子山(2077m)。
暫し湖畔に佇む。
2015年12月06日 09:37撮影 by  DSC-WX200, SONY
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12/6 9:37
暫し湖畔に佇む。
刈込湖パノラマ
2015年12月06日 09:41撮影 by  DSC-WX200, SONY
12/6 9:41
刈込湖パノラマ
水鳥のつがいが湖面に遊ぶ。
2015年12月06日 09:42撮影 by  DSC-WX200, SONY
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水鳥のつがいが湖面に遊ぶ。
切込湖。眼前のピークは於呂倶羅山(2020m)だろう。
2015年12月06日 09:58撮影 by  DSC-WX200, SONY
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12/6 9:58
切込湖。眼前のピークは於呂倶羅山(2020m)だろう。
切込湖の方は湖畔に降りられる道も無ければ展望が開けている所も無い。もちろん、強引に降りることはできるだろうが。
2015年12月06日 10:01撮影 by  DSC-WX200, SONY
12/6 10:01
切込湖の方は湖畔に降りられる道も無ければ展望が開けている所も無い。もちろん、強引に降りることはできるだろうが。
案内板の雪を払ったが、下が凍っていて説明を読めず。
2015年12月06日 10:03撮影 by  DSC-WX200, SONY
12/6 10:03
案内板の雪を払ったが、下が凍っていて説明を読めず。
2015年12月06日 10:05撮影 by  DSC-WX200, SONY
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12/6 10:05
さて戻るか。ん?往路につけた踏み跡が早くも消えている!
2015年12月06日 10:15撮影 by  DSC-WX200, SONY
12/6 10:15
さて戻るか。ん?往路につけた踏み跡が早くも消えている!
刈込湖に戻る。
2015年12月06日 10:17撮影 by  DSC-WX200, SONY
12/6 10:17
刈込湖に戻る。
あとは自分の足跡を辿って戻るだけ。
2015年12月06日 10:29撮影 by  DSC-WX200, SONY
12/6 10:29
あとは自分の足跡を辿って戻るだけ。
下る時は滑走でよかったが、上りは結構難儀する。
2015年12月06日 10:30撮影 by  DSC-WX200, SONY
12/6 10:30
下る時は滑走でよかったが、上りは結構難儀する。
男性一名とすれ違ってトレースも若干はっきりとする。
2015年12月06日 10:42撮影 by  DSC-WX200, SONY
12/6 10:42
男性一名とすれ違ってトレースも若干はっきりとする。
青空を雲が気持ち良さそうに飛んでいる。
2015年12月06日 10:47撮影 by  DSC-WX200, SONY
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12/6 10:47
青空を雲が気持ち良さそうに飛んでいる。
その後、ペア、グループとすれ違い、道がどんどん開拓される。
2015年12月06日 10:47撮影 by  DSC-WX200, SONY
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12/6 10:47
その後、ペア、グループとすれ違い、道がどんどん開拓される。
大きい岩の合間を縫って、
2015年12月06日 10:48撮影 by  DSC-WX200, SONY
12/6 10:48
大きい岩の合間を縫って、
再度、小峠
2015年12月06日 10:49撮影 by  DSC-WX200, SONY
12/6 10:49
再度、小峠
大地は白く、空は青し。
2015年12月06日 10:50撮影 by  DSC-WX200, SONY
12/6 10:50
大地は白く、空は青し。
小峠まで来ればもう少しだ。
2015年12月06日 10:53撮影 by  DSC-WX200, SONY
12/6 10:53
小峠まで来ればもう少しだ。
倒木の下を潜って、
2015年12月06日 11:00撮影 by  DSC-WX200, SONY
12/6 11:00
倒木の下を潜って、
雪の落ち着いたなだらかな道を下ると、
2015年12月06日 11:05撮影 by  DSC-WX200, SONY
12/6 11:05
雪の落ち着いたなだらかな道を下ると、
金精道路出合に出る。
2015年12月06日 11:07撮影 by  DSC-WX200, SONY
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金精道路出合に出る。
温泉街に戻る。
2015年12月06日 11:11撮影 by  DSC-WX200, SONY
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温泉街に戻る。
泉源から前白根等
2015年12月06日 11:12撮影 by  DSC-WX200, SONY
12/6 11:12
泉源から前白根等
湖畔前バス停で〆。
2015年12月06日 11:16撮影 by  DSC-WX200, SONY
12/6 11:16
湖畔前バス停で〆。
バス停から湯ノ湖
2015年12月06日 11:17撮影 by  DSC-WX200, SONY
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12/6 11:17
バス停から湯ノ湖
東武日光駅に戻り、女峰山と、
2015年12月06日 12:53撮影 by  DSC-WX200, SONY
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12/6 12:53
東武日光駅に戻り、女峰山と、
男体山に別れを告げて日光を去る。
2015年12月06日 12:54撮影 by  DSC-WX200, SONY
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男体山に別れを告げて日光を去る。
撮影機器:

感想

明くる朝、奥日光を歩く。前日に歩いた地点よりもさらに奥で標高も高いため、雪も深く難儀すると思われたが、やはり実際そうなる。夜の間に雪が降ったんだか風で飛んできたんだかしていたが、前日までに歩いた人達の踏み跡も完全に埋もれた雪道を先駆者として切り拓いていった。


晴れ予報でも夜の奥日光には雪が降る。朝起きてみると新雪が。奥日光の奥地を歩くのはハードル高いかなあと思いつつ、せっかくだからと刈込湖・切込湖を目指して歩きだす。

源泉地から一旦除雪作業中の金精道路へ出て、そこから入山。案の定と言うべきか、道には新たに雪が積もり、前日まであったであろう踏み跡は完全にかき消されている。足首まで積もった雪にズボズボと足跡を刻んでいく。積雪があるといっても、標識が埋もれるほど積もっているというわけではまだなく、無雪期でも道だった所が窪んでいるなどして、ルートは明快である。前日歩いた高山および小田代原のグッ、ギュッという軽い積雪の感触も良いが、ある程度積もった雪を踏む感触はまた違って、これもまた良い。

そんな中でも、道はだんだんと岩が増え、吹き溜まりでは太ももくらいまでズボッと脚が埋まるようになってきた。当初予定では刈込湖・切込湖から山王峠を経て光徳温泉に出ようと思っていたが、それをやると草臥れてしまうかもしれない。光徳まで7kmか。無雪期なら2〜3時間といったところだろうが、何十cmも積雪しているとそういうわけにも行かない。光徳はあっさり諦めて、せめて刈込湖・切込湖までは行こうということにした。

小峠からさらに高度を上げて、積雪は膝下くらいにまで深まる。今回のルートではピークは特に踏まず、雪道に集中していたために意識していなかったが、単純に高度200m位はアップがあった。そしてある程度の所から湖畔へ向けて下りが始まる。この下りの中で何箇所か階段があるのだが、階段の段上に凍った雪の塊があるため、普通に階段を下りるようには降りられなくなっている。そこで、体を横にして階段を滑り降りる。これは本来ならカクカクして滑り降りることができないはずの階段を滑り降りることができるほど、段に氷塊が鎮座しているということである。これら階段と斜面の深雪に苦労しつつ前進し、ようやっと刈込湖西岸に到達する。

前日に引き続き強い風が吹く中にも湖は静かで水面は穏やか。水鳥がのんびりと憩っている。いろいろと億劫がっていたがきてよかったなあとつくづく思う。しかもこの日は私が一番乗り。誰憚ることなく一肌脱いだりできる。青空と白雪の朝を山と森の中で迎えるというのも何だか不思議な感じがする。
ついで切込湖へ。こちらは湖の東の端までいったが特に展望の広がる所はなく、さらに進むと、それまでに増して雪道に難儀すると見ておとなしく引き返すこととする。

帰りは自分が付けた足跡を辿って戻るが、サラサラ雪なので風が吹くたびに流れて、さっき付けたばかりの足跡が消えていた箇所があった。雪山恐るべし。
また、先ほど滑り降りた階段は、今度は滑り昇るわけには行かない。滑らないように手すりにつかまりながら慎重に昇る。
あらかた階段をクリアした所でようやくフォロアーと遭遇。その後、ペア、グループとすれ違ってだんだんと歩きやすくなったのはありがたかった。

かくして、長閑な雪山散歩は終わった。穏やかな日には雪もまた良し。先月は一足早く真冬の寒さを体験し、今回は真冬の雪深さを体験した。以前、冬には冬の覚悟を、と書き記したが、これで真冬への覚悟はできたと言えるだろう。

〜おしまい〜

ちなみに旅館の朝食はビュッフェ、いわゆるバイキング形式だったが、朝から餃子を出してきたのは、さすが栃木と言ったところか。

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技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

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