川苔山:暑さを忘れる滝巡りハイキング。でも下りは...かなり暑かったです。
- GPS
- 08:34
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,129m
- 下り
- 1,226m
コースタイム
天候 | 晴れ。 めっちゃ、晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:JR青梅線鳩ノ巣駅に下山 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道の状況: - 川乗橋バス停から百尋ノ滝に向かう途中で登山道を横切る形で倒木あり。 - 舟井戸分岐より大ダワ、大仁田山通行注意の標識あり。 下山後の飲食店など: - 鳩ノ巣駅前に食堂、売店あり |
写真
感想
秋だというのに猛暑が続く。
暑い、暑いと言ってみても、いっこうに涼しくならない。
涼しいところに行ってみたい!ということで、行ってみた。
前日は下の娘の12歳のお誕生日。家族でお祝い。
よせばいいのに、お酒もたくさん飲んでしまう。
酔っぱらったあげくに、3時間も寝ていない。
少々不安になりながらも、電車の中で寝ればいいんだ。と、自分に言い聞かす。
なんとか予定していた電車にも間に合い、奥多摩駅に到着。
早朝からハイカーたちで混雑しており、登山口に向かうバスも満員。
ぼくはちゃっかり座り、体力を温存。
登山口で準備を整え、ハイキングスタート。
今回は2万5000分の一の地図も持参し、ポイント、ポイントで位置を確認する癖をつける「訓練」もしてみた。
整備されたハイキングコースなので、道に迷うことはほぼないところではあるが、基礎が大切と練習、練習。
さらにiPhoneアプリのRunKeeperを使ってペース確認とコースの記録をとろうと試みるも、そもそもソフトバンクは圏外。
圏外だと電池の消耗も早く、山頂に着くまでにバッテリが切れてしまった....
さて、バス停よりアスファルトの林道を進むが、とても涼しい。
渓流の音を聞きつつ、周りの山々、植林などを眺めながら細倉橋へ。ここから登山道へと続く。
ストックを取り出し、(あくまでも自己イメージでは)さわやかに駆け抜けて行く。
登山道に入るとすぐに可愛い滝が出迎えてくれる。既に満足。
沢を何度か横切りながら、変化に富んだ風景に飽きがこない。
木々の葉が渓流に映えて、緑に染まって見える。
高所恐怖症の私は、ときどき足をすくませながらおっかなびっくり進む。
沢に下りて、すべりやすい岩をよじのぼると、百尋ノ滝へのハシゴが。
写真でみていた通りとはいえ、ホンモノは凄い。
落差があり、迫力満点。空気もいっそう凛として、緊張感がある。
満たされた気持ちで百尋ノ滝を後にして、川苔山山頂を目指す。
基礎体力のない私は、いつも登りでバテバテになる。
しかし今日は滝のパワーをもらったおかげか、不思議と途中でバテることなく山頂まで進めた。
結構急な登りを経て穏やかな尾根道を進むが、また沢へと下る。
え?せっかく登ったのにぃ。
ぼくのココロの叫びなどまったく意に介してくれない。
足毛岩の分岐よりまた登りが続く。続く。続く...
歩幅を小さく、少しずつでも登り続ければやがては山頂。
そう言い聞かせながら、少しずつ高度を上げる。
小さい秋、小さい秋、小さい秋、みぃつけた♪
と、歌ってみるが、発見する余裕がない。
それでも、なんとなく山頂っぽい雰囲気に。
川苔小屋廃墟を左に見つつ、頂上までの最後の登り。
川苔山山頂に到着。
しかし、標識は「川乗山」。
もう、どっちでもいい。とにかく山頂〜
山頂で食べようと思っていた「小さい秋」、松茸風ごはんを作り始める。
まずお湯をわかし、そこに松茸風お吸い物の素を入れる。さらにシメジを投入。
シメジよりエリンギの方がそれっぽく作れると、妻から指摘を受けるが、後の祭り。
そのシメジ+松茸風お吸い物スープを、アルファ米の「山菜おこわ」に入れ、15分待つ。
松茸風ごはんができるのを待っている間に、松茸風お吸い物に高野豆腐を入れ、ひと煮立ち。
すだちをきゅっ。と、しぼって一品出来上がり。
すだちの酸味と、香りのさわやかさで一気に疲労回復。おいしい。
そうこうするうちに、松茸風ごはんもできあがり。
これにもすだちを絞り、もぐもぐ食べる。
やっぱり、秋はここにいた。単なる食欲の秋というオチか?
紅茶も飲んで、ゆっくり休息できた。
元気もりもりになったところで、下山開始。
しかし、調子に乗りすぎてトレイルランよろしく、山を駆け下りたのがいけなかった。
ちゃんと足腰を鍛えていないのに、スキップするかのように、ぴょんぴょん飛び跳ねながら一気にくだったものだから、すぐに膝がガクガクしはじめる。
少しペースを落として、だましだまし歩き続けるも、膝の笑いはとまらない。
しまいに、17の小娘か。というくらい大笑いし、大休止となった。
結局下山のペースは、当初の予定通り。つまり、コース時間通りとなってしまった。今回も、自分の体力をちゃんと知ることの大切さを学んだ。
大根ノ山ノ神でもしばらく休憩し、鳩ノ巣駅に向かう。
むわっ。とする熱気が下から襲いかかるよう。
下りは登りと異なり、あまり変化のない道をひたすら進む。
下るほどに暑さも増してきて、現実に引き戻されてしまった。
鳩ノ巣駅で着替えをし、缶ビールを飲む。
おいしい〜、シアワセ〜、生きててよかった〜
「現実」も、悪いことばかりではない。
途中下車して温泉に立ち寄ろうと考えたが、ビールも飲んだのでだんだん面倒くさくなり、結局自宅マンションに直行。
しかし、そのまま自分の部屋に帰るのも、興ざめな感じがしたため、マンション自慢の共有設備、「スカイビューバス」で汗を流す。
先客は誰もおらず、41Fからのパノラマビューも独り占め。
これで1回400円なら、混雑したヘタな温泉に入るより、ずっと快適である。
今回のハイキング、百尋ノ滝への道のりはウソのように涼しく、清涼感に満ちあふれている。
せせらぎもまた、こころを癒してくれる。
下りの単調さを差し引いても、暑い季節、都心からほんの1-2時間で行くことのできる最高の避暑地、納涼ハイキングコースとしておすすめです。
しめじ入れすぎじゃない?
食べていて分量的に多すぎるという実感はなかったです。
シメジの代わりにエリンギを薄切りにして入れると、もっとそれっぽくなると思います。山菜おこわの調味料を入れずに、松茸風お吸い物のスープだけでよかったかも知れません。
もちろんホンモノの松茸が手に入れば言うことありませんが.....
へー
味濃すぎたですか?
味が濃いというよりは、本来の山菜おこわの味付けと、松茸風お吸い物の味付けが、ややバッティングした感がありました。
次回はお吸い物のスープ100%でトライしてみたいと思います。
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