神津島(天上山、秩父山)


- GPS
- --:--
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,013m
- 下り
- 992m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 7:20
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
まず神津島への飛行機が出ている調布飛行場ですが、こちらは中央道の調布ICから約5分。ターミナルの目の前にある小さな第一駐車場と少し離れたところにある広大な第二駐車場があります。どちらも1000円/日で、今回の場合は3000円になりました。 フライト後、神津島空港から多幸湾のキャンプ場までは直行すると徒歩1時間といったところです。ちなみにキャンプ場ではカップ麺とお酒のつまみぐらいの食べ物は買えて、自動販売機もお酒含めてありますが、もう少し違うものも食べたい場合は村落にある「スーパーまるはん」で色々買えます。そちらに立ち寄る形だと+30分程度になると思います。 また多幸湾のキャンプ場からは20分も歩くと道路脇からまず黒島遊歩道に入れます。そのままさらに30分も歩くと天上山の黒島登山口です。ちなみにもう一つの登山口になる白島登山口はさらに徒歩20分といったところにあります。 なお神津島へのアクセスには船のルートも当然あって、竹芝・熱海・下田あたりから出ています。今回も当初は下田からの船で考えていたのですが、まぁ、無理でした。 この時期は強い冬型の気圧配置になってくると割と欠航になりがちのようで、見ていた限り2/6、2/7、2/8は欠航。1日1便の船が欠航、です!いや行けないというのはまだしも、帰れないという事態になるのはまずいので、飛行機に切り替えたのが2/6の夜の事でした。 飛行機vs船の所感として、料金的にはもちろん飛行機の方が割高ですが、それはちゃんと時間と航行率に反映されているので良いでしょう。 また今回のようなキャンプの予定の場合は飛行機だとバーナー(の燃料。島内でも入手不能だと思います)が持っていけなくなるというのはあるのですが、多幸湾のキャンプ場には24時間使用可能な電気ポットと電子レンジもあるので風情が無くなるというだけで困りはしません。 辛い点はプロペラ機の乗り心地・・・いやあれもうちょっと航行時間長かったら僕は間違いなく大変なことになっていました。。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に危険箇所というのは無いと思います。 登山道はかなりよく整備されていて、特に天上山は見事なものだと思いました。ペンキは十分に付いていますし、標識も立派なものが高密度に設置されています。見どころの紹介などもたくさんあって退屈もしないです。 そもそも島内あちこちに割と立派な標識があって、普通に道路を歩いていても色々見かけます。道路も歩道こそあまり無いものの、車通りはかなり少ないので割とのんびり歩いていられました。 |
その他周辺情報 | 島内ではお風呂には入れていないのですが、多幸湾のキャンプ場ではシャワーが使えるのでそれには助けられましたね。いや至れり尽くせりなキャンプ場でした。とは言えこの2日で利用していたのは僕だけだったのですが・・・。 今の時期は不人気と思われるテント泊、寒さに関して言うと我々山好きからすればどうという事は無いものだと思います。今回氷点下にいかない程度までしか冷え込まなかったので、何なら年末の北熊本SAでの車中泊の方が寒かった。 ただ、冬の神津島は風の島でした。船が欠航するような日の風は強烈で、比較的穏やかになるはずの多幸湾でも十分にビュービュー吹いていました。テント場はどうにも風を避けられる場所が無かったので、それはちょっと面倒でしたね。何度かテントの向きを調整したり、夜も風がうるさくて目が覚めたりしました。 |
写真
神津島の冬は西風が吹き付けるので、こちらは比較的穏やか・・・という話なのですが、キャンプ場はビュービュー風が吹いてました。
見えている野球場みたいなのは全部テント張って良い場所なのですが、かなり風が吹くのでのんびりテントを張っていられる場所ではないです
浮かんでいるのは式根島、新島、利島、大島。いずれも品川ナンバーの車が走っているはず。
今回とても印象的だった神津島の海色。特にお世話になった多幸湾は大迫力で天上山も望めてとてもお気に入りスポットになりましたねー
装備
個人装備 |
フリース
長袖インナー
ジャケット
ズボン
タイツ
靴下
グローブ
日よけ帽子
ネックウォーマー
靴
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
日焼け止め
保険証
携帯
時計
カメラ
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感想
神津島の天上山はかなり昔から把握はしていたのですが、どうやって行ったものかと長い事考えていました。
流石に車で行くのは無いし、宿は取れそうにないし、取れたとてちょっと気が進まないな・・・と思っていたので、最終的にはテント泊に行き着いたのでした。調べてみると素敵なキャンプ場が良いロケーションに存在していて、これは良さそうだと決めていました。
伊豆諸島となれば冬ならたいてい晴れてるだろうし冬が良いだろうと考えて、今シーズンにチャンスがあれば、、と思っていたところでちょうど良さげな連休を得て決行出来た次第です。いや船が欠航しまくって焦ったりもしていたのですが、うまいこと飛行機を予約出来て上陸に成功した際には「これはもらった!」という気持ち・・・が半分と「帰りもこの飛行機に乗るのか・・・」という気持ちの半々ぐらいのテンションでしたね。いやあの飛行機はほんとキツかった。間違いなく今回の山行の核心。
そんな感じで何しろ計画からして普段の山行とは比較にならないぐらい手間がかかっていたので、無事に歩けたのはまさしく感無量。いやまぁその手間のかかる計画を練っている時点でけっこう楽しいわけなんですが。
憧れだった天上山の山頂部を歩いていた時間が至福だったのは間違いないのですが、そもそも島内どこを歩いている時もけっこう至福でしたね。特に意外だった感動ポイントは神津島の海の色。いやほんとキレイでした。我々山好きは割と海を見る事も多いと思うのですが、それにしてもあんまり記憶にないぐらいのキレイさ。その海の色と天上山が見事に揃った多幸湾の風景は今回特に印象的なものでした。
どうなるものかと思っていたキャンプもかなり快適で、何しろ多幸湾というロケーションが良すぎでしたね。まさしく癒やしの時間が流れていた。またこういうやり方でどこか離島の山に行きたいものです。
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