正月の"燕岳"は快晴なり♪

2015年12月30日(水) ~ 2016年01月01日(金)

• GPS: 06:56
• 距離: 18.9km
• 登り: 438m
• 下り: 2,357m

天候

12/30晴/曇　12/31晴〜曇〜小雪　1/1快晴

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

シャクナゲ荘の駐車場が工事中とのことだったので、
穂高駅近くの無料駐車場に停めました。
中房ゲート横の駐車場は予想通り満車でした。

コース状況／危険箇所等

■燕山荘直下の急斜面は滑落注意。
■ただ年末年始でたくさんの人が入っており、よく踏まれていた。
■全体に雪は少なめ。
■この日風は弱い方だったと思うが、
　稜線上の体感温度はマイナス20℃程度にはなるので防寒対策は必須。
■顔面の露出部は極力なくした方がベター。
　出ている所が凍傷になります。

その他周辺情報

シャクナゲ荘で汗を流して帰りました。
シャンプー・ボディソープ・ドライヤー完備。
大人410円/人。

写真

12/30 10:51

出発したこの日は晴れ。春に菜の花畑となるポイントからは常念の稜線がスカイラインを切り取る。

12/30 12:16

穂高駐車場から宮城ゲートまでタクシー。ゲートで登山計画書を提出し歩き始め。

12/30 14:49

今年は申年ということで、途中に出合った猿。

12/30 12:35

雪道になってきた。

12/30 13:08

出発が予定より遅れて12時過ぎだったので誰も歩いていない。ときおり下山してくる人とすれ違う。

12/30 13:15

つららが気温を物語る。

12/30 13:19

所々距離表示があって目安になります。

12/30 13:20

観音峠。

12/30 13:33

ここの洞門でやっと半分来た。

12/30 13:41

稜線が見えて元気をもらう。

12/30 14:07

発電所通過。

12/30 14:23

信濃坂。ここからしばし下り坂。

12/30 14:31

下りが終わって登りに入ると脚が重い。

12/30 15:10

有明荘は冬季休業中。

12/30 15:29

歩き始めて3時間15分、中房温泉に到着。この日はここで宿泊。4人部屋で若者2人と相部屋。こたつとファンヒーターがあって今回は暖かかった。

12/31 7:44

翌朝、登山口付近。テントが数張あった。地熱で暖かいという噂だが・・・

12/31 7:44

7：44登山口から登り始め。

12/31 7:51

すぐに雪道になる。

12/31 8:16

渋滞。横尾から涸沢への登りを思い出した。団体さんはなかなか道を譲ってはくれません。

12/31 8:26

第一ベンチで団体が休憩に入ったのでパスして先を急ぐ。

12/31 8:57

こちらは燕山荘のツアー。さすがにしっかりしたリーダー、サブリーダーがいて後続の登山者を優先的にパスさせてくれたので助かった。

12/31 9:14

まだアイゼンは不要。

12/31 9:37

第三ベンチでチェーンスパイクを着けた。

12/31 10:33

けっこう急な斜面も出てきたが、ステップが出来ているので問題はなし。

12/31 10:49

合戦小屋に到着。ここで休憩。エネルギー補給してシェルを羽織る。この先も登山者が多く、道は締まっているようなので、チェーンスパイクのまま行くことにする。

12/31 11:01

トイレはしっかり出ています。まだ雪は少ない。

12/31 11:13

天気は怪しくなってきたが、合戦の頭を目指します。

12/31 11:18

そろそろ合戦の頭に出ます。

12/31 11:34

尾根上を行く。ところどころ急なところもあります。

12/31 11:37

燕山荘が見えた。

12/31 11:55

山荘直下の急斜面が見える。

12/31 12:03

1歩ずつ確実に。

12/31 12:05

山荘裏に飛び出した。

12/31 12:06

ゴリラ岩。稜線はちょっと風があります。

12/31 12:09

登山口から4時間半弱で燕山荘に到着。

12/31 13:53

部屋は一番奥の空間だった。

12/31 17:57

夕飯後酒を飲んで就寝。

1/1 7:00

翌朝7：00槍ヶ岳がモルゲンロートに染まった。

1/1 7:03

初日の出ですが・・・カメラの設定ミスで失敗写真。

1/1 7:08

アイゼンを装着して、オレンジ色に輝く燕岳を目指してイザ。

1/1 7:12

美しい北アルプスの女王。

1/1 7:12

槍とイルカ岩。

1/1 7:15

燕が近づく。

1/1 7:16

ときおり突風。

1/1 7:23

この日は本当に雲一つない快晴。

1/1 7:31

振り返ると槍穂の稜線に雪煙が舞っています。

1/1 7:38

燕岳に登頂。8回目かな。

1/1 7:40

北燕岳方面。トレースはありません。

1/1 7:40

燕岳の石標。2,763mと読める。

1/1 7:40

山頂からは素晴らしい景色。

1/1 7:43

厳冬期の槍。人を寄せ付けない厳しさを感じます。

1/1 7:48

寒くてそう長くはジッとしていられません。山頂を後にします。

1/1 7:50

メガネ岩。

1/1 7:52

サラサラの雪をキュッキュッと踏みしめ歩きます。

1/1 7:53

雪煙が舞う。

1/1 8:00

シュカブラ。

1/1 8:01

まだ成長段階。

1/1 8:12

燕山荘に戻って来た。

1/1 8:13

燕山荘から槍。

1/1 8:13

1/1 8:13

野口五郎方面。

1/1 8:14

テントは5張程度。雪を掘るのが大変。

1/1 8:20

燕岳見納め。今度はいつ会えるかな。

1/1 8:26

下山します。

1/1 8:28

魅惑の稜線が続きます。夏にまた歩きたい。

1/1 8:33

山頂直下の急斜面。下りなのでアイゼン必要。スリップ注意。

1/1 8:35

霧氷と青空。

1/1 8:42

霧氷と槍。

1/1 8:46

残雪期とは雪の白さが全く違う。スーパーホワイト。

1/1 8:46

いや〜、快晴だ！

1/1 8:49

遠くに富士山。左に八ヶ岳、右に南アルプス。

1/1 8:51

富士山アップ。やはり正月は富士山を拝んでおかないとね。

1/1 8:52

名残惜しい。

1/1 8:54

燕岳に寄ってみると、山頂にいる登山者がわかります。

1/1 8:55

風がトレースを消していきます。

1/1 8:57

一本道。

1/1 9:02

燕の稜線。こんなにハッキリ見えることは滅多にないかも。

1/1 9:03

槍も見納め。

1/1 9:11

合戦の頭から。

1/1 9:14

急斜面を下ります。

1/1 9:33

合戦小屋で温度調節して下ります。アイゼンはそのまま。ここにテントが一張。

1/1 9:34

この辺りは風もなく穏やか。

1/1 9:50

富士見ベンチ通過。

1/1 10:46

第2ベンチでアイゼンを外して、大分高度が下がってきた。

1/1 11:01

約2時間半で登山口に到着。

1/1 11:17

テントをベースに燕をピストンする人もいるよう。今度はそうしようかな。

1/1 11:26

長い林道歩き。有明荘前を行きます。所々凍結した上に雪がのっているので油断禁物。

1/1 11:55

登りだ・・・この登りが辛いんだよな。

1/1 12:03

信濃坂のトップ。ここから下り。

1/1 12:38

稜線は晴れている。この日は本当に良い天気でした。

1/1 13:54

2時間半の林道歩きで宮城ゲート到着。予約したタクシーが待っていました。

1/1 15:56

シャクナゲ荘で汗を流して帰路につきます。爺ヶ岳〜鹿島槍〜五竜〜唐松〜白馬の稜線が見えていた。素晴らしい正月だった。

撮影機器：

PENTAX K-30 PENTAX

感想

TONO

さすが厳冬期の雪山は白さが違う。青と白のコントラスト、女性的な白い柔らかな曲線と男性的なシャープなライン、厳しさを感じさせる白い雪と黒い岩肌。
雪の量こそさほど多くなかったが、踏みしめるとキュッキュッとと鳴る感覚。
3年前の正月は大みそかが快晴で元日は曇りだったが、今回は快晴の元日で、初日の出もバッチリ（カメラのトラブルで初日の出の写真は撮れなかったけど）。最高の正月でした。こんな日があるから雪山はやめられないんだよね。