爺ヶ岳東尾根（爺ヶ岳スキー場駐車場から往復）曇天静寂

2025年03月15日(土) [日帰り]

• GPS: 07:58
• 距離: 16.8km
• 登り: 1,818m
• 下り: 1,823m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:30
• 休憩: 0:28
• 合計: 7:58

距離 16.8km 登り 1,818m 下り 1,823m

5:29 スタート地点
6:04 鹿島山荘
7:50 ジャンクションピーク
8:20 ピーク3
8:53 ピーク２
9:26 矢沢の頭
9:30 ピーク１
10:11 10:29 爺ヶ岳中峰
10:45 ピーク１
11:10 ピーク２
11:27 ピーク3
11:53 ジャンクションピーク
12:53 13:03 鹿島山荘
13:27 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

○爺ヶ岳スキー場駐車場（無料）
　十分な広さがありました。
※鹿島山荘前駐車場には満車で停められないと踏み、最初からこちらに駐車しましたが、同駐車場にも余裕で停められました…。

コース状況／危険箇所等

・登りだし、ピーク3からナイフリッジにかけての登り、ナイフリッジからピーク3にかけての登りが特に急でした。
・ナイフリッジは高度感から崖下に吸い込まれそうな感じになるので、足元だけしっかり見て歩きましょう。
・気温が低いせいか雪質はザクザクとした感じ。下りの中盤以降はとても歩きにくく、アイゼンを外したり、付け直したりしながら下りました。チェーンスパイクがよかったかも。

写真

3/15 5:43

鹿島山荘前の駐車場は多分満車で停められないと予想し、手前の爺ヶ岳スキー場駐車場に駐車。そこから舗装路を約2km歩きます。

3/15 5:51

えっ、全然停められるやん！ショック！

3/15 6:04

登山靴に履き替え登山開始

3/15 6:11

いきなり急登。地面が一部見えています。

3/15 7:31

焼山、火打山

3/15 7:38

焼山、火打山、妙高山、高妻山、戸隠山

3/15 7:50

爺ヶ岳が見えてきました

3/15 8:06

山肌にはクラックいっぱい

3/15 8:20

ピーク3に到着

3/15 8:39

急斜面にミニクレバス

3/15 8:44

振り返って

3/15 8:45

遠くに槍ヶ岳！

3/15 8:47

なんか稜線細くなってきた

3/15 8:53

ピーク2、ここからがナイフリッジ

3/15 8:55

振り返って。この辺が一番高度感を感じました。

3/15 9:02

さらに振り返って

3/15 9:09

次のピーク、矢沢の頭はこの急斜面の上。

3/15 9:19

登りながら横を向くとこんな感じ

3/15 9:24

矢沢の頭に到着

3/15 9:25

左には蓮華岳、針ノ木岳

3/15 9:42

テントの残骸…遭難痕

3/15 10:06

山頂まであと少し

3/15 10:15

爺ヶ岳中峰に着きました～

3/15 10:12

正面に剱岳。やっぱ明らかに他の山とは違います。

3/15 10:12

その左に立山

3/15 10:12

南峰方面。トレースなし。

3/15 10:18

剱岳方面

3/15 10:28

北峰と鹿島槍ヶ岳。トレースなし。

3/15 10:29

気温が一気に下がってきたので、菓子パンだけ食べてさっさと下山します。

3/15 10:47

ナイフリッジを俯瞰

3/15 11:09

再びのナイフリッジ。右側が崖で怖い。

3/15 12:54

無事登山口に下山しました。ランニングシューズに履き替え、スキー場駐車場へ。

3/15 13:26

爺ヶ岳スキー場駐車場に到着しました

撮影機器：

Canon PowerShot SX720 HS Canon

Pixel 7a Google

感想

dokoiko

数年前から狙っていた爺ヶ岳東尾根。ただ、人気ルートが故の駐車場問題からなかなか気が進みませんでしたが、爺ヶ岳スキー場駐車場からアクセスされている記録を拝見し、これならということで、車中泊はせず自宅でしっかり寝てから同駐車場に向かいました。
絶好の登山日和ではありませんが、土曜日ということで鹿島山荘前駐車場は間違いなく満車だろうと、敢えてそちらに確認には行かず、スキー場駐車場から出発。ランニングシューズのまま30分ほど舗装路を歩いて駐車場に着くと…、全然空いてるし！！ショックで登る前から疲れがどっと溜まりました…。
登山靴に履き替え、Reスタート。トレースはしっかりありますが、登り出しから急で、一部地面が露出していて歩きにくかったです。曇天で景色も微妙なので、ひたすら前を向いて登り続けると、噂のナイフリッジへ。そんなに長くはないですが、崖底に吸い込まれそうな感じでちょっと腰が引けました。その後も急登が続き、空も山も真っ白で距離感がよくわからない中、気が付けば山頂に到着。天候悪化のせいか、さすがに山頂は寒く、長居はできませんでしたが、久々に雪をまとった剱岳の雄姿を見れたのはよかったです。
下山も大変。足跡の形で雪が固まっているので、そこにうまく足を入れないと足首が変な方向に曲がるため、とても歩きにくかったです。たまらず途中アイゼンを外しましたが、最後の急斜面は一部氷化して危険だったので付け直して下りました。
この日すれ違ったのは10人未満。静かな山旅を楽しめましたが、もう少し条件のいい時にまた登ってみたいと思います。