関東ふれあいの道(埼玉6)美の山公園を訪ねるみち
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- GPS
- 04:06
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 464m
- 下り
- 526m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
二十三夜寺の手前で3頭のイノシシに遭遇しました。 イノシシの生態はよく知りませんが縄張りみたいなものがあるなら、よくこの辺りをウロウロしているのかも知れません。要注意。 登山道では枯葉が多く積もっており、滑りやすい箇所があります。 |
写真
感想
[img]http://www.yamareco.com/uploads/photos/2945.gif[/img] [color=ff8c00]イノシシ[/color]
スタートしてから二十三夜寺あたりまでは山村の中を歩く。
民家脇の私道っぽいところを歩いたり、裏山的な抜け道を通ったり、知らなければ行かないような道だ。
二十三夜寺手前の竹林を歩いていたら、なにやらバキバキという音とともに三頭のイノシシが出現。
10メートルくらい先の登山道を横断して山のほうに走り去っていった。
近隣の畑でも荒らしていたのだろうか。
人の気配を感じて逃げ出したものかもしれない。
先頭を走っていったのが母イノシシ、その後に続いた二頭が子イノシシだろう。
この辺りを縄張りとしている家族と思われる。
うちの近所にも以前イノシシが出た。
どこからやってきたのか、
「こんな山奥でドングリばっかり食べてるのは嫌!」
と言ったかどうか知らないが、暮らしている山の中からトコトコと出てきてしまったメスイノシシである。
舗装道くらいは山の中でも見たことがあったろうと思う。
しかし、車はどうか。大きな建物も知らないだろう。見るものすべてが得体の知れないものだったかも知れない。
もともと警戒心の強い動物だ。見慣れた山の景色がまったく無い中、かなりテンションが上がってしまったようだ。
「あれは何?!これは何?!」
興奮して走り回り、やがて人間に出くわす。
逃げようにも勝手知ったる山の中とは違う。どこに逃げれば良いのかもわからない状態だったのではないか。
追い詰められた気持ちになった動物は、どうしたって牙をむくしかない。
次々に現れる通行人に噛み付いて必死に逃げ回った。
こうなるともはや結末は如何ともしがたい。最後はハンターに仕留められたのだった。
異世界に入り込んだ異邦人が大活躍するのは、主に物語の中でだけだ。
現実世界では元から居る者のほうが強い。
土地勘もある、コネもある、暗黙の不文律のようなものだって、そこに暮らしている者でなければ知らない。
そこに突然放り込まれた者は、いわば不利な状況からのスタートなわけだ。
闇雲に動き回るだけでは、自らにそのつもりがなくても、一線を越えてしまって排除されることが往々にしてある。
要するに、馴染めない、とか、新参者だから、といったことは珍しくない。
人間世界に限ってすら、そうなのだから、イノシシと人間とではなおさらだろう。
ましてや、だ。
ヒミズなんて生き物がいることは今まで知らなかった。
山に入るということは、異世界に入るのと本質的には同じ。
そこが面白いところではあるのだけれども。
精々山の掟を破って排除されることのないように願う。
[img]http://f.st-hatena.com/images/fotolife/w/wicket/20140720/20140720165100.jpg[/img][b][color=228B22]花粉、飛んでる?[/color][/b]
今回、美の山公園まで人と会わなかったのですが猪ファミリーが前方を横切っていくというハプニングがあり。
さすがに野生の猪とふれあう事は怖い。
蓑山が美の山になったのはいつだろう。
花の季節には美の山なんだろう。
夜も夜景や星空で美の山なんだろう。
お外に出ると目が痛いです。
困った。
山から帰ったらソッコー目を洗って抗アレルギー目薬点した。
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