【早梅作戦】風神山〜高鈴山〜御岩山〜神峯山【戊31.8*】
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- GPS
- 06:50
- 距離
- 27.0km
- 登り
- 1,225m
- 下り
- 996m
コースタイム
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 6:51
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:石灰山口バス停 |
写真
感想
「しまった。リサーチ不足だった。」と思ったのは始めの段階、大甕駅である。「日立アルプス→」という道標が彼方此方にあると思っていたが、全く無い。地図を確認しながら風神山まで行くことになる。地図を見ながら歩いた結果、標識のポールにぶつかって頭を打つ。車社会の茨城だから駅に案内が無いのだろう、風神山から先はあるに違いない、という淡い期待もあっさりと裏切られる。「日立アルプス」というのはまだ日立市公認といったところまではいっていないようである。
【目的】
日立アルプスを踏破し、今後の常州方面における山行展開の嚆矢とする。
開花した梅を愛で、迎春の心構えをいよいよ整える。
【経緯】
今冬は暖冬。水戸では早くも梅が開花とのこと。私の散策は季節とともにある。三連休でもあるし、水戸まで歩くこととしよう。さて、茨城県の山と言えば、まずは筑波山、それから加波山とあるが、他には・・・?ふむ、日立アルプスなる山域があるのか。では、ちょうど海を見ながら歩きたいと思っていたところ。足を伸ばしてみよう。
【概要】
茨城県のICU,茨城キリスト教大学のある大甕駅に降り立つ。案内板や案内図を期待していたが皆無。地図を確認しつつ風神山を目指す。途中、大甕神社に寄ったが、なかなか貴重な体験をした。その後、風神山までは車も通る舗装路歩き。山頂部の展望は無いが、途中の風神山公園からは太平洋を始めとして東側の展望が広がる。
この後、海を眺めながらのトレイルになると思っていたのだが、暫くの間、展望は平野側がメインになる。道はほぼ平坦で歩きやすい。その中で所々分岐がある。特に何の案内も無いので最初は「どっちに行けば良いんだ?」と戸惑ったが、すぐに別れてもすぐに合流すると分かる。
メインルートから展望の大きく開けているところへは若干外れなければならないのだが、今回は日立アルプスがどんなトレイルかということを満喫していきたく、なるべく立ち寄るようにした。あっちへ立ち寄り、こっちへ立ち寄りとフラフラしていたわりには道がわかりにくいと聞いていたゴルフ場周辺も難無くクリアして最高峰の高鈴山へ。ここに至って道の傾斜が増してくる。
高鈴山の直前から再度海が見えてくる。山頂からは主に北方の展望。ここまででようやく半分と言うところか。最初がなだらかな道だっただけに後半高度が上がりアップダウンも大きくなってくると息が上がる。
次のピークが御岩山。やたらと人が増えた。どこから湧いてくるんだろうと思うと、下の御岩神社から登ってくるようである。せっかくだから自分も参拝しようと思ったが、距離的には片道1kmはあると思われた。それでもと一旦スルーしかけた脚を伸ばして下りてみると右へ行っても左へ行っても御岩神社とある。これはどうしたことだと遂に進退窮まって近くにあったかびれ神宮でお茶を濁す。結局、両方とも表参道、裏参道で御岩神社に通じていた。これだけ人が来るということは趣のある神社なのだろう。今度くる時は是非立ち寄ってみたい。
なお、御岩山手前の岩場は立入禁止とされているが、多くの人が立ち入って登攀しているようである。ルールは守るべきであるが、個人的には、といっても個人の立場以外の立場も特に無いのだが、行政の過保護、市民のお上への甘えに嫌気がさしているので、何とも言えない気持ちである。要するに自分も登攀したかったということだ。
一旦下ってから神峯山へのやや急坂を登る。途中、かみね公園への分岐があり、それから間もなくして神峯神社を戴く神峯山に出る。まだまだ長丁場が続くので時間が徐々に気になり始めた。先に進もうと道を探すと、神社の前に道が伸びていたので、そちらに歩を進める。神社の参道らしいが、どうもあまり歩かれていないように感じる。果たしてこの道であっているのだろうか、という疑問を持ちながら歩く。途中、鳥居が建っているので道としてはおかしくはない。しかし、こうも下り続けるというのも今まで歩いてきた道と比較すると何だか変だ。もしかしたら下った先に何か案内があるのではないかと、まだ案内に期待していたが、参道を出て完全に下山してしまったことで、違う道を進んだことを悟る。あとで確認したところでは、神峯山から一旦戻り、かみね公園方面に進まねばならなかったとのことである。これは完全に調査不足だった。というよりも、先達のヤマレコを参照しながら歩いていたところが、肝心のところで電波の具合もあり参照しなかったというのが悔やまれる。本当はあの尾根上を歩いているはずだと山々を見上げて嘆息。さて、どうするか。
1、神峯山に戻り、軌道修正する。
2、このまま進みながら軌道修正する。
日がまだ高ければ1でも良いだろうが、この時は日没まで残り80分。2、の選択しかない。はあ、やれやれと県道に出てとぼとぼと歩き出す。
と、そこに飛び込むバス停の姿。時間はどうせ2時間くらい待つんだろう。いや、10分後?よし、ここで終わろう。このままダラダラ歩くよりはここで終わった方がキリが良い。
というわけで、トレイルから外れるという失態にもかかわらず、これもまた天佑神助で、うまくまとまった形で完了。まことに有難し。
【戦果・講評】
日立アルプスの概ね6割程度を踏破し、トレイルの概況を把握。
遠からず第二次作戦を決行し、御岩神社巡りも含めて完踏を期す。
〜おしまい〜
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