雲竜渓谷

2016年02月06日(土) [日帰り]

• GPS: 07:14
• 距離: 15.7km
• 登り: 961m
• 下り: 1,059m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:14
• 休憩: 2:01
• 合計: 7:15

距離 15.7km 登り 962m 下り 1,077m

8:12 スタート地点
8:32 8:36 雲竜渓谷登山口駐車場
9:19 9:37 稲荷川展望台
10:58 12:17 雲龍瀑
13:56 14:09 稲荷川展望台
14:39 14:42 雲竜渓谷登山口駐車場
15:16 15:20 滝尾神社 駐車場
15:27 ゴール地点

※写真を撮りながらのタイム。
稲荷川展望台では、チェーンアイゼンから12本爪アイゼンに換装タイム（復路はその逆）。
雲竜瀑の滝壺で昼食。

天候

霧、一時少し晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

JR日光駅前から、タクシーで「行けるところまで」とお願いして行ってもらう。
ゲートより少し手前（徒歩20分）まで行ってもらえた。
昨年より、先まで。
前を走っていたタクシーは、チェーンを装着済みだったので、どうやらゲートまで行けた模様。

■タクシーで、どこまで行ってもらえるかは次の三要素らしい。
1.タクシー会社
滝尾神社もしくは、その手前までしか行かないと決めているタクシー会社もあるらしい。

2.路面状況
路面の雪状況によって、チェーンなしで行ける範囲が異なる。
事前に予約しておけば、チェーン装備で待機していてくれる。
帰りも余裕を持って呼べば、チェーン装備でゲートまで迎えに来てもらえる。

3.路肩駐車状況
すれ違いのための退避スペースに迷惑駐車している車両が多いと、すれ違いができないため、奥まで進んでもらえないことがある。


帰りは、滝尾神社まで歩き、そこでタクシーを呼び日光駅まで。
往路タクシー代：1,810円
復路タクシー代：1,900円
距離は圧倒的に短いが、迎車のため復路の方が余分に料金がかかる模様。

コース状況／危険箇所等

確かに雪は少なく、昨年より徒渉が難しいところが多かった。
途中の林道は、通常のアイゼンではオーバースペック。
でも、何も着いていないと、少し歩きにくい。
そこで、初めてチェーンアイゼンを使用。
かなり有効。

写真

2/6 8:11

初のチェーンアイゼン使用。
使い心地は上々。
雑に歩いても、全く滑らず。
途中までは通常のアイゼンではオーバスペックなので、持って行って良かった。

2/6 8:13

タクシーで、ゲートの少し手前まで。
（チェーン装着していないタクシーだったので）

2/6 8:22

霧の中を進む。

2/6 8:28

路肩に駐車している車両が多いので、すれ違いができなくて困っていると、タクシーの運転手談。
昨年乗ったタクシーの運転手も同じことを言っていた。
混んでいて本来の駐車スペースがすぐに万社になってしまうことは最初からわかっているのだから、いくらでもやりようがあるはず。
最初から電車で来るか、駅周辺のパーキングに停めて、そこからタクシーを利用すれば良い。

2/6 8:31

ゲート前の駐車スペース。

2/6 8:32

ゲート。
一般車両が入れるのはここまで。
早く来て適正に駐車できた人も、ここからは全て歩き。

2/6 8:34

普通の道が、しばらく続く。

2/6 8:36

続く。

2/6 8:43

まだまだ続く。

2/6 8:49

この辺りはずっと積雪が薄く、所々アスファルトが透けて見えている箇所もある。
そのため、通常のアイゼンではガリガリ擦れて歩きにくい。

2/6 8:56

チェーンアイゼンだと、爪が短いので、薄い積雪でも全く問題なし。
しかも、予想以上の安定性。

2/6 9:11

2/6 9:15

2/6 9:17

砂防堰堤が見える展望台。
最初の休憩スポット的な場所。

2/6 9:19

2/6 9:26

ここでチェーンアイゼンから12本爪に換装。
（もっと先でも良かった）

2/6 9:33

展望台から見える巨大な砂防堰堤。

2/6 9:36

12本爪アイゼンに履き替えて出発。

2/6 9:37

まだ普通の道が続く。

2/6 9:51

たまに青空が見える。

2/6 9:59

2/6 10:02

次の休憩スポット。
トイレ付。
昨年はなかった。
付近で砂防堰堤の工事を行っている会社が設置してくれているらしい。

2/6 10:06

ここで道が二又に別れる。
左へ登っていくのが通称：林道コース。
往路は右へ下がっていく通称：沢コースを選択。

2/6 10:08

沢まで下がる。
こちらの方が、風景に変化があって楽しめるコースだと思う。

2/6 10:09

最初の徒渉。

2/6 10:11

建設中の砂防堰堤。

2/6 10:12

沢沿いに進む。

2/6 10:14

この辺りから、間近に氷柱が。

2/6 10:16

やや急登もあり。

2/6 10:18

体力的、もしくは雪路歩きの自信がない人は、林道コースの方が歩きやすい。（でも、面白みに欠ける）

2/6 10:20

第2の徒渉。

2/6 10:21

そして、また登る。

2/6 10:23

ピンクのテープが多く設置されているので、迷い難いと思われ。
（何故か昨年は大きく迷った）

2/6 10:24

昨年は、この正しいルートを通らなかった。

2/6 10:30

開けたところに出る。
ここが雲竜瀑に至るまで、最後の休憩スポット的な場所。
ここで通常のアイゼン装着でも良いかもしれない。

2/6 10:31

そして、階段。
ステップができているとの情報もあったが、歩きやすいステップではない。
ステップ自体が傾斜しているので、何らかの滑り止め的な道具はあった方が安全。

2/6 10:32

階段を降りてすぐに徒渉。

2/6 10:34

そして、霧の奥へ進んで行く。

2/6 10:36

そして、また徒渉。

2/6 10:37

そして、また霧の奥へ。

2/6 10:39

この辺りから、ワクワク感が高まってくる。

2/6 10:39

見えた。
ついに氷柱エリア。

2/6 10:40

昨年は晴れていたが、霧の中も風情がある。

2/6 10:41

そして、徒渉は続く。
徒渉箇所は渋滞になりがち。

2/6 10:42

2/6 10:42

融解が進んでいる箇所も目につく。
やはり暖冬。

2/6 10:42

融けた氷柱の内部。

2/6 10:43

2/6 10:43

非日常。

2/6 10:44

2/6 10:44

2/6 10:45

確かに氷柱は小さく、数も少ない。

2/6 10:45

岩肌が露出している部分も昨年より多いように思う。

2/6 10:45

さらに奥へ。

2/6 10:46

2/6 10:46

2/6 10:46

2/6 10:47

滴る。

2/6 10:48

氷柱群の裏側を進むコースと、右側へ大きく迂回するコースに分かれる。
この時点ではヘルメットはザックの中なので、氷柱の裏は帰りに通ることにする。

2/6 10:51

右の迂回コースへ。

2/6 10:52

2/6 10:52

2/6 10:52

氷柱の裏側コースと再度合流。

2/6 10:54

滝壺への直登コース。

2/6 10:55

もちろん、右側の高巻コースへ。

2/6 10:57

登り始めると、いよいよ雲瀑が間近に。

2/6 10:59

一気に高度を上げ、氷柱群を見下ろす。

2/6 10:59

昨年はまだ体力が低かったので、この高巻では息が切れた。
今回は割と楽々。

2/6 11:01

土が露出している部分も多く、少し歩きにくい。

2/6 11:04

いよいよ全貌を現す雲竜瀑。

2/6 11:07

滝壺周辺は、たくさんの人々。

2/6 11:08

滝壺へ降りて行く。

2/6 11:08

2/6 11:10

昨年より幾分小ぶりかもしれないが、圧巻されることは間違いない。

2/6 11:12

今回のピッケル。
DMMのラプター（短め）。

2/6 11:17

今回のヘルメット。
帰りに着用。

2/6 11:19

脇には氷壁を登っている人も。
カッコ良い。

2/6 11:22

本日の厨房。

2/6 11:29

カレーヌードル。
雪の上で食べるカレーヌードルは、思ってた以上に美味しかった。

2/6 12:05

2/6 12:13

滝壺で記念撮影。

2/6 12:16

2/6 12:17

名残惜しいけど、帰り始める。

2/6 12:18

2/6 12:18

2/6 12:22

近くに雲竜瀑と比べると小規模な氷瀑を見つける。

2/6 12:28

直登箇所まで戻る。
安全性を無視すれば、アイゼンとピッケルで登れそうな気もする。

2/6 12:30

2/6 12:30

名残惜しい。

2/6 12:32

徒渉して、氷柱裏コースへ。

2/6 12:34

この辺りの小さな氷柱が、落ち続けていた。

2/6 12:34

雲竜瀑の辺りの霧が晴れ、空も少し明るく。

2/6 12:36

崩落した氷柱の残骸。
残骸も昨年より小ぶり。

2/6 12:37

この期に及んで青空。

2/6 12:37

雲竜瀑も青空。

2/6 12:38

氷柱の裏を通過。

2/6 12:39

みんなが大好きなアングル。
一応、撮ってみる。

2/6 12:40

2/6 12:40

青空。

2/6 12:40

2/6 12:41

最後にもう一度、名残を惜しんで。

2/6 12:43

非日常エリアから抜ける。

2/6 12:52

階段を登り。
ここを過ぎると、ひたすら単調な林道。
それも嫌いではないけど。

2/6 12:54

あっという間に霧が戻ってくる。

2/6 12:55

2/6 12:58

二又に別れる。
左に行くと往路の沢コースへ戻る。
復路は右側の林道コースへ。

2/6 13:03

これが続く。

2/6 13:05

またも二又。
これは、どちらを選んでもすぐに再合流。

2/6 13:08

2/6 13:24

ひたすら続く。

2/6 13:28

工事会社設置の休憩スポットへ。

2/6 13:53

そして、また続く。

2/6 13:53

そこへ自転車で進む猛者登場。

2/6 14:31

時間が経って路面の雪もかなり融けていて、アスファルトが露出している箇所が目立ち始める。

2/6 14:39

ゲートまで帰還。
雲竜渓谷としてのコースはここで終了だが、本日のゴールは滝尾神社に設定。

2/6 14:57

そのまま林道を進む。

2/6 15:00

この辺りは、さらに朝から融雪が進んで、完全にアスファルトが出ているところも。

2/6 15:02

そして、積雪。
これの繰り返し。

2/6 15:21

滝尾神社に到着。

2/6 15:24

ここに寄るのは初。

2/6 15:25

2/6 15:31

ここでタクシーを呼び、到着するまでの間に参拝。
ゴール。

撮影機器：

NIKON D5300 NIKON CORPORATION

装備

個人装備

ピッケル アイゼン（12本爪） チェーンアイゼン

感想

TheDainagon

見頃は1月下旬から2月中旬と、日光の奥まったところにある有名な氷瀑。
昨年、初めて行ってみて、そのあまりもの迫力に圧倒され、ぜひ今年もと思っていたが。
しかし、どうやら暖冬の影響で例年より氷が少ないらしい。
それでも実際行ってみたら、確かに昨年より小ぶりだが、圧倒的迫力であることに変わりはない。
氷瀑に至るまでの渓谷も、到る所に巨大な氷柱があり、これもまた圧倒的迫力。
貴重な非日常。

今回は霧の中の雲竜瀑。
その風情も一興。