大倉〜丹沢主脈縦走〜宮が瀬湖


- GPS
- --:--
- 距離
- 41.1km
- 登り
- 2,729m
- 下り
- 2,724m
コースタイム
雑事場の平 7:36
駒止小屋 7:58
堀山の家 8:13
花立山荘 8:40
金冷やし 8:51
塔の岳 9:12
丹沢山 10:02
蛭が岳 11:15
地蔵平 12:15
姫次 12:40
青根分岐 13:04
焼山 13:52
国道411 14:56
鳥居原ふれあい館 16:01
宮が瀬ビジターセンター 16:25
天候 | 曇時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
ここのところ週末の天気予報はコロコロ変わって一喜一憂。結局、朝の予報では「曇後雨」の予報。しかし、本厚木で前泊までしているので、行かないわけにはいかない。6時きっかりにホテルで無料朝食(トースト、ゆで卵、バナナ、コーヒーのみ)をいただき本厚木駅へ。6時20分発の電車のはずが6時23分?もしや私鉄は土曜と平日でダイヤが違うのか?しかも少し遅れている。渋沢駅では、大量の登山者が大倉登山口行きのバスを目指しダッシュしていたので、私もトレイルランナーらしく階段上りも下りも一段飛ばしで予定のバスに乗れた。しかし、あいにく少々の方々は時間の都合ではなくバスに乗り切れずに次便に回されるほどの大盛況。
大倉からは多くの登山者に混じって塔の岳へむかう。前回はヤマビルにおびえながらだったが、今回は蛭の心配なし。雪は900mくらいから積もっている感じ。上りはトレランシューズだけで十分塔の岳までいけます。途中、塔の岳に5000回登ったという、やたらと明るい方(丹沢チャンピオン)に遭遇。LPGの大きなボンベを担いで、下半身はランパン1枚である。名刺をいただき、写真まで撮らせてもらった。
終始、雲の中の道だったが、塔の岳山頂に近づくにつれ、奇跡の晴れ間が現れる。木々にくっついた氷がきらきらしてきれい(雨氷というらしい)。山頂についた直後には富士山まで見えていた。思わず写真を撮ったが、10秒ほどで雲隠れしてしまった。しかしラッキーだった、今日はついている。しばらく行動食を食べながら富士山が現れないか待つが、寒くなってきたので、スパッツとチェーンスパイク装着して丹沢山に向かう。
丹沢山はもともと展望はない山と記憶しているが、今日は雲の中。山頂では何人かが休憩していたが、ノンストップで蛭が岳に向かう。ガス基調だが、時折現れる晴れ間に見える雪景色がすばらしい。この道を歩く人は少なく、1名追い越し、2名すれ違ったのみ。蛭が岳の山頂では、塔の岳方面の稜線がを見渡せるほど天気はよくなり、「曇後雨」の予報は外れたかな、と喜ぶ。
ここからいよいよ焼山方面に下るが、さらに歩く人が少ない気配。踏まれた道を少し逸れると、いとも簡単に踏み抜く。踏まれていると思われるところでも、たまに踏み抜く。なので、あまり走れずに残念。その代わり、山中湖方面の山々(残念ながらこっち方面の土地勘が全くないので山の名前がわからない)がよく見渡せ、山中湖と思われる湖もみえた。姫次までくるとたくさんの人が休憩していてにぎやかだが、座る場所がないので、蛭が岳の御姿をカメラに収め、先を急ぐ。このあたり、木についた氷が溶け出して上からジャラジャラ降ってくる。場所によってはかなり集まっており、これでハイボール飲んだらいいなぁとか、富士山の砂走りではなく丹沢の氷走りか、のようなしょうもないことを考えながら進む。
焼山には立派な展望台があるが、周りの木々がそれよりも高いため、宮が瀬湖方面のの展望しかえられない。少し下ると雪がなくなってきたので、チェーンスパイクを外す。これは非常に簡単に装着・脱着できる優れもの。ゴアテックスのトレランシューズをはけば足も濡れない。おかげで冬山ハイキングの幅が広がった。
国道に出ると、バス停まで残り約8km。バスの時間まで50分。7時間49分歩いてきた脚には不可能と判断し、次のバスに乗ることとし、歩きを混ぜながら宮が瀬バス停まで走って今回のランは終了。
本厚木の東池袋大勝軒で中華そばを食べ、ホテルで荷物を回収して駅に行くと、またしても事前に調べた時刻と違う。ちょうどロマンスカーがやってきた。酒も飲みたいので、奮発して特急はこねに乗って、この旅を締めくくった。
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