八ケ岳・横岳BC(北ではなく南八ツの横岳。杣添尾根より)
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 1,091m
- 下り
- 1,093m
コースタイム
- 山行
- 0:370
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
トレースもしっかり。危険個所はありません。 |
写真
感想
今シーズン初のバックカントリー(山スキー)。雪が少なくてどこに行こうか悩みましたが、先週のヤマレコ投稿で横岳の斜面がきれいに写ってたので出かけてみました。
八ケ岳は一昨年に天狗岳を滑っていますが、長い樹林帯を歩いて森林限界より上を少し滑るというマニアックな感じは一緒でした。今回も山スキーヤーは私一人でした。会う人会う人に、「どこ滑るの?」と。そりゃそうですよね(笑)
登りは杣添尾根の登山道を忠実にたどります。南アルプスもそうでしたが、スキー板を背負って樹林帯を歩くのは結構大変なんですよね。枝に引っかかったり、木に当たらないようにかがんだりして3時間弱歩いていると、やっと森林限界に出ました。目の前には赤岳、横岳が迫力です。振り返ると富士山、雪で白くなった金峰山もきれいです。心配していた風もほとんどないです。
この地点から気になる滑走ルートをチェックしてみると、選択肢は2つのようです。一つは北沢へ真っすぐ降りるルート。ほどほどスティープで雪の状態も良さそうですが、沢は少雪で埋まっていなそうなので藪漕ぎ必至の登り返しが必要になりそうです。もう一つは登山道に滑り込むトラバース気味のルート。登り返し不要で安全ですが滑走距離は半分以下になってしまいます。
樹林帯を抜けたので「とりあえず考えながら歩くか・・・」とシール登高に切り替えると、早々にシールトラブル。滑走面に全く張り付いてくれません。手間を惜しんでスタート時からシールを張っていたことと、日ごろの手入れの怠りからか粘着力の低下があったようです。結局板をまた背負って歩くことになり、これで滑走ルートも安全策に決定となりました。
こんなトラブルもあって山頂到着に4時間半近くかかってしまいましたが、無事登頂。長野県側もよく晴れて南・中央・北アルプスも良好な眺めでした。赤岳と阿弥陀岳の下には行者小屋のテント村がカラフルでした。硫黄岳にはまん丸の山頂付近に縦走している登山者がちらほらと見えました。
さて滑走です。横岳の山頂と三叉峰の間からドロップします。安全ルートを採ったので滑走距離も標高差も少なかったですが、八ケ岳らしく晴れてはいても低温のために雪はサラサラで、吹き溜まった場所はなかなかのパウダーを楽しめました。登山道復帰後はまた板を背負って延々歩き、無事下山しました。
昨年GWの仙丈ケ岳以来の山スキーでしたが、延々と板を背負うルートが続いたので、次はバックカントリースキーらしく最初からシールで登るところに行こうかな?
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