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Yamareco

記録ID: 7672733
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

赤岳・横岳・硫黄岳@赤岳展望荘泊・美濃戸口から

2025年01月04日(土) ~ 2025年01月05日(日)
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
27:30
距離
22.5km
登り
1,737m
下り
1,735m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:35
休憩
0:35
合計
4:10
距離 8.1km 登り 1,251m 下り 18m
10:14
10
10:24
29
10:53
10:57
1
10:58
7
11:05
54
11:59
12:00
53
12:53
13:23
56
14:19
5
2日目
山行
4:50
休憩
1:56
合計
6:46
距離 14.3km 登り 483m 下り 1,713m
6:58
28
7:26
3
7:29
7:36
2
7:38
19
7:57
8:29
3
8:32
8
8:40
8:46
6
8:52
8:56
4
9:00
9:03
4
9:07
9:08
8
9:16
9:20
8
9:34
9:41
8
9:49
9:50
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10:01
10:02
17
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10:28
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10:46
34
11:20
11:21
4
11:31
12:05
34
12:39
12:40
24
13:04
13:05
3
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13:09
25
13:34
10
13:44
0
13:44
ゴール地点
天候 晴れ時々ガス
過去天気図(気象庁) 2025年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【往路】1/4 (SAT)
新宿7:00 - 9:07茅野(あずさ1号,3410+特2140円)
茅野駅9:20 - 9:58 美濃戸口(アルピコバス1700円)

※美濃戸口行バスは土日祝日のみ運行。北八ヶ岳RW行バスは長蛇の列でしたが,美濃戸口行バスは平和で全員座れました。

【帰路】1/5 (SUN)
美濃戸口15:15→15:53茅野駅(アルピコバス)
茅野16:20→18:45新宿(あずさ44号)
コース状況/
危険箇所等
今回は,2日間の行程で初日は美濃戸口から南沢経由で行者小屋→地蔵尾根→赤岳展望荘泊。翌日日の出と共に赤岳ピストン後,横岳,硫黄岳を経由して赤岳鉱泉,北沢を下る周回ルートを選択しました。

行者小屋,赤岳鉱泉より上部は急斜面が多く,ピッケル,重アイゼン必帯。地蔵尾根の上部,赤岳展望荘→赤岳,赤岳展望荘→鉾岳(斜度は赤岳のそれより更にきつい)は短いピッケルでも丁度良い位の急斜面があります。横岳奥の院→台座の頭までは崖っぷちの狭いトラバース(鎖あり)。今回はトレースもくっきり,アイゼンが良く効く雪質で怖い感じはありませんでした。これらの危険箇所を抜けて気が抜けるタイミングに来る最後の硫黄岳の登りは地味に堪えます。硫黄岳から赤岩の頭の手前を左に降りるとすぐにシラビソが綺麗な樹林帯に入りますが,そこから赤岳鉱泉までの上部も結構な斜度がありました。
その他周辺情報 【赤岳展望荘】八ヶ岳稜線で冬季(2/11まで)も営業してくれている貴重な小屋。相部屋は,小さな部屋に2段ベッドが両サイドにある4人部屋が基本で一泊二食で13500円。宿泊者(素泊まり以外)はコーヒーやお茶,お湯はセルフサービスで頂けます。小屋の中でも寒いのでダウン上下は必須です。

【トイレ】八ヶ岳山荘,美濃戸山荘,行者小屋,赤岳展望荘,赤岳鉱泉(確認したもののみ。他にもあるかも)
ファイル
【後日参考用】当日と二日目の天気予報
(更新時刻:2025/01/06 07:58)
新年初登りはいつか行こうと思っていた冬の赤岳硫黄岳縦走です。
2025年01月04日 10:13撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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1/4 10:13
新年初登りはいつか行こうと思っていた冬の赤岳硫黄岳縦走です。
南沢をしばらく登るとさっそく素晴らしい景色。さすが八ヶ岳。
2025年01月04日 12:23撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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1/4 12:23
南沢をしばらく登るとさっそく素晴らしい景色。さすが八ヶ岳。
赤岳登山の中継地,行者小屋。ここで身支度を調えます。
2025年01月04日 13:18撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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1/4 13:18
赤岳登山の中継地,行者小屋。ここで身支度を調えます。
地蔵尾根の急登と八ヶ岳ブルー。
2025年01月04日 13:42撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
8
1/4 13:42
地蔵尾根の急登と八ヶ岳ブルー。
森林限界を超えると強風。ガスの感じで風の強さが伝わるかな。
2025年01月04日 13:58撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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1/4 13:58
森林限界を超えると強風。ガスの感じで風の強さが伝わるかな。
地蔵の頭から明日のお楽しみ,横岳方面。
2025年01月04日 14:15撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
7
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地蔵の頭から明日のお楽しみ,横岳方面。
地蔵尾根を上から見守るお地蔵さん。
2025年01月04日 14:16撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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1/4 14:16
地蔵尾根を上から見守るお地蔵さん。
例の如くガスって来ました。赤岳,中岳,阿弥陀岳。
2025年01月04日 14:17撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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例の如くガスって来ました。赤岳,中岳,阿弥陀岳。
本日のお宿,赤岳展望荘。早く温まりたい。
2025年01月04日 14:20撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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本日のお宿,赤岳展望荘。早く温まりたい。
とりあえずお汁粉とコーヒーでほっこり。
2025年01月04日 15:32撮影 by  XQ-AS42, Sony
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とりあえずお汁粉とコーヒーでほっこり。
夕焼けの時間に期待するも,ダメだこりゃ。
2025年01月04日 16:23撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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1/4 16:23
夕焼けの時間に期待するも,ダメだこりゃ。
夜はガスが晴れました。暴風激寒の写真撮影。ガスに洗われる阿弥陀岳と街の光。
2025年01月04日 19:17撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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夜はガスが晴れました。暴風激寒の写真撮影。ガスに洗われる阿弥陀岳と街の光。
夕食撮り忘れた。これは朝食。
2025年01月05日 06:01撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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1/5 6:01
夕食撮り忘れた。これは朝食。
日の出とともに赤く染まる赤岳。
2025年01月05日 06:55撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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1/5 6:55
日の出とともに赤く染まる赤岳。
お日様とふーじこちゃん。
2025年01月05日 06:58撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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1/5 6:58
お日様とふーじこちゃん。
さて,まずは赤岳を取りに行きます。
2025年01月05日 06:59撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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さて,まずは赤岳を取りに行きます。
アイゼン,ピッケルをしっかり使う楽しさを満喫。
2025年01月05日 07:19撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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1/5 7:19
アイゼン,ピッケルをしっかり使う楽しさを満喫。
赤岳頂上から横岳方面。
2025年01月05日 07:25撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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1/5 7:25
赤岳頂上から横岳方面。
逆光で読めませんが,山頂標とふーじこちゃん。
2025年01月05日 07:28撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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1/5 7:28
逆光で読めませんが,山頂標とふーじこちゃん。
完全防御態勢。
2025年01月05日 07:34撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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1/5 7:34
完全防御態勢。
さて,一度展望荘に戻り,本日のメインイベント,横岳硫黄岳に向かいます。
2025年01月05日 07:45撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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さて,一度展望荘に戻り,本日のメインイベント,横岳硫黄岳に向かいます。
かっこいいです。
2025年01月05日 08:28撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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かっこいいです。
二十三夜峰。岩登り,階段,急登,トラバース,色々あります。
2025年01月05日 08:35撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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1/5 8:35
二十三夜峰。岩登り,階段,急登,トラバース,色々あります。
鉾岳を左に巻きます。
2025年01月05日 08:57撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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1/5 8:57
鉾岳を左に巻きます。
この辺りは険しいですが,コンディションは良好。
2025年01月05日 08:59撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5
1/5 8:59
この辺りは険しいですが,コンディションは良好。
核心部を超えて赤岳を振り返る。ゴツゴツの壁面をトラバース。
2025年01月05日 09:09撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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1/5 9:09
核心部を超えて赤岳を振り返る。ゴツゴツの壁面をトラバース。
左が横岳,右は台座の頭。
2025年01月05日 09:29撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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1/5 9:29
左が横岳,右は台座の頭。
冬の横岳ゲットだぜ。
2025年01月05日 09:34撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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1/5 9:34
冬の横岳ゲットだぜ。
横岳からの赤岳・阿弥陀岳。
2025年01月05日 09:35撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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横岳からの赤岳・阿弥陀岳。
ここから急降下。
2025年01月05日 09:36撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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1/5 9:36
ここから急降下。
台座の頭を超えると,右下に硫黄岳山荘,正面に硫黄岳。
2025年01月05日 09:53撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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台座の頭を超えると,右下に硫黄岳山荘,正面に硫黄岳。
粉砂糖をまぶした爆裂火口。
2025年01月05日 10:20撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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1/5 10:20
粉砂糖をまぶした爆裂火口。
硫黄岳とうちゃこ。
2025年01月05日 10:25撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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1/5 10:25
硫黄岳とうちゃこ。
厳冬期の図。
2025年01月05日 10:27撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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1/5 10:27
厳冬期の図。
硫黄岳からの横岳,赤岳,阿弥陀岳。緩急取り合わせてかっこいい。
2025年01月05日 10:36撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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1/5 10:36
硫黄岳からの横岳,赤岳,阿弥陀岳。緩急取り合わせてかっこいい。
赤岩の頭からの硫黄岳。
2025年01月05日 10:43撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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赤岩の頭からの硫黄岳。
樹林帯に入りました。雪化粧のシラビソも美しい。
2025年01月05日 11:03撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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1/5 11:03
樹林帯に入りました。雪化粧のシラビソも美しい。
赤岳鉱泉,アイスキャンディ。面白そう。
2025年01月05日 12:04撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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1/5 12:04
赤岳鉱泉,アイスキャンディ。面白そう。
八ヶ岳山荘でバスの時間までお風呂&キーマカレー。想像より豪華で超満腹。
2025年01月05日 14:46撮影 by  XQ-AS42, Sony
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1/5 14:46
八ヶ岳山荘でバスの時間までお風呂&キーマカレー。想像より豪華で超満腹。
さて帰ります。景色が素晴らしいだけでなく,濃厚なルートで楽しめました!
2025年01月05日 15:06撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
7
1/5 15:06
さて帰ります。景色が素晴らしいだけでなく,濃厚なルートで楽しめました!
撮影機器:

装備

個人装備
半袖シャツ アームカバー 長袖インナー フリース(厚) ハードシェル(上下) タイツ ズボン(厚) 靴下(2枚重) グローブ(厚) アウター手袋(厳冬期用) 予備手袋 防寒着(ダウン上下) ゲイター バラクラバ 毛帽子 冬靴 アイゼン(12本+チェーン) ピッケル ストック 朝昼ご飯 行動食 非常食 飲料(ポカリ+サーモスで計1L) 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 時計 サングラス ゴーグル タオル ロールペーパー カメラ スマホ 着替え(下着)

感想

今回は百名山とは関係なく,純粋に冬に登ってみたいと思っていた赤岳→硫黄岳のルートを厳冬期営業を再開した赤岳展望荘に泊まって歩いてみました。

気温は−15度,風速は10m/s程度でこの時期の赤岳としては穏やかな日らしい!?ですが,稜線ではひたすら西風が吹き付けていて普通に激寒でした。お日様パワーもあってバラクラバとゴーグルしていればまあ耐えられるのですが,ピッケル握る手だけは油断すると痺れてきます。ここは課題なので改善策を考えねば。久しぶりにテクニカルなルートで楽しかったです。

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権現岳→キレット→赤岳→美濃戸
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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