天城踊子歩道 河津七滝めぐり
- GPS
- 07:50
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 282m
- 下り
- 716m
コースタイム
09:55 寒天橋 二階滝⇒ 10:50 国道414号線横断⇒
(踊子歩道)⇒ 11:05 平滑の滝⇒
11:40 宗太郎園地(昼食)12:05⇒
12:30 河津七滝入口(登尾方面)⇒
13:55 河津七滝入口バス停
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
復路は河津七滝入口バス停よりバスで出発地に戻りました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
時折雪が顔をかすめる寒空の中、天城トンネルバス停より登山道に入り旧下田街道天城山隧道に向け登って行きました。 裸電球が灯る暗いトンネルを抜け河津町地内の曲がりくねった旧下田街道を、周囲の針葉樹などの大木を鑑賞しながら下り途中二階滝に立ち寄りました。 国道414号線を横断して「踊子歩道」に入りさわやかな緑色の山葵沢や柔らかい流れの平滑の滝を通過して林道に下がりました。 二本杉峠からの道と合流する宗太郎園地の東屋付近で昼食を採りました。 丹精された大きな杉や檜の人工林に囲まれた林道を進み途中から整備された木製の階段を下がり河津川上流の猿田淵に出ました。 河津七滝(かわづななだる)めぐりの最上部地になていて、つづら折りの階段をさらに下がり「釜滝」に向かいました。 天を覆うように湾曲にそびえる柱状節理の岩盤の底から「釜滝」を眺め火山が作り出した迫力ある風景に圧倒されました。 遊歩道を下がり河津川に架かるその他の滝をめぐり河津温泉郷に着きました。 一番のメインと思われる「大滝」に向かう道が閉鎖されていて見る事が出来ないのが残念でした。 河津七滝入口バス停から修善寺駅行きの路線バスに乗り天城峠を越えて出発地に戻りました。 |
写真
感想
今日は登山愛好会の定例山行に参加しました。
登りは最初の15分間程度あとは全て下りコースになり、楽々コースと思いきや体を使わず汗もかかないので体が冷えて道中寒かったです。
立春が過ぎたばかりで寒気が残る寒い時季の山行はやはり登りがある方が温かく体にも良さそうに感じました。
今回のコースは遊歩道が大半なので道標などは良く整備されていて道迷いや特に危険個所はありませんでした。
天城越えの旧天城山隧道は明治38年に開通したようで現在の新天城トンネルが開通するまで伊豆半島を南北に結ぶ要所でした。
地元の後藤先生の著書にお湯ヶ島側から祖母さんとトンネルを抜けて下田に行ったことが書かれています。
徒歩で山道を登り天城を越えていた当時、トンネルが開通したことで馬車や人の往来も出来るようになり飛躍的に交通が便利になった画期的な出来事だったと思いました。
川端康成先生の小説「伊豆の踊子」の舞台になった道を歩み主人公の
文学青年と踊子の純愛物語を想像し昔の面影が残る旧街道を歩きました。 河津側の渓谷は深く切れ落ちていて河津七滝までかなり下がりました。 海底火山から地上に出たマグマの上に陸上火山から流れ出した溶岩が被さった様子などが見られ、躍動した何万年か前はどんなだったのか文明の力で見れるものなら見てみたい気持ちになりました。
閉鎖されている「大滝」に向かう道を早期に開放して多くの皆さんに見てもらえるようにご尽力お願いします。
「天城路フリーきっぷ」
東海バス修善寺駅で1900円で販売しています。
二日間利用でき河津駅までの間乗り放題です。
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