雲竜渓谷 シーズン終了間際のアイス
- GPS
- 09:52
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 637m
- 下り
- 624m
コースタイム
- 山行
- 3:28
- 休憩
- 6:17
- 合計
- 9:45
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林道コースは特に危険箇所はありません。洞門岩から沢コースを行く場合は滑り止めが必要です。雲竜瀑へ行く際の高巻きでも滑り止めが必要、高度が有るので滑落注意です。雲竜瀑へ小滝から直登する場合は卦蘢度の登りになり、前爪付きアイゼンとアックスが必要になります。F2から懸垂下降で降りる場合は左岸側に懸垂支点が有ります。 |
写真
感想
今シーズンは氷の成長がイマイチで八ヶ岳ばかりのアイスでしたが、やはり去年まで通った雲竜渓谷も一度は登っておきたい。と言うことで行って来ました雲竜渓谷。
週末の天気予報は微妙だけど、比較的マシな土曜日を選んで嫁さんと朝から入山。
ゲート前の気温は2度と、ありえない位の暖かさ。いつもならツルツルの林道も、それ程苦も無くアプローチする事が出来ました。
肝心の氷ですが、各エリアの状況は以下の通りで全体的に店仕舞いな感じです。
・左岸、友知らず
上部が溶けて繋がっておらず、トップアウトできないのでクライミング不可。
・燕岩手前、右岸2段30m氷柱&バーチカル
下段の氷柱崩落の為、クライミング不可。
・燕岩手前、右岸2段25mナメ&バーチカル
落ち口の氷が薄いものの、クライミング可能。
・燕岩、氷柱
いつもなら最低でも2本繋がっているけど今年は1本のみ。クライミング可能だけど自分らは技術が足りないので登れません。
・燕岩奥、右岸エリア
日陰でシーズン初めに10m〜20m程のラインが2〜3本取れ、シーズン後半は雪で埋もれます。今年は雪が少ない分、まだ登れそうに見えます。取り付くには対岸に渡る必要があり、今年は流れが雪で埋まらず渡渉できない状態です。
・雲竜瀑
マルチピッチルート。上部は溶けて穴が空き、流れ落ちる水流が見えていてクライミング不可。溶け具合は崩落の危険を感じるレベルです。仮に登れる状態でも自分らは技術が足りないので登れません。
・雲竜瀑手前、小滝F1、F2
F1が溶けて穴あき状態。クライミング不可。F2は確認しませんでした。
・雲竜瀑左岸エリア
例年1月末に警察と遭対協の訓練が行われる場所です。終了支点に立ち木等が無いのでアバラコフを使い下降、もしくはTRをセットします。登って登れない事もない感じでしたが、今回は既に右岸2段25mナメ&バーチカルを確保したので触らずでした。
こんな状態で登れる場所はごく限られた部分となっていましたが、ホームと言える雲竜渓谷だけに、早めに出発し少ないながらも遊べる氷を確保して現地で友人チームと合流、楽しいアイスな1日を過す事が出来ました。
日曜日は気温が上昇し雨も降るとの事で、いよいよ雲竜のアイスシーズンは終了な予感です。
個人的な課題である右岸2段30m氷柱&バーチカルですが、今シーズンは下段崩落で取り付くことも出来ず、チャレンジはお預けになってしまいました。
また1年間トレーニングし、来シーズンこそアックステンション無しでのリードを成功させたいと思います。
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