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Yamareco

記録ID: 813178
全員に公開
アイスクライミング
日光・那須・筑波

雲竜渓谷 シーズン終了間際のアイス

2016年02月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
yamamossan その他4人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
09:52
距離
13.4km
登り
637m
下り
624m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:28
休憩
6:17
合計
9:45
距離 13.4km 登り 637m 下り 637m
7:39
7:40
24
8:04
8:05
34
8:39
8:46
10
8:56
14:54
9
15:03
25
15:28
15:38
22
16:00
35
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2016年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
滝尾神社より先の路面状況ですが、早朝には前日解けた水が凍ってアイスバーンになる事が有ります。雪道運転に慣れていないとFF+スタッドレスでも登れない所が有ります。4WD+スタッドレスか、FF+スタッドレス+チェーンなら問題ありません。ゲート前に駐車する場合は、後から来る車の為に必ず転回余地を残すようにしましょう。
コース状況/
危険箇所等
林道コースは特に危険箇所はありません。洞門岩から沢コースを行く場合は滑り止めが必要です。雲竜瀑へ行く際の高巻きでも滑り止めが必要、高度が有るので滑落注意です。雲竜瀑へ小滝から直登する場合は卦蘢度の登りになり、前爪付きアイゼンとアックスが必要になります。F2から懸垂下降で降りる場合は左岸側に懸垂支点が有ります。
早朝にゲート前に到着したものの、既に満車に近く辛うじて駐車し入山。やって来ました雲竜渓谷、友知らずの氷も小さく、上は繋がっていないので登れません。
2016年02月13日 08:56撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
2/13 8:56
早朝にゲート前に到着したものの、既に満車に近く辛うじて駐車し入山。やって来ました雲竜渓谷、友知らずの氷も小さく、上は繋がっていないので登れません。
毎シーズン課題の「右岸2段30m氷柱&バーチカル」今シーズンは下段の氷柱が切れていてクライミング不可でした。
2016年02月13日 09:00撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
2/13 9:00
毎シーズン課題の「右岸2段30m氷柱&バーチカル」今シーズンは下段の氷柱が切れていてクライミング不可でした。
今回はアイス初めてのゲストも参加するので、ちょっと手前の「右岸2段25mナメ&バーチカル」が万人向けで手頃な感じ。とりあえずリードしてトップロープをセットしました。
2016年02月13日 10:26撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
2/13 10:26
今回はアイス初めてのゲストも参加するので、ちょっと手前の「右岸2段25mナメ&バーチカル」が万人向けで手頃な感じ。とりあえずリードしてトップロープをセットしました。
懸垂下降しながらリードで打ったスクリューを回収します。
2016年02月13日 10:30撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
3
2/13 10:30
懸垂下降しながらリードで打ったスクリューを回収します。
嫁さんと交代しながらトップロープで遊んでいたら、恩ディチームが到着しました。雲竜初めてのメンバーもいるのでとりあえず雲竜瀑を見に行きます。
2016年02月13日 10:50撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
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2/13 10:50
嫁さんと交代しながらトップロープで遊んでいたら、恩ディチームが到着しました。雲竜初めてのメンバーもいるのでとりあえず雲竜瀑を見に行きます。
こちらのパーティは燕岩の氷柱をクライミング中。見ているだけでゾクゾク来る!技術を磨いてトライ出来る様になりたいです。
2016年02月13日 12:32撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
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2/13 12:32
こちらのパーティは燕岩の氷柱をクライミング中。見ているだけでゾクゾク来る!技術を磨いてトライ出来る様になりたいです。
雲竜瀑手前のF1、F2を越えるつもりで全員がハーネス装備したのに、F1がジャバジャバで結局高巻きでした。
2016年02月13日 11:50撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
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2/13 11:50
雲竜瀑手前のF1、F2を越えるつもりで全員がハーネス装備したのに、F1がジャバジャバで結局高巻きでした。
雲竜瀑。写真では判り辛いですが、かなり解けてしまっています。上部には穴が開いて、水が流れ落ちているのが見えています。
2016年02月13日 12:10撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
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2/13 12:10
雲竜瀑。写真では判り辛いですが、かなり解けてしまっています。上部には穴が開いて、水が流れ落ちているのが見えています。
戻ってアイスタイムの始まりです。恩ディのクライミング。今回投入のカシンの「アレ」は使い心地良さそうですね〜
2016年02月13日 12:54撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
2/13 12:54
戻ってアイスタイムの始まりです。恩ディのクライミング。今回投入のカシンの「アレ」は使い心地良さそうですね〜
登る人、確保する人、見る人、食べる人。週末の雲竜渓谷は色んな人で賑わいます。
2016年02月13日 13:00撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
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2/13 13:00
登る人、確保する人、見る人、食べる人。週末の雲竜渓谷は色んな人で賑わいます。
恩ディ余裕のトップアウト。流石です。
2016年02月13日 13:01撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
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2/13 13:01
恩ディ余裕のトップアウト。流石です。
ハラ減り休憩中。この絵だけ見れば完全に滝見ハイキング状態ですが…。
2016年02月13日 13:18撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
2/13 13:18
ハラ減り休憩中。この絵だけ見れば完全に滝見ハイキング状態ですが…。
今回初めて雲竜渓谷を見にきた彼も、気付いたら両手にアックスを握らされ、ロープを結ばれこんな事に。
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今回初めて雲竜渓谷を見にきた彼も、気付いたら両手にアックスを握らされ、ロープを結ばれこんな事に。
しぐさん人生初アイス。一緒に行くメンバーが悪かったのか、雲竜渓谷を見にきただけなのに何故か氷の壁に張り付くハメに(笑)
2016年02月13日 13:30撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
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2/13 13:30
しぐさん人生初アイス。一緒に行くメンバーが悪かったのか、雲竜渓谷を見にきただけなのに何故か氷の壁に張り付くハメに(笑)
「おらおら〜ボルダーガンガン登れてんのは知ってんだよ!キリキリ登れ〜」ジムで登っているのはバレてるのでそう簡単に許してもらえない。
2016年02月13日 13:35撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
2/13 13:35
「おらおら〜ボルダーガンガン登れてんのは知ってんだよ!キリキリ登れ〜」ジムで登っているのはバレてるのでそう簡単に許してもらえない。
しぐさん下から言葉責めの図(笑)ようやく降りる許しがもらえました。とはいえ初めてのアイスを平爪アイゼンでこれだけ登れるとは!流石の強強クライマーでした。
しぐさん下から言葉責めの図(笑)ようやく降りる許しがもらえました。とはいえ初めてのアイスを平爪アイゼンでこれだけ登れるとは!流石の強強クライマーでした。
次は嫁さんが登ります。前回の南沢大滝に比べれば氷は柔らかく、斜度も長さも優しくなっています。
2016年02月13日 13:49撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
2/13 13:49
次は嫁さんが登ります。前回の南沢大滝に比べれば氷は柔らかく、斜度も長さも優しくなっています。
数回目で慣れてきたのか、じっくり登って無事トップアウトできました。
2016年02月13日 13:57撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
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2/13 13:57
数回目で慣れてきたのか、じっくり登って無事トップアウトできました。
最後に自分が登ってロープをかけ替え、懸垂下降で終了です。懸垂支点に2年前に残置した捨て縄が健在でなんだか懐かしい気分でした。
2016年02月13日 14:06撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
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2/13 14:06
最後に自分が登ってロープをかけ替え、懸垂下降で終了です。懸垂支点に2年前に残置した捨て縄が健在でなんだか懐かしい気分でした。
帰りの渡渉。暖冬で渡渉点が雪に埋まらず、水量も多めで一番の核心だったかもしれません。
2016年02月13日 15:15撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
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2/13 15:15
帰りの渡渉。暖冬で渡渉点が雪に埋まらず、水量も多めで一番の核心だったかもしれません。
撮影機器:

感想

今シーズンは氷の成長がイマイチで八ヶ岳ばかりのアイスでしたが、やはり去年まで通った雲竜渓谷も一度は登っておきたい。と言うことで行って来ました雲竜渓谷。

週末の天気予報は微妙だけど、比較的マシな土曜日を選んで嫁さんと朝から入山。
ゲート前の気温は2度と、ありえない位の暖かさ。いつもならツルツルの林道も、それ程苦も無くアプローチする事が出来ました。

肝心の氷ですが、各エリアの状況は以下の通りで全体的に店仕舞いな感じです。

・左岸、友知らず
上部が溶けて繋がっておらず、トップアウトできないのでクライミング不可。

・燕岩手前、右岸2段30m氷柱&バーチカル
下段の氷柱崩落の為、クライミング不可。

・燕岩手前、右岸2段25mナメ&バーチカル
落ち口の氷が薄いものの、クライミング可能。

・燕岩、氷柱
いつもなら最低でも2本繋がっているけど今年は1本のみ。クライミング可能だけど自分らは技術が足りないので登れません。

・燕岩奥、右岸エリア
日陰でシーズン初めに10m〜20m程のラインが2〜3本取れ、シーズン後半は雪で埋もれます。今年は雪が少ない分、まだ登れそうに見えます。取り付くには対岸に渡る必要があり、今年は流れが雪で埋まらず渡渉できない状態です。

・雲竜瀑
マルチピッチルート。上部は溶けて穴が空き、流れ落ちる水流が見えていてクライミング不可。溶け具合は崩落の危険を感じるレベルです。仮に登れる状態でも自分らは技術が足りないので登れません。

・雲竜瀑手前、小滝F1、F2
F1が溶けて穴あき状態。クライミング不可。F2は確認しませんでした。

・雲竜瀑左岸エリア
例年1月末に警察と遭対協の訓練が行われる場所です。終了支点に立ち木等が無いのでアバラコフを使い下降、もしくはTRをセットします。登って登れない事もない感じでしたが、今回は既に右岸2段25mナメ&バーチカルを確保したので触らずでした。

こんな状態で登れる場所はごく限られた部分となっていましたが、ホームと言える雲竜渓谷だけに、早めに出発し少ないながらも遊べる氷を確保して現地で友人チームと合流、楽しいアイスな1日を過す事が出来ました。

日曜日は気温が上昇し雨も降るとの事で、いよいよ雲竜のアイスシーズンは終了な予感です。

個人的な課題である右岸2段30m氷柱&バーチカルですが、今シーズンは下段崩落で取り付くことも出来ず、チャレンジはお預けになってしまいました。

また1年間トレーニングし、来シーズンこそアックステンション無しでのリードを成功させたいと思います。

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技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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