2010/10/11-14 北ア縦走(前穂高岳〜奥穂高岳〜涸沢岳〜北穂高岳〜槍ヶ岳)

- GPS
- 29:05
- 距離
- 34.2km
- 登り
- 3,080m
- 下り
- 2,991m
コースタイム
大駐車場 13:25
13:32 河童橋
16:18 岳沢小屋
2010/10/12
岳沢小屋 6:26
9:06 紀美子平
9:31 kankotoさんと2ショット!
9:36 前穂高岳 9:42
11:40 南稜の頭
11:50 奥穂高岳 12:05
12:35 穂高岳山荘
13:07 涸沢岳 13:20
15:41 北穂高岳
15:42 北穂高岳山荘
2010/10/13
15:42 北穂高岳山荘 6:25
9:45 南岳小屋(獅子鼻:キレット展望台ピストン) 9:51
10:12 南岳 10:19
10:53 中岳南岳中間地点ピーク
11:40 中岳(水場涸れ)
12:45 飛騨乗越
13:00 槍ヶ岳山荘
13:34 槍ヶ岳
2010/10/14
6:25 槍ヶ岳 6:31
槍ヶ岳山荘 7:31
7:34 殺生分岐
10:25 ババ平キャンプ場(昼食) 11:07
11:29 槍沢ロッジ
12:34 横尾山荘 12:43
13:34 徳沢園
14:21 明神館
15:32 河童橋
15:36 大駐車場
| 天候 | 10/11-14 晴れ、昼からガスが上がって来る 10/14の早朝は風も出てかなり冷え込み、シュラフ表面に霜が降りた。外のアクエリアスが少しだけれどシャーベット化した。歩き出してからも-1度。 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
2010/10/14 さわやか信州号 上高地16:00〜新宿20:06 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
2010/10/11 大駐車場〜岳沢小屋は危険箇所無し 2010/10/12 岳沢〜前穂の重太郎新道は危険度中 前穂〜奥穂〜穂高岳小屋は危険度中 涸沢岳〜北穂は危険度大。 軒にザックのシュラフがあたり谷側に乗り出さないと通過できない場所が有り恐怖。 まじっすか!!本当にここ上るの!!と言ったところあり。 2010/10/13 北穂〜南岳(大キレット)危険度大。チェーンがとめ具だけで無い部分あり。 槍ヶ岳山荘〜槍ヶ岳は危険度小。岩登りの入門に好適。 諸費用: さわやか信州号 6000円x2 岳沢小屋テント 500円 奥穂高岳小屋素泊まり 6000円、宿泊者は水、湯、ほうじ茶無料。参考)一食付き7800円、二食付き9000円。 槍ヶ岳山荘テント 500円 小梨平キャンプ場入浴 500円 キャンプ場の受付で支払い同じ建物、きれい。14時〜 上高地トイレチップ 50円 他 今回初めて、ヤマレコから長野県警に計画書メール出しました。 ■水分と食料、()有るのは使用数、()無しは完食 アクエリアス2l、水0.5l、ウィスキー1.2l、麦とホップ0.35l→4.05kg 粉末アクエリアスx4(0) 米150g、パスタ120g、粒コーン17.7gx3(1)、卵スープ5.5gx3(0)、コーヒx2(0) ラーメン76.3gx6(4)、餅45gx9(7含む2個あげた)、干し若布木耳椎茸200g 鯖缶200gx3、小豆缶165gx1、魚肉ソーセージ90gx2(1個あげた)、 りんご180gx4(含むバスで二個頂いた)、大福77gx7、レモン菓子と飴100g→3.0042kg ブタンガスボンベ380g(100g) --------------- 風呂で計測した、ザック+備品+食品残+容器の重量 →11.5kg 推定総重量:18.65kg(靴とストック除く) |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
■モチーフ
中途入社二十年目で、十日間のリフレッシュ休暇を頂いた。
入社十年目のリフレッシュ休暇には降雪でいけなかった奥穂をリベンジしよう。
その時は、涸沢ヒュッテ泊で台風並みの低気圧通過後朝は一面銀世界、
ピーカンの涸沢からザイテンを登り涸沢岳を堪能できたのは最高の思い出であった。
■小屋とキャンプ場とコース所感
2010/10/11
新宿7時発の、さわやか信州号、乗客18名で二人席に一人。
岳沢のキャンプ場は小屋から150mほど上、眺望は小屋と特に変わらず。合計4張だった。
2010/10/12
重太郎新道、吊尾根は梯子の急騰あるもそんなに危険箇所無し。
奥穂から穂高岳山荘への下り後半が少し急で怖い。
涸沢岳北100mの長い鎖下降地点からはステッキはしまう。
このような鎖場や梯子の連続。一箇所ザックの外のシュラフが岩天井に当たり
通過に難儀する場所あり怖かった。この晩何とか荷を整理しシュラフをザック外
だが下部に移動。
北穂高岳小屋のキャンプ場は南に北穂分岐を超え300m程戻り下る。
遠くて戻る元気なく小屋素泊まりにした。
しかし、小屋のベランダからは槍、涸沢、穂高の眺望がすばらしく、北穂山頂まで
小屋のサンダル履いて20m。ここは空いてれば小屋泊まりが正解だと思う。
「北穂が良い」と良く聞くが、この小屋に泊まった場合のことであろう。
キャンプ場からは北穂の裏になる槍が見えません。
今回は4人部屋に3人!。平日を狙って是非。
2010/10/13
槍ヶ岳山荘到着時にはガスが槍を覆ったり晴れたり。一応子一時間で往復したが明日早朝に期待。
キャンプ場は小屋から南へ100m程。合計4張だった。南斜面なので遠くへ行くほど下がる。
眺望は斜面でやり見えず、南の大喰岳のみで傘が岳等の左右が少し。
少し風が出てツェルトがパタパタうるさい。夜中ギーンと冷えたピナコラーダじゃなかったアクエリアスを飲んだらおなかを下してしまってトイレへ急行。やれやれ。
2010/10/14
タンタンタンタンー。シュラフで安静にしていても動悸が激しくうるさい。自分では気づかずとも体は空気の薄さに対応するため頑張っているようだ。朝、アクエリアスが少しシャーベット化していた。シュラフは5度まで対応のイスカ600Kだが中は十分快適。シュラフのチャックを閉めており明るくなっても気づかず寝坊した。ツエルト、シュラフ表面が結氷している。
予想通り早朝の槍は好天。さくっと上ってくる。初めて山頂独占でシェーも出来た。
その後は特に問題なし。ちょっとババ平の昼食でゆっくりし過ぎてバスに間に合わせるため加速した。頑張って小梨平キャンプ場で入浴(500円)もでき木綿に着替えられた。これでバスで悪臭源とならずにすむ。バス乗客33名。



















i_wata18 さま
やっとご帰還。お疲れ&おめでとうございます
ものすごい思い出、自信がついたのではないでしょうか
レコなかなか全貌が、、、、期待しておりました。
期待違わず、、3泊4日、それも北アでテン泊メインで。
おまけにkankotoさんとドッキング
写真何枚撮ったのでしょうか?
全部載せてもいいかも
追加:ショエーの絵ですよ
「絵」ゆっくり堪能させてください。
i_wata18さん お久しぶりです。
北ア縦走の4日間 お疲れ様でした。
まずは岳沢の雪渓、紅葉の素晴らしさ。
kankotoさんと2ショット! (シェーしちゃえばよかったのに)
前穂高岳のお二人の写真の男性はi_wata18さんですか?
「ザックの外のシュラフが岩天井に当たり通過に難儀する場所」にはドキドキです。
お腹の調子が悪くなられたようですが、もしかしたら
乾麺(らーめん)を食された事が原因でしょうか?
私は即席麺を食べると必ず、お腹の調子が悪くなります。
無事に下山されて良かったですね。
P,S PCを持って登られたのですか?それとも携帯?
77ms1ksbさま
好天でとても楽しい四日間でした。
ふくらはぎの筋肉が太くなり、体重も71→74kgに増加。
>追加:ショエーの絵ですよ
ちゃんとありますよ。大槍の上で。
これが一枚無いとヤマレコ人としては。。。。
sumikoさま
ご無沙汰しております。
>kankotoさんと2ショット! (シェーしちゃえばよかったのに)
オファーしたら今後、逃げてしまわれそうなので。
>前穂高岳のお二人の写真の男性はi_wata18さんですか?
はい、もちろん我々です。
>「ザックの外のシュラフが岩天井に当たり通過に難儀する場所」にはドキドキです。
これがあったから、こちらのほうが、大キレット下降より怖かったです。
反省点:岩場通過はザックの出っ張り無くせ。
アルペンガイドでは、涸沢岳〜北穂★★、大キレット★★★、奥穂西穂★★★★です。
>お腹の調子が悪くなられたようですが
思いつく原因:
1.テン場に落ちていた玉ねぎを半分刻んで昼ラーメンに入れて食べた。
2.凍りかけのアクエリアスを夜中のど渇いて飲んだ。
うーんどっちだろう。
>P,S PCを持って登られたのですか?それとも携帯?
もちろん軽い携帯電話です。へばり気味で電池切れ寸前の。
でも後で小梨平キャンプ場のお風呂の体重計で調べたら、消耗品が空に近い状態で11.5kg、水と食料を再現加算したら20kg近く背負っていた。持ち物再検討必須です。
kankotoさんの記録でi_wata18さんとお会いした、とあり楽しみに待っていました
大キレット・・・憧れるのですが、まだ僕には調べる限り無理かな、と。アルペンガイドで涸沢岳〜北穂間が★★ですか・・・。今年、その区間もまだ時期尚早と避けましたので。i_wata18さんの記録を今後の参考とさせて頂きます!
4日間、天気にも恵まれて何よりでしたね。
山小屋も空いていたようでこの時期が狙い目なんですかね
僕は以前、予定していて天候悪化で延期した北岳登山の日がi_wata18さんと同じ日だった、という事があって以来、いつかどこかでお会いする気がしております(八ヶ岳の日も結構近かったですよね)。単独行時は疲れ切っている事が多いですが、お会いした暁には是非「シェー」のご指導頂けますよう、宜しくお願いいたします
jimsonさん、こんばんは。
アルペンガイドでは、jimsonさんも歩かれた、
重太郎新道「岳沢から前穂、奥穂」も★★★です。悪天候だったなら実質さらに難所ですね。
大キレットは確かに逆コースのほうが安全だと思います。つまり北穂側の斜面が怖い。
>いつかどこかでお会いする気がしております
そもそも大菩薩5/4へ一日遅れの5/5に私が行ってコメントしたのが始まりですしね。
i_wata18さん
お帰りなさい&お疲れ様でした。
気持ちの良い稜線を槍まで行っちゃいましたね
北穂から涸沢に下りるのかと思ってました。
荷物背負っての涸沢岳から先は難所が多いですから
大変でしたね。
ご来光、良いですね。泊まりの特権ですね。
槍山頂貸し切りも。
>一緒にシェーしましょうとは言えなかった。
言っていただければ・・・
ただあの急斜でやったらシェーポーズのまま
滑落しそうですね
kankotoさん今日は
私は全然お顔を知らなかったので驚きました。
ヤマレコTシャツ着ていて良かったです。
ヤマレコ人にすらほとんど気がついてもらえず実際効果が有ったのは初めてでした。
山頂には9時過ぎに到着しないとガスがかかりだすようです。でもって最近はなるべくツェルトで泊まりたいなと思っています。今回は3000m級のアクエリアスの凝固点以下の氷点下でも「天気が良ければ」問題ないことが分かったのは収穫です。
次回お会いしましたら安全な所でツインシェーをやりましょう。
PS.夜行運転で日帰りハイペース凄いです。私の夜行は八ヶ岳程度までですのでバスでした。
i_wata18さんコンバンワです。
山行記録も写真も素晴らしいですね。
北アルプスをかなり堪能されたのではないでしょうか?
そんな中山での出会いは久しぶりに会う幼馴染の感じがするのは何故でしょうか?
山と存在がなしえるのかな?
kintakunteさんお早うございます。
10年ぶりの北アルプスでした。天候も良く最高でした。
>そんな中山での出会いは久しぶりに会う幼馴染の感じがするのは何故でしょうか?
同じく山という強大な自然に畏怖を感じる者としての仲間意識なのでしょうか?
自然信仰の原点を垣間見る気がします。
私はずっと横浜ですが、山を求めて長野に移住されました?
i_wata18 さんコメント有難うございます。
長野へは就職出来ました。
が、長野の自然に憧れていたのは事実ですね。
こんなすてきな連休してたんだー!
んー、爽快感が伝わってきます
岩稜についている△のって、あれ何ですか???
kankotoさんとのシェー、見たかったなぁ
(アルプス一万尺も聞きたいねー(爆))
ありがとうございます。
生誕半世紀の節目に何か思い出になる登山をと思い行ってきました。良かったです。
△は、足場です。踏み外すとずーーっと下まで落ちてしまいます。ちなみにこの辺りの「飛騨泣き」は、逆コースだと右のガレに入り滑落してしまう人が居るのでご注意。
>kankotoさんとのシェー
kankotoさん大丈夫そうなので次回にご期待。
garumaaさん、最近沢ばっかりなのでうまくコメントできないよ。でも来年頃は丹沢でやってみたいと思っています。
PS.本日、生誕半世紀+1年となりました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する