消滅間近の鼠ヶ岳（ねずみがだけ）

2016年03月13日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.2km
• 登り: 474m
• 下り: 433m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:00
• 休憩: 0:40
• 合計: 4:40

9:40 スタート地点
10:50 11:00 （太駄）御岳山
11:50 12:10 鼠ヶ岳
12:40 平沢峠
13:20 13:30 横隈山
14:20 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

バス

駐車場はない

コース状況／危険箇所等

廃林道〜（太駄）御岳山〜鼠ヶ岳〜郡界尾根：バリルートなので道はないが藪もないので、それほど苦労しないで歩ける。
採土場：平日は採土作業のため侵入できない。斜面や法面が不安定でかなり厄介。
郡界尾根〜横隈山：やや荒れ気味だがハイキング道が整備されている。
郡界尾根〜沢戸：たぶん送電線巡視路。倒木が多く荒れ気味だが道ははっきりしている。

その他周辺情報

周辺に駐車できるスペースがない。自家用車の場合、少し遠いが殿谷戸の公民館のスペースに停めさせてもらうとよい。
児玉から登山口に向かう途中にある河内の「いずみ庵」の蕎麦は有名。近所の人たちでいつもにぎわっている。

写真

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県道から林道に入る

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林道に入ると目の前にある萩宮橋。小山川（身馴川）をわたる。

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橋を渡って直進し、廃林道に入る。

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廃林道を行く。1か所スイッチバックがある。

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廃林道を10〜15分くらい行くと左の植林帯に入る踏み跡がある。

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分かりづらいが、これが藪を漕がないで稜線に出られる唯一のルート。

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植林帯を抜けると自然林になる。ほとんど獣道。

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稜線の小鞍部に出たところ。

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（太駄）御岳山手前のやや痩せた稜線。

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消滅してしまった男岳・女岳の削られた跡が見える。

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（太駄）御岳山。御嶽大神の石碑がある。武蔵国郡村誌には「雨乞山」と記されている。

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（太駄）御岳山の四等三角点。

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稜線には踏み跡がある。快適。

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ほどなくして採土場にでた。

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周辺の山はほとんど削られている。

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鼠ヶ岳もすでに半分削られている。右側の最高峰はかろうじて無事。

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稜線が削られた跡をゆく。

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巨大な重機。今日は日曜なので採土作業は休み

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掘削面から稜線に這い上がる。

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505m標高点ピーク（東峰）。ここはもうすぐなくなる。

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505m峰から最高点に続く稜線。

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山頂直下の登り。

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鼠ヶ岳（中央峰）山頂。武蔵国郡村誌には「鼠ヶ嶽」と記されている。本庄市の白図によると標高517.2m。

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山頂西側のピーク。西側が急傾斜になっている。

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西側の急傾斜。南東の尾根を少しだけ下り、トラバースして稜線に復帰する。

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504m標高点ピーク（西峰）。ここで郡界尾根に合流する。

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郡界尾根の平沢峠。

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鉄塔尾根分岐付近。横隈山に近づくと再び自然林になる。

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古い道標が散見される。

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林道を横目で見ながら最後の登りにかかる。

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登りついたところにある展望台。

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展望台から鬼石市街を望む。

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展望台近くにある石碑。

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展望台から山頂に続く頂稜。

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横隈山の山頂

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北側が少しだけ開けている。

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少し戻って鉄塔尾根に入る。

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鞍部のこの標柱のところから北側の送電線巡視路に下る。

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巡視路はほとんど植林地の中。

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荒れた別荘地に出た。

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里は花盛り。

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紅梅もあった。

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沢戸集落の背後に莱平山が見えた。

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帰途、深谷市の産業遺産・煉瓦工場（国重要文化財）に寄った。

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ボランティアのガイドさんが無料で案内してくれる。

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明治初期に煉瓦を焼いた窯の中。

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東京駅等、主要な明治期建築物の煉瓦はほとんどここの窯の産。

撮影機器：

Canon PowerShot S100 Canon

感想

japanet

鼠ヶ岳の山頂は辛うじて残っていた。
掘削スピードからすると、消滅まであと1年くらいだろうか・・・。