【高崎観梅散策】箕輪城跡〜箕郷梅林〜榛名梅林〜浅間山〜少林山達磨寺〜観音山【己36.5*】
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- GPS
- 09:44
- 距離
- 39.6km
- 登り
- 900m
- 下り
- 1,008m
コースタイム
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 3:44
- 合計
- 9:44
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:高崎駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
田園の中の小道を歩くと、風雪で倒れた竹により進行困難な箇所が多くある。 堆肥臭が漂っているが、それが呼吸困難なほど濃厚に溜まっている箇所あり。 |
その他周辺情報 | 出発地点近くに箕郷温泉まねきの湯 観音山近くに観音山温泉錦山荘 |
写真
感想
桜の便りが近づいてきたので、例の如く、観梅に行く。
好天が望めなかった春の三連休も直前になって予報が好転し、さてとどこへいくかと考える。が、どうも決め手が無い。夜も遅くなってきたので、桜の開花ニュースが近づいていることもあり、梅を観に行くこととした。
箕郷梅林から榛名山へ至ることも考えたが、さすがに距離が遠すぎるので、大人しく高崎周辺の低山を歩くに留める。
【箕輪城跡】
日本百名城に相応しく、城郭の土台や堀といった遺構がしっかりと残っている。また、平山城だっただけあって、市街地の展望も開けていた。戦国時代の勢力圏としては小豪族の乱立した北関東らしく、上杉→武田→織田→北条と変遷しており、往時の労苦が偲ばれる。
本丸跡は広く、日清戦役以降の彰忠碑が並んでいる。
【箕郷梅林】
広さ300haの広さに梅木の数は約10万本。榛名山や関東平野の展望を楽しみながら観梅するコースや梅の木立の中を潜るコースがある。善地会場と梅公園には売店が立ち並び、焼きまんじゅうや甘酒等を販売。こういう出店にしてはかなり安いと思う。
ほとんどが白梅。善地会場では駐車場を巻くように河津桜が満開。
【榛名梅林】
箕郷梅林から碓氷川を渡って反対側の山の斜面に広がる400ha、約12万本の梅林。
こちらは文化会館エコールという所でイベントが催されていたようだが、それ以外は箕郷梅林ほど観光地然としておらず静かなものだ。何も道標が無いと思っていたが、エコールからの動線上にだけある模様。
【御岳山】
榛名梅林から出てきてすぐの所にある自動販売機裏の藪道を行くのかと思っていたが、後で調べてみた所では、さらに南下した所で脇道に入るということだった。事前のリサーチ不足だが、むやみやたらに藪中に突入しなくて良かったとも思う。
【浅間山】
御岳山と同じく、碓氷川南岸に沿って伸びる尾根上の一峰。頂上に浅間神社を戴く。地図に従って藪道を歩いて登ったが、上がってみたら車道が直下まで延びていた。山頂からは南北の展望あり。
【少林山達磨寺】
高崎といえば高崎だるま。その元となったのがこの達磨寺である。だるまは起き上がり小法師と混同されることもあるが、構造は極めて似ている。となれば、無病息災にも繋がるはずだ、と考えて、昔、祖母の傷病平癒祈願に訪れたことがあるが、おかげさまでその後快復した。その御礼とともに今後も心静かに過ごせるよう改めてお祈りする。
【観音山】
高崎市街地を見下す観音山は見所がたくさん。その一つが山頂に佇む高さ41.8mの白衣大観音である。建立が昭和11年ということで、終戦直前の前橋・高崎空襲も観音様は目の当たりにしたのである。夕陽を後光に哀愁を漂わせる大観音を眺めつつ、平和を思う。
と、高崎一帯を歩いたわけだが、とにかく花粉が凄い。山の森の中にいた方が花粉が遮られて被害が少ない。何も遮るものが無い台地上を春先に一日中歩くと、鼻や咽喉に違和感を生ずることになる。
また、今回グーグルマップを頼りに歩いたが、グーグル先生は道が繋がっていさえすれば、その道の状態に関わらず案内するので要注意だ。これは集団で山を歩くときも同じ。リーダーに任せきりにせず、自らも考えることが肝要だろう。
さはさりながら、今春の梅の最後の輝きに出会えて大変満足の行く散策であった。
〜おしまい〜
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